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公開番号2024172539
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090322
出願日2023-05-31
発明の名称製袋包装機
出願人株式会社イシダ
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類B65B 61/02 20060101AFI20241205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】本開示の課題は、異なる商品に対して共通のフィルムを使用できる製袋包装機を提供することである。
【解決手段】帯状のフィルムFにおいて、印字部30によって印字される印字領域Rは、製袋後に袋の表側になる第1領域R1と裏側になる第2領域R2とに跨っている。制御部70は、第1領域R1に印字する第1情報と、第2領域R2に印字する第2情報とを纏めて印字部30に印字させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
帯状フィルムから成形される筒状フィルム内に物品を供給し、前記筒状フィルムを横シールすることにより1袋詰単位の商品を製造する製袋包装機であって、
前記帯状フィルムに前記商品に関する情報を印字する印字部と、
前記印字部を駆動制御する制御部と、
を備え、
前記帯状フィルムにおいて、前記印字部によって印字される印字領域は、製袋後に袋の表側になる第1領域と裏側になる第2領域とに跨っており、
前記制御部は、前記第1領域に印字する第1情報と、前記第2領域に印字する第2情報とを纏めて前記印字部に印字させる、
製袋包装機。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記印字部は、前記第1情報および前記第2情報を、前記帯状フィルムの同一平面上に印字する、
請求項1に記載の製袋包装機。
【請求項3】
前記第1領域および前記第2領域は互いに隣接し、或いは一体化され、
1つの前記印字部が、前記第1領域および前記第2領域に接触して印字を行う、
請求項1に記載の製袋包装機。
【請求項4】
前記第1領域に少なくとも前記商品の商品名が印字され、
前記第2領域に少なくとも前記商品の前記商品名以外の付加情報が印字される、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の製袋包装機。
【請求項5】
前記制御部は、前記帯状フィルムの搬送に同期させて前記印字部を駆動制御する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の製袋包装機。
【請求項6】
前記第1領域および前記第2領域は、熱に反応して印字が行われる感熱印字域を有し、
前記印字部は、前記感熱印字域に接触して印字を行う、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の製袋包装機。
【請求項7】
前記印字部は、前記帯状フィルムの搬送方向と交差する方向に複数の発熱体が配列されたサーマルヘッドで構成されている、
請求項6に記載の製袋包装機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、製袋包装機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
袋の表側および裏側になるフィルム全面に袋詰め商品に対応した商標や原材料名が予め印刷され、さらに製造年月日が印字されたシート状のフィルムから袋を作り、その中に、スナック菓子などの物品を詰める製袋包装機が広く普及している。例えば、特許文献1(特開2016-175661号公報)には、文字または図形が印刷されたフィルムを使用する製袋包装機が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記のような製袋包装機では、異なる商品に対しては異なるフィルムが使用されるので、フィルム交換という作業が必要となる。
【0004】
それゆえ、異なる商品に対して共通のフィルムを使用できる製袋包装機が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1観点の製袋包装機は、帯状フィルムから成形される筒状フィルム内に物品を供給し、筒状フィルムを横シールすることにより1袋詰単位の商品を製造する製袋包装機であって、印字部と制御部とを備えている。印字部は、帯状フィルムに商品に関する情報を印字する。制御部は、印字部を駆動制御する。帯状フィルムにおいて、印字部によって印字される印字領域は、製袋後に袋の表側になる第1領域と裏側になる第2領域とに跨っている。制御部は、第1領域に印字する第1情報と、第2領域に印字する第2情報とを纏めて印字部に印字させる。
【0006】
この製袋包装機では、第1領域および第2領域の両方に対して、商品に関する情報が製袋時に印字されるので、異なる商品ごとに予め印刷または印字された異なるフィルムを備える必要がなく、異なる商品に対して共通のフィルムを使用することが可能である。
【0007】
第2観点の製袋包装機は、第1観点の製袋包装機であって、印字部が第1情報および第2情報を帯状フィルムの同一平面上に印字する。
【0008】
この製袋包装機では、帯状フィルムが筒状フィルムへ成形される前の一平面が印字面となるので、例えば、1つの印字部で第1情報と第2情報とを印字することが可能である。
【0009】
第3観点の製袋包装機は、第1観点の製袋包装機であって、第1領域および第2領域が互いに隣接し、或いは一体化されている。1つの印字部が、第1領域および第2領域に接触して印字を行う。
【0010】
この製袋包装機では、1つの印字部だけで、第1領域への第1情報の印字、および第2領域への第2情報の印字を同時に行うことが可能となり、第1領域および第2領域それぞれに対応する2つの印字部を搭載する必要がなく、構成および制御が簡素化する。
(【0011】以降は省略されています)

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