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公開番号2025012631
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115606
出願日2023-07-14
発明の名称梯子固定具及びスパイク付梯子
出願人フジヤマジャパン株式会社
代理人個人,個人
主分類E06C 7/46 20060101AFI20250117BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】使い勝手の良い梯子固定具を提供する。
【解決手段】梯子固定具3は、梯子2の支柱21に装着されるものであって、スパイク4と、スパイク4を支柱21に対して使用位置と非使用位置の間で旋回軸Cを中心に旋回可能に取り付けるための取付手段5と、スパイク4を使用位置にロック解除可能にロックするための第1トグルクランプ6と、を備える。スパイク4が使用位置にあるとき、スパイク4の先端41は下を向き、スパイク4が非使用位置にあるとき、スパイク4の先端41は上を向く。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
梯子の支柱に装着される梯子固定具であって、
スパイクと、
前記スパイクを前記支柱に対して使用位置と非使用位置の間で旋回軸を中心に旋回可能に取り付けるための取付手段と、
前記スパイクを前記使用位置にロック解除可能にロックするための第1ロック手段と、を備え、
前記スパイクが前記使用位置にあるとき、前記スパイクの先端は第1方向を向き、
前記スパイクが前記非使用位置にあるとき、前記スパイクの前記先端は前記第1方向と反対の第2方向を向く梯子固定具。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記取付手段は、前記支柱に装着される取付部材と、前記取付部材と前記スパイクとを連結する連結手段と、を備え、
前記第1ロック手段は、前記取付部材に装着されたトグルクランプである請求項1に記載の梯子固定具。
【請求項3】
前記取付手段は、前記支柱に装着される取付部材と、前記取付部材に装着された第1装着部材と、前記第1装着部材に連結された第2装着部材と、前記第1装着部材から前記第1方向に垂直な第3方向に突出する当接部と、を備え、
前記第2装着部材は、前記旋回軸を中心に開位置と閉位置の間を前記第1装着部材に対して旋回可能であり、
前記スパイクは前記第2装着部材に装着され、前記第2装着部材と共に前記旋回軸を中心に旋回し、
前記第2装着部材が前記閉位置に位置づけられると、前記スパイクは前記非使用位置に位置づけられ、前記第2装着部材は前記当接部と当接する請求項1に記載の梯子固定具。
【請求項4】
前記スパイクを前記非使用位置にロック解除可能にロックするための第2ロック手段を更に備える請求項1に記載の梯子固定具。
【請求項5】
支柱を備える梯子と、
前記支柱に装着された梯子固定具と、を備え、
前記梯子固定具は請求項1~4の何れかに記載の梯子固定具であって、
前記スパイクが前記使用位置にあるとき、前記スパイクは、前記支柱の端部よりも前記第1方向に延出するスパイク付梯子。
【請求項6】
支柱を備える梯子と、
スパイクと、
前記スパイクを前記支柱の長手方向に垂直な旋回軸を中心に使用位置と非使用位置の間を旋回可能に前記支柱に取り付ける取付手段と、
前記スパイクを前記使用位置にロック解除可能にロックするためのロック手段と、を備え、
前記スパイクが前記使用位置にあるとき、前記スパイクの先端は第1方向を向くと共に、前記スパイクは前記支柱の端部よりも前記第1方向に延出し、
前記スパイクが前記非使用位置にあるとき、前記スパイクの前記先端は前記第1方向と反対の第2方向を向き、前記スパイクは前記支柱の前記端部よりも前記第2方向に位置するスパイク付梯子。
【請求項7】
前記取付手段は、前記支柱に装着された第1装着部材と、前記旋回軸を中心に前記第1装着部材に対して旋回可能に連結された第2装着部材と、を備え、
前記スパイクは前記第2装着部材に装着され、前記第2装着部材と共に前記旋回軸を中心に旋回可能である請求項6に記載のスパイク付梯子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、梯子固定具及びスパイク付梯子に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
