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公開番号2024155338
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023069987
出願日2023-04-21
発明の名称サッシ
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 1/32 20060101AFI20241024BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】リサイクル時に金属枠と塩化ビニル系樹脂の分解が容易なサッシを提供すること。
【解決手段】金属部材5に塩化ビニル系樹脂部材8が取り付けられたサッシ1であって、金属部材5に設けられた第1係合部50と、塩化ビニル系樹脂部材8に設けられ、第1係合部50に係合する第2係合部80と、を備え、第1係合部50と第2係合部80と、が互いに係合しあうことにより固定されるサッシ1である。金属部材5は、金属枠により構成されると共に、前記塩化ビニル系樹脂部材8は塩化ビニル系樹脂枠により構成され、及び/又は、金属部材5は、金属框により構成されると共に、塩化ビニル系樹脂部材8は塩化ビニル系樹脂框により構成される、請求項1に記載されたサッシ。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
金属部材に塩化ビニル系樹脂部材が取り付けられたサッシであって、
前記金属部材に設けられた第1係合部と、
前記塩化ビニル系樹脂部材に設けられ、前記第1係合部に係合する第2係合部と、を備え、
前記第1係合部と前記第2係合部と、が互いに係合しあうことにより固定されるサッシ。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記金属部材は、金属枠により構成されると共に、前記塩化ビニル系樹脂部材は塩化ビニル系樹脂枠により構成され、及び/又は、
前記金属部材は、金属框により構成されると共に、前記塩化ビニル系樹脂部材は塩化ビニル系樹脂框により構成される、請求項1に記載されたサッシ。
【請求項3】
前記第2係合部は、先端部に差し込み部と、被係止部と、を備えた爪状の取り付け部を有し、
前記第1係合部は、前記先端部が差し込まれる被差し込み部と、前記被係止部が係止される係止部と、を有する請求項1又は請求項2に記載されたサッシ。
【請求項4】
前記第1係合部と前記第2係合部のいずれか一方に、先端が円形状の差し込み部を備え、他方に前記差し込み部を固定可能なC型の係止部を備える、請求項1又は請求項2に記載されたサッシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、サッシに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、引き違い窓や辷り出し窓やFIX窓等の各種の開口部装置において、アルミ合金等の金属枠の屋内側に化粧材として樹脂枠を取り付けることで意匠性を高めたものが用いられている。
【0003】
従来の金属枠に対する樹脂枠の取り付けはビス等で固定されているものが多いが、締結作業が煩雑であり、ビスの頭部が屋内側に露出することがあった。
【0004】
これに対して、特許文献1に記載された開口部装置では、金属枠に切り込み部が形成され、樹脂枠には切り込みに対応する位置に切欠き部が形成され、切り込み部を切欠き部に嵌入してかしめることで樹脂枠を金属枠に固定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-83053号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
昨今では、世界共通の目標としてSDGsが課題となっており、具体的な取り組みとしてリサイクルが推奨されている。サッシ等の建材製品においても、原料ごとに分解し、資源として再生利用することが企業の課題となっている。しかしながら、特許文献1に記載の開口部装置では、製品寿命が尽きた際に、上述のように金属枠をかしめて樹脂枠に固定しているため、かしめられた金属枠と樹脂枠との分解が困難であった。
【0007】
本開示は、このような課題に鑑みて、リサイクル時に金属枠と塩化ビニル系樹脂枠との分解が容易なサッシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示におけるサッシは、金属部材に塩化ビニル系樹脂部材が取り付けられたサッシであって、前記金属部材に設けられた第1係合部と、前記塩化ビニル系樹脂部材に設けられ、前記第1係合部に係合する第2係合部と、を備え、前記第1係合部と第2係合部と、が互いに係合しあうことにより固定されるサッシに関する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の引き違い窓の縦枠における金属縦枠と樹脂縦枠の連結構造を示す要部水平断面図である。
図1の要部拡大図である。
図2の破線で囲まれた領域の拡大図である。
図3における嵌合部を、第2実施形態に置き換えた図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の第1実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1に示す実施形態によるサッシとしての引き違い窓1は、躯体2の開口部2aに固定した枠体3として上枠と下枠と左右の縦枠4とが四角形枠状に形成されている。枠体3内には外障子6と内障子(図示せず)が開閉可能に納められている。枠体3の金属部材としての金属枠の屋内側には、塩化ビニル系樹脂部材としての塩化ビニル系樹脂枠がそれぞれ連結されている。
(【0011】以降は省略されています)

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