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公開番号
2025006108
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106701
出願日
2023-06-29
発明の名称
ドア用保護部材およびドア
出願人
東都積水株式会社
代理人
弁理士法人湧泉特許事務所
主分類
E06B
7/36 20060101AFI20250109BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】 良好な緩衝機能を有するドア用保護部材を提供する。
【解決手段】
回転可能に設置されたドア本体10の下縁部に沿って保護部材20が設けられている。保護部材20は、ドア本体10の下端面11に固定される上側のベース部21と、ベース部21から下方に突出し床面Fと隙間S1を介して対向する緩衝部22とを備えている。ベース部21と緩衝部22は同一の可撓性材料からなる。ベース部21が平板形状を有し、緩衝部22が湾曲形状を有している。ドア本体10の下端面11と板面12との交差部13近傍において、ベース部21と緩衝部22の端部21a,22aどうしが連なり、ベース部21と緩衝部22との間に中空部25が形成されている.
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ドア本体の下縁部に沿って設けられる保護部材において、
前記ドア本体の下端面に固定されるベース部と、前記ベース部から下方に突出し床面と隙間を介して対向する緩衝部とを備え、
前記ベース部は、少なくとも前記ドア本体の下端面と板面との交差部側に、平板部を有し、前記緩衝部が前記平板部の下方に設けられていることを特徴とするドア用保護部材。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記ベース部と前記緩衝部が同一の可撓性材料からなり、
前記ベース部と前記緩衝部は、前記交差部近傍に配置される端部どうしが連なり、前記ベース部と前記緩衝部との間に中空部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のドア用保護部材。
【請求項3】
前記緩衝部の前記交差部から遠い部位が、前記ベース部に向かって近づく形状を有することを特徴とする請求項2に記載のドア用保護部材。
【請求項4】
前記緩衝部の前記交差部から遠い端部が、前記ベース部と一体に連なっていることを特徴とする請求項3に記載のドア用保護部材。
【請求項5】
前記緩衝部が可撓性材料からなり、前記ベース部が前記緩衝部より硬質の材料からなり、
前記ベース部は、前記平板部としての保持領域を有し、この保持領域に前記緩衝部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のドア用保護部材。
【請求項6】
前記ベース部は、全域にわたって平板形状を有し、前記保持領域に連なり前記交差部から遠ざかる方向に広がる非保持領域を有することを特徴とする請求項5に記載のドア用保護部材。
【請求項7】
回転可能に設置されたドア本体と、請求項2~4の何れかに記載のドア用保護部材とを備えたドアにおいて、
前記ベース部の前記交差部側の端部には起立した突条が形成され、この突条が前記ドア本体の前記板面に当接することを特徴とするドア。
【請求項8】
回転可能に設置されたドア本体と、請求項5または6に記載のドア用保護部材とを備えたドアにおいて、
前記緩衝部の前記交差部側の端部が前記ベース部の前記交差部側の端部を覆い、
前記緩衝部の前記交差部側の端部には上方に起立する突条が設けられ、この突条が前記ドア本体の前記ドア本体の前記板面に当接することを特徴とするドア。
【請求項9】
回転可能に設置されたドア本体と、請求項1~6の何れかに記載のドア用保護部材とを備えたドアにおいて、
前記保護部材が前記ドア本体の前記板面から後退した位置に配置されていることを特徴とするドア。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドア用保護部材および当該保護部材を備えた回転式のドアに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
住宅において回転式ドアを閉じた状態でも部屋の換気を確保し化学物質等が滞留するのを防止するために、ドアと床面との間に隙間が形成されている。この隙間に足の指が挟まれて(以下、指詰めと言う)怪我をするのを防ぐために、ドア本体の下縁部に沿って保護部材が設けられている。
【0003】
特許文献1の保護部材は二色押出成形品により構成され、ドア本体の下端面に固定されるベース部と、床面に隙間を介して対向する緩衝部とを有している。緩衝部はベース部に比べて軟質である。ベース部は山形をなし、その頂部に緩衝部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許5926538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の保護部材では、指詰め時の緩衝部の弾性変形量が少ないため、緩衝機能の更なる向上を図ることができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、ドア本体の下縁部に沿って設けられる保護部材において、前記ドア本体の下端面に固定されるベース部と、前記ベース部から下方に突出し床面と隙間を介して対向する緩衝部とを備え、前記ベース部は、少なくとも前記ドア本体の下端面と板面との交差部側に、平板部を有し、前記緩衝部が前記平板部の下方に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、緩衝部がベース部の平板部の下方に設けられているので、緩衝部の高さを増大させることができ、指詰め時に緩衝部の弾性変形量を大きくすることができる。その結果、良好な緩衝機能を発揮することができる。
【0007】
本発明のドア用保護部材の第1形態では、前記ベース部と前記緩衝部が同一の可撓性材料からなり、前記ベース部と前記緩衝部は、前記交差部近傍に配置される端部どうしが連なり、前記ベース部と前記緩衝部との間に中空部が形成されている。
この構成によれば、ベース部と緩衝部が同一の可撓性材料からなるので成形コストを下げることができ、ベース部と緩衝部との間に界面が無いので長期使用に耐えられる。また、緩衝部は中空部を介してベース部と対峙しているので、大きな弾性変形量を確保でき、指詰め時に良好な緩衝機能を発揮することができる。さらに、保護部材は中実ではなく中空部を有しているので切断が容易である。そのため、例えば長尺の保護部材を巻回した状態で施工現場に搬送し施工現場で所定長さに切断することも可能であり、搬送効率を上げることができる。
【0008】
上述の第1形態において、好ましくは、前記緩衝部の前記交差部から遠い部位が、前記ベース部に向かって近づく形状を有する。この構成によれば、緩衝部においてドア本体の交差部に近い部位のみならず交差部から遠い部位の弾性変形も緩衝機能に寄与するので、緩衝機能をより一層高めることができる。
【0009】
好ましくは、前記緩衝部の前記交差部から遠い端部は、前記ベース部に接するかギャップを介して対向配置されている。この構成によれば、前記緩衝部の前記交差部から遠い端部が自由端となっているので、足指の差し込み方向の抵抗を減じることができ、足指への負荷を減じることができる。
また、前記緩衝部の前記交差部から遠い端部は、前記ベース部と一体に連なっていてもよい。
【0010】
上述の第1形態において、好ましくは、前記緩衝部が湾曲形状を有する。この構成によれば、足指の差し込み方向の抵抗を減じることができ、足指への負荷を減じることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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