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公開番号
2024109080
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-13
出願番号
2024009792
出願日
2024-01-25
発明の名称
建具
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
9/52 20060101AFI20240805BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】屋外側から見た外観を良好とする建具を提供する。
【解決手段】建具100は、建具枠材11と、建具枠材11に支持された障子2と、建具枠材11に支持され、障子2の屋内側に配置された網戸3と、を備え、障子2は、框材21と、框材21に支持されたパネル材29と、を備え、網戸3は、建具枠材11に設けられた網戸枠材31と、網戸枠材31に支持された網戸本体4と、を備え、網戸枠材31の屋内外方向に沿う内周面は、框材21の屋内外方向に沿う内周面よりも外周側に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建具枠材と、
前記建具枠材に支持された障子と、
前記建具枠材に支持され、前記障子の屋内側に配置された網戸と、を備え、
前記障子は、
框材と、
前記框材に支持されたパネル材と、を備え、
前記網戸は、
前記建具枠材に設けられた網戸枠材と、
前記網戸枠材に支持された網戸本体と、を備え、
前記網戸枠材の屋内外方向に沿う内周面は、前記框材の屋内外方向に沿う内周面よりも外周側に配置されている建具。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記網戸枠材は、前記建具枠材に着脱可能に固定されている請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記網戸枠材は、螺子で前記建具枠材に固定されている請求項2に記載の建具。
【請求項4】
前記網戸枠材は、内周側に向かって開口する網戸溝部を備え、
前記網戸溝部には、前記網戸本体の縁部が挿入され、
前記網戸は、前記網戸本体の縁部を前記網戸溝部の内部に押さえ付ける押さえ部材を備える請求項1または2に記載の建具。
【請求項5】
前記網戸枠材は、内周側に向かって開口する網戸溝部を備え、
前記網戸は、前記網戸本体の縁部が係止された係止部材を備え、
前記係止部材は、前記網戸溝部に係止されている請求項1または2に記載の建具。
【請求項6】
前記建具枠材は、中空に形成された中空部を備える請求項1または2に記載の建具。
【請求項7】
前記建具枠材の屋外側を向く面には、気密材が設けられ、
前記気密材は、前記框材に当たっている請求項1または2に記載の建具。
【請求項8】
前記網戸は、前記建具枠材の内周面と前記網戸枠材の外周面との間に配置されたスペーサを備える請求項1または2に記載の建具。
【請求項9】
前記建具枠材は、上枠及び縦枠であり、
前記網戸枠材は、前記網戸本体の上部を支持する網戸上枠及び前記網戸本体の左右端部を支持する網戸縦枠である請求項1または2に記載の建具。
【請求項10】
前記網戸本体の下部は、下枠に支持されている請求項1または2に記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
この出願は、2023年 1月31日に出願された米国仮出願第63/442,116号の利益を主張し、その全文が参照により本明細書に援用される。
[技術分野] 本開示は、建具に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、滑り出し窓では、障子の屋内側に網戸が設置されることがある。下記の特許文献1に開示されているように、障子の枠に網戸枠が固定され、網戸枠に網戸が取り付けられていた滑り出し窓が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-095885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、網戸枠の見付け方向の内側の面である内周面が、障子の框の内周面よりも内周側に突出しているため、屋外側から見て網戸枠の内周面を含む部分が見えてしまい、意匠性が悪いという問題点がある。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、屋外側から見た外観を良好とする建具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る建具は、建具枠材と、前記建具枠材に支持された障子と、前記建具枠材に支持され、前記障子の屋内側に配置された網戸と、を備え、前記障子は、框材と、前記框材に支持されたパネル材と、を備え、前記網戸は、前記建具枠材に設けられた網戸枠材と、前記網戸枠材に支持された網戸本体と、を備え、前記網戸枠材の屋内外方向に沿う内周面は、前記框材の屋内外方向に沿う内周面よりも外周側に配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る建具の鉛直断面図である。
一実施形態に係る建具の水平断面図である。
図1のIII部拡大図である。
図1のIV部拡大図である。
図2のV部拡大図である。
一実施形態に係る上側の網戸枠材の取付を示す分解斜視図である。
一実施形態に係る側部の網戸枠材の取付を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本実施形態に係る建具について、図面に基づいて説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、本開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。以下の図面においては、各構成を分かりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
【0009】
以下の説明では、屋外側と屋内側とを結び水平方向に沿う方向を、屋内外方向と称する。屋内外方向と直交し水平方向に沿う方向を、左右方向と称する。屋内外方向及び左右方向と直交する方向を、上下方向と称する。屋内外方向を矢印Yで示す。左右方向を矢印Xで示す。上下方向を矢印Zで示す。開口部Wの中央側を、内周側と表記する。開口部Wの中央と反対側を、外周側と表記する。左右方向の中央側を、左右法方向の内側を表記する。左右方向の中央と反対側を、左右方向の外側と表記する。
【0010】
図1に示すように、建具100は、枠体1と、障子2と、網戸3と、を備えている。建具100は、横滑り出し窓である。
(【0011】以降は省略されています)
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