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公開番号2024174119
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-13
出願番号2024171960,2022148914
出願日2024-10-01,2015-12-25
発明の名称血糖値上昇抑制用青汁、抗酸化用青汁、整腸用青汁、コラーゲン吸収促進用青汁、カルシウム吸収促進用青汁及び血中コレステロール上昇抑制用青汁
出願人株式会社東洋新薬
代理人
主分類A23L 33/105 20160101AFI20241206BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】
本発明の目的は、日常的に使用することが可能である、血糖値上昇抑制作用、抗酸化作用、整腸作用、コラーゲン吸収促進作用、カルシウム吸収促進作用及び血中コレステロール上昇抑制作用を有する大麦の茎葉の乾燥粉末を提供することにある。
【解決手段】
本発明の血糖値上昇抑制用青汁、抗酸化用青汁、整腸用青汁、コラーゲン吸収促進用青汁、カルシウム吸収促進用青汁及び血中コレステロール上昇抑制用青汁は、特定品種の大麦からなる群から選ばれる少なくとも1種の乾燥粉末を有効成分として含有することによって解決される。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ファイバースノウを含有する抗酸化用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、血糖値上昇抑制用青汁、抗酸化用青汁、整腸用青汁、コラーゲン吸収促進用青汁、カルシウム吸収促進用青汁及び血中コレステロール上昇抑制用青汁に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
[1.血糖値上昇抑制作用]
肥満は様々な疾病の原因となることが知られており、そのような疾病の一つとして糖尿病がある。肥満状態になると、脂肪細胞の肥大が認められ、脂肪細胞のみならず、筋肉細胞などのインスリンの標的細胞が細胞レベルでインスリン感受性の低下を起こす。結果として、糖忍容能が悪化し、最終的に糖尿病が発症する。
【0003】
糖尿病の治療にはインスリン投与がある。しかし、定期的なインスリン注射が必要であり、患者の負担はもとより、高い自己管理能力が求められる。
【0004】
インスリン注射を代替する手段として、経口糖尿病治療薬の服用がある。経口糖尿病治療薬としては、例えば、インスリンの分泌を促進させるスルホニルウレア剤、組織や細胞に働いて血糖値を降下させるインスリン抵抗性改善剤、腸管内での糖質の分解を阻害するα-グルコシダーゼ阻害剤などがある。しかし、これらの薬剤は、血糖値を過剰に降下させて低血糖を引き起こすことなどの副作用を生じせしめる。
【0005】
上記のような糖尿病の治療法は、侵襲方法による苦痛や副作用が生じるとしても、重篤な糖尿病罹患者に対しては有効である。しかし、軽度の糖尿病患者や糖尿病にまでは至らなくとも血糖値上昇に懸念がある者にとっては、到底有効であるとはいえない。
【0006】
そこで、糖尿病の予防や早期治療に有用な成分や組成物がこれまでに報告されている。例えば、本出願人は、大麦若葉末を摂取することにより、食後血糖値の上昇抑制効果があることを提案した(非特許文献1)。しかしながら、非特許文献1には単に大麦若葉末が血糖値上昇抑制作用を有することを記載しているに留まり、より良い効果を得るための大麦品種の探索が必要であった。
【0007】
[2.抗酸化作用]
酸素は、生物体に必要不可欠である一方、活性酸素として存在することにより、生物体に障害を与えることが知られている。活性酸素としては、例えば、スーパーオキシドラジカル(O

・) 、過酸化水素(H



)、OHラジカル(・OH)といった反応性の高い酸素の還元分子種;一重項酸素(



)といった励起分子種などに加えて、不飽和脂肪酸ペルオキシラジカル(LOO・)、不飽和脂肪酸ラジカル(L・)、不飽和脂肪酸ヒドロペルオキシド(LOOH)、不飽和脂肪酸アルコキシラジカル(LO・)といった不飽和脂質の酸化物などが挙げられる。
【0008】
生物体は、様々な活性酸素の消去機構を体内に有する。そのうちの一つが、スーパーオキサイドディスムターゼ(SOD)などが作用して、体内の活性酸素を捕捉する機構である。しかし、老化、外因ストレスといった活性酸素の生成が増加する物理的又は化学的な環境条件下においては、活性酸素の消去機構が十分に機能しないことがある。その結果、タンパク質又はDNAの切断、脂質の過酸化などが引き起こされ、生物体において種々の障害や疾患が生じる。
【0009】
そこで、活性酸素の生成抑制や消去といった、生体内での活性酸素の影響を緩和する抗酸化作用を有する物質の利用が知られている。例えば、本出願人は、麦若葉末と蜂蜜とを含有する、SOD活性が高められた健康食品を提案した(特許文献1)。しかしながら、当該発明は麦若葉以外に蜂蜜が必須であるため、配合する成分の制限が発生したり、製造時のコストがかかる等の問題が生じることから、大麦の茎葉単独で用いても高い抗酸化作用を有する大麦品種の探索が必要であった。
【0010】
[3.整腸作用]
近年、食生活の変化、食事内容の偏り、ストレスなどから便秘で悩む人が増加している。便秘は、腸内で便が長く滞留することにより生じる。また、重度の便秘は、腸内の有害細菌の増加や有害物質の吸収の増加などを引き起こし、大腸ガンの誘因となる可能性がある。そこで、便秘改善効果のある物質や該物質を配合して得られる整腸作用を有する組成物の開発が進められている。
(【0011】以降は省略されています)

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