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公開番号2024174809
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-17
出願番号2024071534
出願日2024-04-25
発明の名称インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41M 5/00 20060101AFI20241210BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】開閉可能なインク注入口を有する大容量のインク収容部を備えるインクジェット記録装置を使用する場合であっても、カラー画像に隣接するブラック画像の縁部の光学濃度の低下を抑制しながら、長期間にわたって高品位な画像を記録することが可能なインクジェット記録方法を提供する。
【解決手段】開閉可能なインク注入口を有する第1インク収容部と、第2インク収容部と、水性インクを吐出する記録ヘッドと、を備えるインクジェット記録装置を使用して画像を記録する工程を有するインクジェット記録方法である。水性インクが、カーボンブラック及びアクリル樹脂粒子を含有するブラックインクと、有機顔料を含有するカラーインクと、を含み、ブラックインク中のカーボンブラックの含有量P1(質量%)、及びカラーインク中の前記有機顔料の含有量P2(質量%)が、下記式(1)の関係を満たす。
P1≦P2 ・・・(1)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
開閉可能なインク注入口を有する、前記インク注入口から水性インクを補充可能な第1インク収容部と、
前記第1インク収容部とチューブを介して接続される、前記水性インクを収容する第2インク収容部と、
前記第2インク収容部と接続し、前記第2インク収容部から供給される前記水性インクを吐出する吐出口が形成された記録ヘッドと、を備えるインクジェット記録装置を使用し、
前記吐出口から吐出した前記水性インクを記録媒体に付与して画像を記録する工程を有するインクジェット記録方法であって、
前記水性インクが、カーボンブラック及びアクリル樹脂粒子を含有するブラックインクと、有機顔料を含有するカラーインクと、を含み、
前記ブラックインク中の前記カーボンブラックの含有量P

(質量%)、及び前記カラーインク中の前記有機顔料の含有量P

(質量%)が、下記式(1)の関係を満たすことを特徴とするインクジェット記録方法。


≦P

・・・(1)
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記ブラックインク中の、前記アクリル樹脂粒子の含有量R

(質量%)が、前記カーボンブラックの含有量P

(質量%)に対する質量比率で、0.2倍以上1.3倍以下である請求項1に記載のインクジェット記録方法。
【請求項3】
前記ブラックインク中の前記カーボンブラックの含有量P

(質量%)、前記ブラックインク中の前記アクリル樹脂粒子の含有量R

(質量%)、及び前記カラーインク中の前記有機顔料の含有量P

(質量%)が、下記式(2)の関係を満たす請求項1に記載のインクジェット記録方法。


<(P

+R

) ・・・(2)
【請求項4】
前記カーボンブラックの体積基準の粒度分布の累積50%粒子径D50
P1
(nm)、前記有機顔料の体積基準の粒度分布の累積50%粒子径D50
P2
(nm)、及び前記アクリル樹脂粒子の体積基準の粒度分布の累積50%粒子径D50
R1
(nm)が、下記式(3)の関係を満たす請求項1に記載のインクジェット記録方法。
D50
P1
<D50
P2
<D50
R1
・・・(3)
【請求項5】
前記カーボンブラックのアニオン性基の量A
P1
(mmol/g)が、0.16mmol/g以上0.80mmol/g以下である請求項1に記載のインクジェット記録方法。
【請求項6】
前記アクリル樹脂粒子のアニオン性基の量A
R1
(mmol/g)、及び前記カーボンブラックのアニオン性基の量A
P1
(mmol/g)が、下記式(4)の関係を満たす請求項1に記載のインクジェット記録方法。

R1
<A
P1
・・・(4)
【請求項7】
前記カーボンブラックのBET比表面積が、350m

/g以下である請求項1に記載のインクジェット記録方法。
【請求項8】
前記カーボンブラックのDBP吸油量が、180mL/100g以下である請求項1に記載のインクジェット記録方法。
【請求項9】
前記カーボンブラックが、その粒子表面にアニオン性基が直接又は他の原子団を介して結合した自己分散顔料である請求項1に記載のインクジェット記録方法。
【請求項10】
前記ブラックインクの表面張力γ

