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公開番号2024110146
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-15
出願番号2023014547
出願日2023-02-02
発明の名称建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E06B 5/16 20060101AFI20240807BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】防火性能を向上させることができる建具を提供する。
【解決手段】建具は、金属材料で枠状に形成された金属部材10Aと、樹脂材料で形成され金属部材10Aの屋内側に設けられた樹脂部材10Bと、を有するパネル支持体と、パネル支持体の内側に配置されたパネル6と、金属材料で形成された取付部材7と、を備え、金属部材10Aと取付部材7との間に樹脂部材10Bの少なくとも一部112が配置され、接続部材74で金属部材10Aに固定された取付部材7によって、樹脂部材10Bは金属部材10A側に押し付けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
金属材料で枠状に形成された金属部材と、樹脂材料で形成され前記金属部材の屋内側に設けられた樹脂部材と、を有するパネル支持体と、
前記パネル支持体の内側に配置されたパネルと、
金属材料で形成された取付部材と、を備え、
前記金属部材と前記取付部材との間に前記樹脂部材の少なくとも一部が配置され、
接続部材で前記金属部材に固定された前記取付部材によって、前記樹脂部材は前記金属部材側に押し付けられている建具。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記金属部材と前記樹脂部材の少なくとも一部との間に配置されたスペーサを備える請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記取付部材は、前記樹脂部材の長手方向の略全長に配置されている請求項1または2に記載の建具。
【請求項4】
前記取付部材は、
前記樹脂部材を前記金属部材側に押し付けるように前記接続部材で固定される固定部と、
前記固定部から前記金属部材と反対側に延びる延設部と、を有する請求項1または2に記載の建具。
【請求項5】
前記取付部材の熱伝導率は、前記金属部材の熱伝導率よりも低い請求項1または2に記載の建具。
【請求項6】
前記パネルは、屋内側に耐火性を有するガラスが配置されたペアガラスである請求項1または2に記載の建具。
【請求項7】
前記取付部材は、前記樹脂部材に形成された中空部に配置されている請求項1または2に記載の建具。
【請求項8】
前記取付部材は、前記パネル支持体の上枠及び縦枠の少なくともいずれか一方に設けられている請求項1または2に記載の建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、アルミニウム合金等のアルミ形材に樹脂形材が係止された枠体と、枠体に納められたパネルと、を備えた建具が知られている(下記の特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-150197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
火災時に、枠や框等を形成する樹脂形材が落下しなければ、樹脂形材の熱が躯体側に伝達されるように放熱が進み、樹脂形材が大きな炎を上げずに炭化することが知られている。特許文献1の建具では、樹脂形材は金属形材に係止されているだけの構造であるため、火災時に熱で軟化した樹脂形材は落下して、樹脂形材が下枠部分に溜まってしまう。軟化した樹脂形材が溜ると、局所的に可燃性ガスが発生しやすくなり、急激な燃焼及び温度変化によって、わずかな隙間から非加熱面側へ火炎が貫通し、延焼につながってしまう虞がある。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、防火性能を向上させることができる建具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る建具は、金属材料で枠状に形成された金属部材と、樹脂材料で形成され前記金属部材の屋内側に設けられた樹脂部材と、を有するパネル支持体と、前記パネル支持体の内側に配置されたパネルと、金属材料で形成された取付部材と、を備え、前記金属部材と前記取付部材との間に前記樹脂部材の少なくとも一部が配置され、接続部材で前記金属部材に固定された前記取付部材によって、前記樹脂部材は前記金属部材側に押し付けられている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第一実施形態に係る建具の鉛直断面図である。
第一実施形態に係る建具の水平断面図である。
図1のIII部拡大図である。
図2のIV部拡大図である。
第二実施形態に係る建具の上部の鉛直断面図である。
第二実施形態に係る建具の上部の一部を破断した正面図である。
第三実施形態に係る建具の上部の鉛直断面図である。
第三実施形態に係る建具の上部の一部を破断した正面図である。
第四実施形態に係る建具の鉛直断面図である。
第四実施形態に係る建具の水平断面図である。
図9のXI部拡大図である。
図10のXII部拡大図である。
図10のXIII部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第一実施形態)
以下、第一実施形態に係る建具について、図面に基づいて説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、本開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
【0009】
建物の開口部に設けられる建具の一例として、FIX窓を用いて説明する。図1及び図2に示すように、FIX窓100は、枠体1と、パネル6と、グレイジング材66,67と、取付部材7と、を備えている。FIX窓100は、特許請求の範囲の建具に対応する。枠体1は、特許請求の範囲のパネル支持体に対応する。
【0010】
以下の説明では、FIX窓100を正面から見た左右方向を、幅方向と称する。幅方向に直交し水平方向に沿う方向を、屋内外方向と称する。幅方向及び屋内外方向に直交する方向を、上下方向と称する。図面では、幅方向を矢印Xで示し、屋内外方向を矢印Yで示し、上下方向を矢印Zで示す。各構成部材において、幅方向で中心から離れる側を外側と称し、中心に向かう側を内側という場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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