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公開番号2024115784
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-27
出願番号2023021619
出願日2023-02-15
発明の名称建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E06B 3/68 20060101AFI20240820BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】断熱性を向上できる建具を提供する。
【解決手段】高さ方向の中間部に設けられ幅方向に延びて上下それぞれに設けられる複層ガラス4を支持する中骨3を有し、中骨3は、金属部材5と、金属部材5の屋内側を覆う樹脂部材6と、を有し、金属部材5と樹脂部材6との間には、中空部101が形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
高さ方向の中間部に設けられ幅方向に延びて上下それぞれに設けられる面材を支持する横材を有し、
前記横材は、
幅方向全体にわたって設けられる金属部材と、
幅方向全体にわたって設けられ前記金属部材の屋内側を覆う樹脂部材と、を有し、
前記金属部材と前記樹脂部材との間には、部材間中空部が形成されている建具。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記樹脂部材には、樹脂部材中空部が形成されている請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記樹脂部材中空部は、前記樹脂部材に複数形成されている請求項2に記載の建具。
【請求項4】
前記金属部材は、躯体に固定されている請求項1から3のいずれか一項に記載の建具。
【請求項5】
前記金属部材には、前記面材の端部が挿入される溝部が形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の建具。
【請求項6】
前記樹脂部材と連続して設けられ、前記横材の下側に設けられる面材を押さえる樹脂押縁を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の建具。
【請求項7】
前記樹脂部材は、前記面材を押さえる押縁部を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の建具。
【請求項8】
前記樹脂部材の幅方向の端部と、前記横材の幅方向の端部が接続される縦材との接続部を覆う被覆部材を有する請求項1または2に記載の建具。
【請求項9】
前記樹脂部材は、前記金属部材と前記面材との間に設けられたパッキンと、前記金属部材との境界部の屋内側に設けられている請求項1または2に記載の建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
枠や框などに金属部材と樹脂部材が用いられた複合サッシでは、中桟や中骨などの横材を設ける場合、横材にも金属部材と樹脂部材が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-68251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
横材が設けられた複合サッシでは、枠や框のみでなく、横材を介した外気の伝熱を抑制して断熱性を向上させることが望まれている。
【0005】
本開示は、断熱性を向上できる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る建具は、高さ方向の中間部に設けられ幅方向に延びて上下それぞれに設けられる面材を支持する横材を有し、前記横材は、幅方向全体にわたって設けられる金属部材と、幅方向全体にわたって設けられ前記金属部材の屋内側を覆う樹脂部材と、を有し、前記金属部材と前記樹脂部材との間には、部材間中空部が形成され、前記樹脂部材には、樹脂部材中空部が形成されている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の建具の正面図である。
図1のA-A線断面図である。
図1のB-B線断面図である。
図2の部分拡大図である。
中骨に被覆部材が取り付けられた部分の断面図である。
被覆部材の斜視図である。
他の方向から見た被覆部材の斜視図である。
第2実施形態の建具の中骨の縦断面図である。
第3実施形態の建具の中骨の縦断面図である。
第4実施形態の建具の中骨の縦断面図である。
第5実施形態の建具の中骨の縦断面図である。
第6実施形態の建具の中骨の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
図1に示す第1実施形態の建具1Aは、FIX窓である。建具1Aは、枠体2と、中骨3と、複層ガラス4,4と、を有する。建具1Aは、枠体2および中骨3に金属部材と樹脂部材とが用いられた複合サッシである。中骨3は、左右方向に延びる部材である。中骨3は、特許請求の範囲の「横材」に相当する。複層ガラス4,4は、特許請求の範囲の「面材」に相当する。建具1Aは、屋外と屋内とを仕切る外壁に設けられている。図面では、屋外を符号11で示し、屋内を符号12で示す。以下では、建具1Aが設けられている外壁に沿った水平方向を左右方向と表記する。図面では、左右方向を矢印Xで示す。建具1Aが設けられている外壁に直交する方向であり、左右方向に直交する方向を屋内外方向と表記する。図面では、屋内外方向を矢印Yで示す。図面では、上下方向を矢印Zで示す。左右方向は、特許請求の範囲の「幅方向」に相当する。建具1Aを構成する各部材の説明においては、それぞれの部材が建具1Aの定位置に設置されている姿勢である。
【0009】
枠体2は、下枠21と、上枠22と一対の縦枠23,23と、を有する。縦枠23,23は、特許請求の範囲の「縦材」に相当する。中骨3は、一対の縦枠23,23の間に設けられている。中骨3の左右方向の一方の端部は、一方の縦枠23の上下方向の中間部と接合されている。中骨3の左右方向の他方の端部は、他方の縦枠23の上下方向の中間部と接合されている。複層ガラス4,4は、上下に配置されている。下側の複層ガラス4は、一対の縦枠23,23の間で、下枠21と中骨3との間に配置されている。上側の複層ガラス4は、一対の縦枠23,23の間で、上枠22と中骨3との間に配置されている。下枠21、上枠22、一対の縦枠23,23および中骨3には、それぞれ複層ガラス4の外縁部が嵌め込まれるガラス溝部が形成されている。図2および図3に示すように、下枠21、上枠22および一対の縦枠23,23は、それぞれ躯体13に固定されている。
【0010】
中骨3は、金属製の金属部材5と、樹脂製の樹脂部材6と、樹脂製の樹脂押縁7と、を有する。金属部材5、樹脂部材6および樹脂押縁7は、それぞれ中骨3の左右方向全体にわたって延びる長尺の形材である。金属部材5、樹脂部材6および樹脂押縁7は、それぞれ左右方向に延びる向きに配置されている。金属部材5、樹脂部材6および樹脂押縁7それぞれの左右方向に直交する断面形状は、左右方向全体にわたって略同じ形状である。金属部材5の左右方向の両端部は、一対の縦枠23,23に固定されている。金属部材5は、一対の縦枠23,23を介して躯体13に固定されている。樹脂部材6は、金属部材5の屋内側に設けられている。中骨3の樹脂押縁7は、下側の複層ガラス4の上縁部を屋内側から押さえている。中骨3の樹脂押縁7は、図1から図3に示す縦枠23に設けられ下側の複層ガラス4の左右方向の両縁部を押さえる樹脂押縁231、上枠22および縦枠23に設けられ上側の複層ガラス4の上縁部および左右方向の両縁部を押さえる樹脂押縁221,231と同様の構成である。
(【0011】以降は省略されています)

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