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公開番号
2024114222
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-23
出願番号
2023019850
出願日
2023-02-13
発明の名称
建具
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
3/82 20060101AFI20240816BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】意匠性の向上が図られた建具を提供すること。
【解決手段】建物の開口部に配置される枠体23と、枠体23の内側に配置される戸体本体3と、戸体本体3を開閉可能に枠体23に連結する開閉支持金具25と、を備える建具であって、開閉支持金具25は、戸体本体3に取り付けられる一端側252の部分と、枠体23に取り付けられる他端側253の部分と、一端側252の部分を他端側253の部分に対して回転させる円柱形状の管部254と、を備え、戸体本体3の端部の見込面には、室外側表面材31が係止される小口止め部3622が設けられ、小口止め部3622は、管部254の最も室内側の位置よりも室外側に設けられる建具である。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の開口部に配置される枠体と、
前記枠体の内側に配置される戸体本体と、
前記戸体本体を開閉可能に前記枠体に連結する開閉支持金具と、を備える建具であって、
前記開閉支持金具は、前記戸体本体に取り付けられる一端側の部分と、前記枠体に取り付けられる他端側の部分と、前記一端側の部分を前記他端側の部分に対して回転させる円柱形状の管部と、を備え、
前記戸体本体の端部の見込面には、室外側表面材が係止される小口止め部が設けられ、
前記小口止め部は、前記管部の最も室内側の位置よりも室外側に設けられる建具。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記開閉支持金具は、前記戸体本体の端部から延在して折り返された延在部を構成する前記室外側表面材により覆われている請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記小口止め部は、前記戸体本体の吊元側の端部に配置された芯材を覆う樹脂部材に設けられている請求項1又は請求項2に記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
戸体としてのドアが丁番により開閉可能に支持された建具の構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-040143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述の建具においては、丁番やドアの表面材を係止する小口止め部が、室外側に露出す。このため、丁番や小口止め部が視覚的なノイズとなり、戸体本体の見込み面の意匠性の向上が求められていた。本開示は、意匠性の向上が図られた建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
建物の開口部に配置される枠体と、前記枠体の内側に配置される戸体本体と、前記戸体本体を開閉可能に前記枠体に連結する開閉支持金具と、を備える建具であって、前記開閉支持金具は、前記戸体本体に取り付けられる一端側の部分と、前記枠体に取り付けられる他端側の部分と、前記一端側の部分を前記他端側の部分に対して回転させる円柱形状の管部と、を備え、前記戸体本体の端部の見込面には、室外側表面材が係止される小口止め部が設けられ、前記小口止め部は、前記管部の最も室内側の位置よりも室外側に設けられる建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第一実施形態の建具を室外側から見た図である。
第一実施形態の建具を室内側から見た図である。
第一実施形態の建具のドア本体を示す横断面図である。
第一実施形態の建具の子扉を示す横断面図である。
第一実施形態の建具のドア本体の丁番の部分を示す拡大横断面図である。
第一実施形態の建具のドア本体の指挟み防止部材の部分を示す拡大横断面図である。
第一実施形態の建具のドア本体の戸先側の端部を示す拡大横断面図である。
第一実施形態の建具のドア本体の戸先側の端部の第1変形例を示す拡大横断面図である。
第一実施形態の建具のドアの第2変形例を室外側から見た拡大図である。
第一実施形態の建具のドアの第2変形例を示す拡大断面図である。
第一実施形態の建具のドアの第3変形例を室外側から見た拡大図である。
第一実施形態の建具のドアの第3変形例を示す拡大断面図である。
第一実施形態の建具のドアの第4変形例を示す拡大断面図である。
第一実施形態の建具のドアの第5変形例を示す拡大断面図である。
第一実施形態の建具のドアの第6変形例を示す拡大断面図である。
第一実施形態の建具のドアの第7変形例を示す拡大断面図である。
第一実施形態の建具のドアの第8変形例を示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本開示の一実施形態について図面を用いて詳細に説明する。以下の説明においては、ドア本体3及び子扉4の幅方向を「幅方向」とし、ドア本体3、子扉4の戸先側をそれぞれ「戸先側」とし、ドア本体3、子扉4の戸先側と反対側である吊元側を「吊元側」とし、ドア本体3、子扉4が閉じた状態でのドア本体3の厚さ方向を「奥行方向(見込方向)」とし、ドア本体3の長手方向を「上下方向」として説明する。建具1の横方向を左右方向とする。図3~図6において、室外側を「Y1」と記載し、室内側を「Y2」と記載する。
【0008】
建具1は建物の開口部に収められて設けられている。図1及び図2に示すように、建具1は、建物に固定される枠体2と、枠体2内に開閉可能に配置されるドア本体3(扉本体、戸体本体)と、枠体2の戸先側に配置される子扉4(戸体本体)と、を備える。建具1は、建物の玄関用として設けられる。建具1は、手動錠装置5及び電気錠装置6により、施解錠を行うことが可能である。
【0009】
枠体2は、図1及び図2に示すように、建物の開口部の四周に沿って設けられる。枠体2は、横枠としての上枠21及び下枠22と、ドア本体3の吊元側の縦枠23と、ドア本体3の戸先側の縦枠24と、により矩形に枠組みされる。枠体2内には、ドア本体3及び子扉4が、幅方向に隣接して配置されている。子扉4は、ドア本体3の幅方向の戸先側に配置されている。
【0010】
ドア本体3は、閉じた状態から室外側Y1に向けて回転する、いわゆる外開きで取り付けられる。ドア本体3は、図3等に示すように、吊元側の縦枠23に設けられる開閉支持金具としての丁番25の回転軸251を中心に回転して開閉可能な開きドアである。
(【0011】以降は省略されています)
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