高所作業を行う際や高所へ移動する際には梯子が広く用いられている。しかしながら、梯子を建物の壁等に立て掛けて使用すると、梯子の下端部が地面に対して横滑りすることがあり、危険であった。そこで、スパイクを地面に打ち込むことによって梯子の地面に対する横滑りを防止する固定装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-62450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の固定装置は、スパイクを地面に固定するためにハンマーが必要であり、使い勝手が悪いという問題があった。
【0005】
本発明は、使い勝手の良い梯子固定具及びスパイク付梯子の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る梯子固定具は、梯子の支柱に装着されるものであって、スパイクと、前記スパイクを前記支柱に対して使用位置と非使用位置の間で旋回軸を中心に旋回可能に取り付けるための取付手段と、前記スパイクを前記使用位置にロック解除可能にロックするための第1ロック手段と、を備え、前記スパイクが前記使用位置にあるとき、前記スパイクの先端は第1方向を向き、前記スパイクが前記非使用位置にあるとき、前記スパイクの前記先端は前記第1方向と反対の第2方向を向く。
【0007】
また、本発明に係るスパイク付梯子は、上記梯子固定具と、支柱を備える梯子と、を備え、前記梯子固定具は、前記支柱に装着され、前記スパイクが前記使用位置にあるとき、前記スパイクは、前記支柱の端部よりも前記第1方向に延出する。
【0008】
更に、本発明に係るスパイク付梯子は、支柱を備える梯子と、スパイクと、前記スパイクを前記支柱の長手方向に垂直な旋回軸を中心に使用位置と非使用位置の間を旋回可能に前記支柱に取り付ける取付手段と、前記スパイクを前記使用位置にロック解除可能にロックするためのロック手段と、を備え、前記スパイクが前記使用位置にあるとき、前記スパイクの先端は第1方向を向くと共に、前記スパイクは前記支柱の端部よりも前記第1方向に延出し、前記スパイクが前記非使用位置にあるとき、前記スパイクの前記先端は前記第1方向と反対の第2方向を向き、前記スパイクは前記支柱の前記端部よりも前記第2方向に位置する。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る梯子固定具及びスパイク付梯子によれば、スパイクを使用位置にロックするための第1ロック手段を備えるので、梯子固定具が装着された梯子の支柱を地面に突き刺すようにすることで、ハンマーを用いることなくスパイクを地面に突き刺して梯子を地面に固定することができる。また、スパイクを非使用位置に位置づけると、スパイクの先端は使用位置のときとは逆を向くので、スパイクの先端が梯子の支柱の下端から飛び出して危険な状態となるのを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るスパイク付梯子の概略部分正面図であって、スパイクが使用位置にロックされた状態を示す図。
図1のスパイク付梯子の概略部分正面図であって、スパイクが旋回軸を中心に旋回する様子を示す図。
図1のスパイク付梯子の概略部分正面図であって、スパイクが非使用位置にロックされた状態を示す図。
(a)は、図1のIVa-IVa線断面図であって、第1トグルクランプがクランプ状態に位置づけられた状態を示す図、(b)は(a)に示す第1トグルクランプが非クランプ状態へ位置づけられた状態を示す図。
(a)は、図2のVa-Va線断面図であって、第2トグルクランプがクランプ状態に位置づけられた状態を示す図、(b)は(a)に示す第2トグルクランプが非クランプ状態へ位置づけられた状態を示す図。
本発明の第1変形形態に係るスパイク付梯子の概略部分正面図であって、(a)はスパイクが使用位置に位置づけられた状態を示す図、(b)はスパイクが非使用位置に位置づけられた状態を示す図。
本発明の第2変形形態に係るスパイク付梯子の概略部分正面図であって、(a)はスパイクが使用位置に位置づけられている状態を示す図、(b)はスパイクが非使用位置に位置づけられている状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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