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公開番号
2024135710
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023046529
出願日
2023-03-23
発明の名称
開き戸
出願人
三和シヤッター工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E06B
5/16 20060101AFI20240927BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】部材の製作容易性や、部材の位置決めや交換の容易性を追求しつつ、開き戸の扉体の反り防止及び表面材の開き防止を図る。
【解決手段】
上下のピボットヒンジ9によって開口部に支持された開き戸の扉体1において、扉体1の戸尻側見込面は、扉体の見付面を形成する表面材14、15を折り曲げてなる見込辺141、151から形成されており、扉体1の戸尻側見込面の高さ方向の所定部位には、反り防止用突起部5が突設されており、扉体1の戸尻側見込面の高さ方向の所定部位には、見込辺141、151を押さえて固定する表面材押えプレート6が設けてあり、表面材押えプレート6と反り防止用突起部5が別体である。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
上下のピボットヒンジによって開口部に支持された開き戸の扉体において、
扉体の戸尻側見込面は、扉体の見付面を形成する表面材を折り曲げてなる見込辺から形成されており、
前記扉体の戸尻側見込面の高さ方向の所定部位には、反り防止用突起部が突設されており、
前記扉体の戸尻側見込面の高さ方向の所定部位には、前記見込辺を押さえて固定する表面材押えプレートが設けてあり、前記表面材押えプレートと前記反り防止用突起部が別体である、
開き戸。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記扉体に内蔵された戸尻側縦フレームの見込辺と、前記表面材の前記見込辺との間にはスペースが設けてあり、
前記スペースには、前記所定高さに位置して固定プレートが設けてあり、
前記反り防止用突起部及び前記表面材押えプレートは、前記固定プレートに固定されている、
請求項1に記載の開き戸。
【請求項3】
前記扉体の前記戸尻側見込面は、第1見付面を形成する第1表面材を折り曲げてなる第1見込辺と、第2見付面を形成する第2表面材を折り曲げてなる第2見込辺と、からなり、
前記表面材押えプレートは、前記第1見込辺、前記第2見込辺を押さえるように設けられる、
請求項2に記載の開き戸。
【請求項4】
前記第1見込辺の先端には戸尻側縦フレームの前記見込辺へ向かう第1折曲片が形成されており、
前記第2見込辺の先端には戸尻側縦フレームの前記見込辺へ向かう第2折曲片が形成されており、
前記第1折曲片と前記第2折曲片は、前記スペース内で当接しており、
前記固定プレートが設けられた部位には、前記第1折曲片及び前記第2折曲片は形成されておらず、かかる部位において、前記第1見込辺と前記第2見込辺の間に高さ方向の延びる隙間が形成されており、
前記反り防止用突起部及び前記表面材押えプレートは、前記隙間を塞いでいる、
請求項3に記載の開き戸。
【請求項5】
前記表面材押えプレートには開口が形成されており、
前記反り防止用突起部は、前記開口内に位置して、前記扉体の前記戸尻側見込面に固定されている、
請求項1~4いずれか1項に記載の開き戸。
【請求項6】
前記表面材押えプレートは、前記第1見込辺を押さえる第1表面材押えプレートと、前記第2見込辺を押さえる第2表面材押えプレートと、からなる、
請求項3、4いずれか1項に記載の開き戸。
【請求項7】
前記反り防止用突起部は第1の高さ位置に設けてあり、
前記表面材押えプレートは、第1の高さ位置とは異なる第2の高さ位置に設けてあり、前記第1見込辺、前記第2見込辺に跨るような幅寸法を備えている、
請求項3、4いずれか1項に記載の開き戸。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、開き戸に係り、詳しくは、防火性能を備えた開き戸に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
