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公開番号
2024134826
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023045222
出願日
2023-03-22
発明の名称
建具
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
1/62 20060101AFI20240927BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】枠に取り付けられたアングルを容易に取り外すことができる建具を提供する。
【解決手段】建具は、金属枠11Aと、金属枠11Aの屋内側に配置された樹脂製のアングル21と、を備え、金属枠11Aは、屋内に面して配置される屋内側壁部111から屋内側に突出する係合受け部160を備え、アングル21は、係合受け部160の屋外側に係合される係合部218と、係合受け部160の屋内側を向く当接面163bに当たる第1規制部214uと、有する枠構造11Xを備える備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
金属枠と、
前記金属枠の屋内側に配置された樹脂製のアングルと、を備え、
前記金属枠は、
屋内に面して配置される屋内側壁部から屋内側に突出する係合受け部を備え、
前記アングルは、
前記係合受け部の屋外側に係合される係合部と、
前記係合受け部の屋内側を向く当接面に当たる第1規制部と、を有する枠構造を備える建具。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記金属枠には、前記当接面よりも内周側に、前記当接面によりも屋内側に突出する壁部が形成されていない請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記アングルは、
前記屋内側壁部の屋内面に当たる第2規制部を備え、
前記第2規制部は、前記係合部よりも内周側に配置されている請求項1または2に記載の建具。
【請求項4】
前記屋内側壁部における前記係合受け部よりも外周側には、前記アングルが配置されていない請求項1または2に記載の建具。
【請求項5】
前記建具は、ビルに設置されるビル用建具である請求項1または2に記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、建具の枠体は、アングルを介して木額縁等の仕上げ材に取り付けられていることがある。アングルの係止片が枠体の係止受け部に係止され、アングルの当接部は枠体の係止受け部の屋内側を覆って、アングルの先端部が枠体の屋内側垂下片部に当たっている(下記の特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-122331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の建具では、例えば上枠に取り付けられるアングルは当接部の先端部が枠体の係止受け部の上側に覆いかぶさるようになっている。リフォーム等でアングルを取り外す場合に、アングルを下方に引っ張って、アングルの係止片と枠体の係止受け部との係止を外そうとしても、下方に移動してきたアングルの当接部が枠体の係止受け部に引っかかって、係止受け部を乗り越えることができずに、アングルを容易に取り外すことができないという問題点がある。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、枠に取り付けられたアングルを容易に取り外すことができる建具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る建具は、金属枠と、前記金属枠の屋内側に配置された樹脂製のアングルと、を備え、前記金属枠は、屋内に面して配置される屋内側壁部から屋内側に突出する係合受け部を備え、前記アングルは、前記係合受け部の屋外側に係合される係合部と、前記係合受け部の屋内側を向く当接面に当たる第1規制部と、を有する枠構造を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第一実施形態に係る建具の外障子部分の鉛直断面図である。
第一実施形態に係る建具の内障子部分の鉛直断面図である。
第一実施形態に係る建具の水平断面図である。
第一実施形態に係る建具の上アングルの構成を示す鉛直断面図である。
第一実施形態に係る建具の縦アングルの構成を示す鉛直断面図である。
第二実施形態に係る建具の上アングルの構成を示す鉛直断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第一実施形態)
以下、第一実施形態に係る建具について、図面に基づいて説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、本開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
【0009】
建物の開口部に設けられる建具の一例として、ビル用建具の引違い窓を用いて説明する。図1に示すように、引違い窓100は、枠体1と、外障子3Xと、図2に示す内障子3Yと、を備えている。外障子3X及び内障子3Yは、枠体1の内側を幅方向にスライド可能とされている。
【0010】
ビル用建具とは、中層ビル(地上からの高さ12m超え31m以下)、高層ビル(地上からの高さ31m超え)及び超高層ビル(地上からの高さ60m超え)の建物に設置される建具である。中層ビル、高層ビル及び超高層ビルに設置される建具は、低層ビル(地上からの高さ12m以下)に設置される建具と比較して、高い耐風圧性能や水密性能、気密性能等が求められる。このため、中層ビル、高層ビル及び超高層ビルに設置されるビル用建具に要求される性能は、JIS A 4706:2021で定められるとおり、耐風圧性能としてはS-4等級以上、水密性能としてはW-4等級以上、気密性能としてはA-4以上が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
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