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公開番号2024175520
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-18
出願番号2023093360
出願日2023-06-06
発明の名称商品処理装置及び計量包装装置
出願人株式会社イシダ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65B 57/00 20060101AFI20241211BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】容器に収容された商品を特定する場合の作業性を高めることが可能な商品処理装置及び計量包装装置を提供する。
【解決手段】計量包装装置1は、容器に収容された商品Gを撮影して撮影画像を取得する撮影部16と、商品を特定する商品情報と商品に紐づけられた情報であって容器の種類を特定する容器情報とをそれぞれ複数記憶する記憶部61と、撮影画像に基づいて容器に収容された商品Gを特定する特定部62と、を備える。特定部62は、撮影画像に基づいて、記憶部61に記憶された複数の商品情報に係る複数の商品の中から候補となる商品を第1候補として取得すると共に、容器を特定し、特定した当該容器に紐づく商品を、容器情報を用いて第2候補として取得する。特定部62は、第1候補及び第2候補に基づいて、容器に収容された前記商品を特定する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
容器に収容された商品を撮影して画像を取得する取得部と、
前記商品を特定する商品情報と、前記商品に紐づけられた情報であって前記容器の種類を特定する容器情報と、をそれぞれ複数記憶する記憶部と、
前記取得部が取得した前記画像に基づいて、前記容器に収容された前記商品を特定する特定部と、を備え、
前記特定部は、
前記画像に基づいて、前記記憶部に記憶された複数の前記商品情報に係る複数の商品の中から候補となる商品を第1候補として取得すると共に、前記容器を特定し、特定した当該容器に紐づく前記商品を、前記容器情報を用いて第2候補として取得し、
前記第1候補及び前記第2候補に基づいて、前記容器に収容された前記商品を特定する、商品処理装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記特定部は、
複数の前記第2候補を取得し、複数の前記第2候補の中における前記第1候補と一致する少なくとも何れかに係る商品を、前記容器に収容された前記商品と特定する、請求項1に記載の商品処理装置。
【請求項3】
前記記憶部は、一つの前記商品について複数種の前記容器が使用される場合、複数種の前記容器が紐づけられた一の前記商品に関する情報を、複数種の商品について記憶する、請求項1又は2に記載の商品処理装置。
【請求項4】
前記容器は、トレーであり、
前記取得部は、前記トレーに収容された前記商品を撮影する撮影部を有する、請求項1又は2に記載の商品処理装置。
【請求項5】
前記特定部が複数の前記商品を特定した場合、当該複数の商品を提示する提示部と、
複数の前記商品の中からユーザが何れかを選択する入力を受け付ける入力部と、を備える、請求項1又は2に記載の商品処理装置。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の商品処理装置と、
前記容器に収容された前記商品を計量する計量部と、
前記計量部で計量した前記商品をフィルムで包装する包装部と、
前記フィルムに貼付するラベルを発行するラベル発行部と、
前記特定部で特定した前記容器及び前記商品に基づいて、前記包装部及び前記ラベル発行部の動作を制御する制御部と、を備える、計量包装装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一側面は、商品処理装置及び計量包装装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
商品処理装置として、例えば特許文献1には、商品が収容されたトレー(容器)をカメラで撮影して画像を取得し、取得した画像に基づきトレーの短辺寸法及び長辺寸法を検出し、検出した短辺寸法及び長辺寸法と予め設定登録された設定登録値とを比較して、トレーの種類を特定する装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3833363号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、容器に収容された商品の画像に基づき例えば機械学習モデルを用いて、当該商品を特定する商品処理装置が開発されている。しかし、このような商品処理装置では、複数の商品が特定される場合があり、この場合には、ユーザが複数の商品の中から一つの商品を選択しなければならないため、作業性が低下するおそれがある。
【0005】
そこで、本発明の一側面は、容器に収容された商品を特定する場合の作業性を高めることが可能な商品処理装置及び計量包装装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一側面に係る商品処理装置は、容器に収容された商品を撮影して画像を取得する取得部と、商品を特定する商品情報と、商品に紐づけられた容器の種類を特定する容器情報と、をそれぞれ複数記憶する記憶部と、取得部が取得した画像に基づいて、容器に収容された商品を特定する特定部と、を備え、特定部は、画像に基づいて、記憶部に記憶された複数の商品情報に係る複数の商品の中から候補となる商品を第1候補として取得すると共に、容器を特定し、特定した当該容器に紐づく商品を容器情報を用いて第2候補として取得し、第1候補及び第2候補に基づいて、容器に収容された商品を特定する。
【0007】
この商品処理装置では、候補となる商品の第1候補と、当該商品の画像から特定された容器に紐づく商品の第2候補と、に基づいて商品が特定される。よって、一つの商品が特定されやすく、複数の商品が特定される場合でもその数を抑えることができ、ユーザによる商品の選択行為を省くことが可能となる。したがって、本発明の一側面によれば、容器に収容された商品を特定する場合の作業性を高めることが可能となる。
【0008】
(2)上記(1)に記載された商品処理装置では、特定部は、複数の第2候補を取得し、複数の第2候補の中における第1候補と一致する少なくとも何れかに係る商品を、容器に収容された商品と特定してもよい。当該商品の画像からの容器の特定は比較的に精度よく実現し得るため、画像から特定した容器に紐づく第2候補を先に取得することで、画像から第1候補を先に取得する場合と比較して、商品を精度よく特定することが可能となる。
【0009】
(3)上記(1)又は(2)に記載された商品処理装置では、記憶部は、一つの商品について複数種の容器が使用される場合、複数種の容器が紐づけられた一の商品に関する情報を、複数種の商品について記憶してもよい。この場合、作業性を高める上記効果を具体的に実現することができる。
【0010】
(4)上記(1)~(3)の何れか一項に記載された商品処理装置では、容器は、トレーであり、取得部は、トレーに収容された商品を撮影する撮影部を有していてもよい。この場合、作業性を高める上記効果を具体的に実現することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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