開き戸の扉体は、戸尻側部位が開口枠に対して回動可能に支持されており、扉体の全閉姿勢では、扉体の戸先側見込面から突出するラッチが開口枠の戸先側縦枠(両開き戸の場合には、他方の扉体の戸先側見込面に形成された)に設けられたラッチ受けに係止するようになっている。全閉姿勢にある開き戸において、火災が発生すると、火災時の熱で扉体が反るように変形するおそれがあるが、変形が大きくなると、扉体と開口枠との間に防火上不利な隙間が生成されるおそれがある。扉体の反りは高さ方向の中央部位で大きくなり得るが、扉体の戸先側見込面から突出するラッチの高さ位置は、扉体の高さ方向の略中央部位に位置するので、ラッチが開口枠(両開き戸の場合には、他方の扉体)に係止することで、扉体の戸先側部位の反りを抑制することができる。
【0003】
一方、扉体の回動支持手段としてピボットヒンジが採用されている場合には、扉体の戸尻側見込面は開口枠の戸尻側縦枠に高さ方向に亘って連結される部位が無いため、扉体の戸尻側の高さ方向中央部位において反りが生じるおそれがあり、反りが大きくなると扉体の戸尻側見込面と戸尻側縦枠との間に防火上不利な隙間が生成されることになる。また、扉体の戸尻側部位が反ることによって、扉体の戸尻側見込面を形成する表面材(火災時の熱で力骨との接着力が弱くなっている)が高さ方向中央部位で開いてしまうおそれがあり、この表面材の開きも防火上不利である。
【0004】
扉体の戸尻側見込面の所定高さ位置に突部を設け、開口部全閉時に当該突部が開口枠の戸尻側縦枠の見込面の凹部内に位置することで、火災時の扉体の反りを防止しようとするアイデアは古くから存在する(特許文献1)。扉体の反りの規制に加えて、表面材(火災時の熱によって力骨との接着力が弱まる)の開きを防止することが望ましいが、本発明者は、扉体の反り防止手段と、表面材の開き防止手段を別々の部材から構成することで、各部材の製作容易性や、各部材の位置決めや部材の交換の容易性を追求した。
実公昭51-14428
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、部材の製作容易性や、部材の位置決めや交換の容易性を追求しつつ、開き戸の扉体の反り防止及び表面材の開き防止を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明が採用した技術手段は、
上下のピボットヒンジによって開口部に支持された開き戸の扉体において、
扉体の戸尻側見込面は、扉体の見付面を形成する表面材を折り曲げてなる見込辺から形成されており、
前記扉体の戸尻側見込面の高さ方向の所定部位には、反り防止用突起部が突設されており、
前記扉体の戸尻側見込面の高さ方向の所定部位には、前記見込辺を押さえて固定する表面材押えプレートが設けてあり、前記表面材押えプレートと前記反り防止用突起部が別体である、
開き戸、である。
【0007】
1つの態様では、前記扉体に内蔵された戸尻側縦フレームの見込辺と、前記表面材の前記見込辺との間にはスペースが設けてあり、
前記スペースには、前記所定高さに位置して固定プレートが設けてあり、
前記反り防止用突起部及び前記表面材押えプレートは、前記固定プレートに固定されている。
【0008】
1つの態様では、前記扉体の前記戸尻側見込面は、第1見付面を形成する第1表面材を折り曲げてなる第1見込辺と、第2見付面を形成する第2表面材を折り曲げてなる第2見込辺と、からなり、
前記表面材押えプレートは、前記第1見込辺、前記第2見込辺を押さえるように設けられる。
【0009】
1つの態様では、前記第1見込辺の先端には戸尻側縦フレームの前記見込辺へ向かう第1折曲片が形成されており、
前記第2見込辺の先端には戸尻側縦フレームの前記見込辺へ向かう第2折曲片が形成されており、
前記第1折曲片と前記第2折曲片は、前記スペース内で当接しており、
前記固定プレートが設けられた部位には、前記第1折曲片及び前記第2折曲片は形成されておらず、かかる部位において、前記第1見込辺と前記第2見込辺の間に高さ方向の延びる隙間が形成されており、
前記反り防止用突起部及び前記表面材押えプレートは、前記隙間を塞いでいる。
なお、前記隙間は完全に塞がれていなくてもよく、部分的に塞がれない部位があってもよい。
【0010】
1つの態様では、前記表面材押えプレートには開口が形成されており、
前記反り防止用突起部は、前記開口内に位置して、前記扉体の前記戸尻側見込面に固定されている。
1つの態様では、前記表面材押えプレートは、前記第1見込辺、前記第2見込辺に跨るような幅寸法を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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