(mN/m)、及び前記カラーインクの表面張力γ

(mN/m)が、下記式(5)の関係を満たす請求項1乃至9のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
γ

>γ

・・・(5)
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、在宅でのリモートワークの増加により、インクジェット記録装置に対して、発色性に優れた画像を高い生産性で普通紙などの記録媒体に記録可能であることなどが要望されている。発色性に優れた画像を記録すべく、例えば、顔料を色材として含有する水性の顔料インクが広く用いられている。なかでも、カーボンブラックを色材として含有するブラックインクと、カラーの有機顔料を色材として含有するカラーインクが汎用されている。
【0003】
収容されたインクの残量が減少した際に、それ自体を交換する方式のインクタンクが知られている。また、高い生産性を実現すべく、大容量のメインタンクをインク収容部として設けたインクジェット記録装置が提案されている。このような大容量のメインタンクとしては、特許文献1で提案されているような交換方式のタンクではなく、インクの残量が減少した際にインクを注入する方式のタンクを用いることが検討されている。例えば、顔料インクを適用可能なインク注入方式のメインタンクを備えたインクジェット記録装置が提案されている(特許文献2)。
【0004】
インク注入方式のメインタンクには、例えば、インクボトルからインクを注入する方式が採用されている。すなわち、開閉可能なインク注入口がメインタンクに設けられており、インクを注入するタイミングや注入量を適宜調整することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-147984号公報
特開2017-001391号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者らは、特許文献2で提案されているようなインク注入方式のタンクを搭載したインクジェット記録装置を使用し、カーボンブラックを含有するブラックインクと、有機顔料を含有するカラーインクを記録媒体に付与して長期間にわたって画像を記録した。その結果、ブラックインクとカラーインクが隣接して付与されて記録されたブラック画像とカラー画像の境界部において、ブラック画像の縁部の光学濃度が低下する場合があることがわかった。さらに長期間にわたって画像を記録した後には、ブラック画像の縁部の光学濃度の低下がより顕著になることがわかった。
【0007】
したがって、本発明の目的は、開閉可能なインク注入口を有する大容量のインク収容部を備えるインクジェット記録装置を使用して画像を記録する際に生ずる課題を解決することにある。すなわち、このようなインクジェット記録装置を使用した場合であっても、カラー画像に隣接するブラック画像の縁部の光学濃度の低下を抑制しながら、長期間にわたって高品位な画像を記録することが可能なインクジェット記録方法を提供することにある。また、本発明の別の目的は、このインクジェット記録方法に用いるインクジェット記録装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
すなわち、本発明によれば、開閉可能なインク注入口を有する、前記インク注入口から水性インクを補充可能な第1インク収容部と、前記第1インク収容部とチューブを介して接続される、前記水性インクを収容する第2インク収容部と、前記第2インク収容部と接続し、前記第2インク収容部から供給される前記水性インクを吐出する吐出口が形成された記録ヘッドと、を備えるインクジェット記録装置を使用し、前記吐出口から吐出した前記水性インクを記録媒体に付与して画像を記録する工程を有するインクジェット記録方法であって、前記水性インクが、カーボンブラック及びアクリル樹脂粒子を含有するブラックインクと、有機顔料を含有するカラーインクと、を含み、前記ブラックインク中の前記カーボンブラックの含有量P

(質量%)、及び前記カラーインク中の前記有機顔料の含有量P

(質量%)が、下記式(1)の関係を満たすことを特徴とするインクジェット記録方法が提供される。


≦P

・・・(1)
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、開閉可能なインク注入口を有する大容量のインク収容部を備えるインクジェット記録装置を使用して画像を記録する際に生ずる課題を解決することができる。すなわち、このようなインクジェット記録装置を使用した場合であっても、カラー画像に隣接するブラック画像の縁部の光学濃度の低下を抑制しながら、長期間にわたって高品位な画像を記録することが可能なインクジェット記録方法を提供することができる。また、本発明によれば、このインクジェット記録方法に用いるインクジェット記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明のインクジェット記録装置の一実施形態を模式的に示す斜視図である。
インク供給系の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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