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公開番号
2024151877
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065644
出願日
2023-04-13
発明の名称
建具
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類
E06B
5/16 20060101AFI20241018BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】遮炎性能を有する建具において、面材関連部品の配置位置を容易に設定することができる建具を提供すること。
【解決手段】改装サッシ1は、新設枠20と、新設枠20の内部に配置された可動窓6と、新設枠20を構成する新設上枠21、新設下枠22、新設縦枠23,24の長手方向に沿ってそれぞれ取り付けられる上加熱発泡材41、下加熱発泡材42、縦加熱発泡材43,44と、新設縦枠23,24における縦加熱発泡材43,44に対する見込み方向一方側に取り付けられた開閉連結部材7と、新設縦枠23,24に取り付けられた縦加熱発泡材43,44を保持する縦固定金具431,441と、を備え、縦固定金具431,441は、新設縦枠23,24における縦加熱発泡材43,44の長手方向一端側に固定された縦金具固定部432,442と、縦加熱発泡材43,44を保持する縦金具保持部434,444と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
枠体と、
前記枠体の内部に配置された面材と、
枠材の長手方向に沿ってそれぞれ取り付けられる複数の加熱発泡材と、
前記枠材における前記加熱発泡材に対する見込み方向一方側に取り付けられた面材関連部品と、
前記面材関連部品と同じ前記枠材に取り付けられた前記加熱発泡材を固定する加熱発泡材固定具と、を備え、
前記加熱発泡材固定具は、前記枠材における前記加熱発泡材の長手方向一端側に固定された固定部と、前記加熱発泡材を保持する保持部と、を備える建具。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の建具において、
前記面材関連部品が取り付けられた前記枠材は、前記面材関連部品が取り付けられる面材関連部品取付面部と、面方向が前記面材関連部品取付面部に対して交差し、前記加熱発泡材が取り付けられる加熱発泡材取付面部と、を備え、
前記固定部は、前記加熱発泡材取付面部に固定されている建具。
【請求項3】
請求項2に記載の建具において、
前記加熱発泡材固定具は、前記面材関連部品取付面部に接触することにより前記加熱発泡材取付面部上における前記加熱発泡材固定具の回転を防止する回転防止部を備える建具。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の建具において、
前記面材関連部品が取り付けられた前記枠材は、前記加熱発泡材取付面部を有する筒部を備え、
前記固定部は、前記筒部の外部から内部に貫通するねじにより固定されている建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、枠に加熱発泡材が設けられた建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の建具では、下枠の段部見付壁に加熱膨張材が配置され、当該段部見付壁に直交する段部見込壁にビス止めされた保持金具により、加熱膨張材が保持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-169742号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、下框の長手方向一端側から見たときに、保持金具の固定位置が加熱発泡材に対して見込み方向一方側に配置されるローラ載置部材に重なる構造であるため、ローラ載置部材の配置位置を保持金具の固定位置に干渉しないように設定する配慮が必要であった。
【0005】
本発明の目的は、遮炎性能を有する建具において、面材関連部品の配置位置を容易に設定することができる建具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の建具は、複数の枠材を有する枠体と、前記枠体の内部に配置された面材と、前記複数の枠材の長手方向に沿ってそれぞれ取り付けられる複数の加熱発泡材と、少なくとも1つの前記枠材における前記加熱発泡材に対する見込み方向一方側に取り付けられた面材関連部品と、前記面材関連部品と同じ前記枠材に取り付けられた前記加熱発泡材を固定する加熱発泡材固定具と、を備え、前記加熱発泡材固定具は、前記枠材における前記加熱発泡材の長手方向一端側に固定された固定部と、前記加熱発泡材を保持する保持部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、遮炎性能を有する建具において、面材関連部品の配置位置を容易に設定することができる建具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態における改装サッシを示す縦断面図である。
実施形態における改装サッシを示す横断面図である。
実施形態における改装サッシの詳細な構成を示す縦断面図である。
実施形態における改装サッシの詳細な構成を示す横断面図である。
実施形態における左の縦加熱発泡材の固定構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
〔改装サッシの構成〕
以下、本発明の実施形態の建具としての改装サッシについて、図面を参照して説明する。
図1は、改装サッシを示す縦断面図である。図2は、改装サッシを示す横断面図である。
図1および図2に示すように、改装サッシ1は、コンクリート製の躯体2の開口部に設置されている。躯体2を有する建物は、居住用のマンションや戸建て住宅、非居住用の学校などの教育施設、庁舎などの公共施設、病院などの医療福祉施設、店舗などの商業施設も含むものである。
改装サッシ1は、躯体2に取り付けられた既設枠10と、既設枠10の内周側に設置された新設サッシ4と、を備える。
ここで、改装サッシ1の左右方向をX軸方向、改装サッシ1の上下方向をY軸方向、改装サッシ1の見込み方向をZ軸方向とする。そして、X軸方向において、改装サッシ1を室内から見て左側の方向をX1方向、右側の方向をX2方向とし、Y軸方向において、上方向をY1方向、下方向をY2方向とし、Z軸方向において室外から室内に向かう方向をZ1方向、室内から室外に向かう方向をZ2方向とする。また、各断面図において、図面を見やすくするために、改装サッシ1の各構成におけるハッチングは省略する場合がある。
【0010】
既設枠10は、躯体2に取り付けられていた既設サッシから既設障子を取り外し、躯体2に残存したものである。
既設枠10は、既設上枠11、既設下枠12および左右の既設縦枠13,14を枠組みして構成されている。既設上枠11、既設下枠12および各既設縦枠13,14は、それぞれアルミまたはスチールにより形成されている。既設上枠11は、当該既設上枠11に取り付けられた固定具15が躯体2に固定された連結筋2Aに溶接されることにより、モルタル3を介して躯体2に固定されている。既設下枠12および各既設縦枠13,14は、躯体2の開口にモルタル3を介してそれぞれ固定されている。既設上枠11および既設下枠12の両端に、各既設縦枠13,14がそれぞれねじ止めされている。
躯体2の開口に設けられたモルタル3により、建物の建物開口部3Aが形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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