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公開番号2024173264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091580
出願日2023-06-02
発明の名称砂進入防止用カバー体
出願人株式会社トランサポート
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A43B 3/18 20220101AFI20241205BHJP(履物)
要約【課題】靴を履きつつカバー体を足首及び靴の双方に容易に固定することができる砂進入防止用カバー体を提供すること。
【解決手段】カバー体1は、靴2の履き口3を覆うように装着され、靴紐4を挿通可能な一対の孔部11,11を左右両端側に備え、足首30に後側から巻き付け、紐孔5,5から引き出された靴紐4の両端4a,4aを一対の孔部11,11に挿通して締めることで、足首30に後側から巻き付けられたカバー体1の左右両端部が前方に引っ張られた状態で靴2の上部に固定されるとともに、足首30の前方で左右両端側が互いに近接して足首30に巻き付くように固定されることで、靴2を履きつつ、カバー体1を足首30及び靴2の双方に容易に固定することができるため使用性が向上する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
靴の履き口を覆うように装着される砂進入防止用カバー体であって、
靴紐を挿通可能な一対の孔部を両端側に備え、
足首に後側から巻き付け、紐孔から引き出した靴紐の両端を前記一対の孔部に挿通することで装着されることを特徴とする砂進入防止用カバー体。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記砂進入防止用カバー体の上縁部の少なくとも一部は伸縮性を有することを特徴とする請求項1に記載の砂進入防止用カバー体。
【請求項3】
前記一対の孔部のうち少なくとも一方の近傍に、足首の前方領域を被覆可能な被覆部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の砂進入防止用カバー体。
【請求項4】
前記被覆部は、前記一対の孔部の近傍に各々設けられ、
前記被覆部同士を係止可能な係止手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の砂進入防止用カバー体。
【請求項5】
前記一対の孔部各々の近傍に、補助孔部が別個に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の砂進入防止用カバー体。
【請求項6】
前記一対の孔部は、前記砂進入防止用カバー体の両端側における上縁部の長手方向の略中央位置と下縁部の長手方向の略中央位置との間に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の砂進入防止用カバー体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、靴内に砂が進入することを防ぐための砂進入防止用カバー体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、スポーツの競技場の一例であるテニスコートのサーフェスとしては、アスファルトの表面をゴムやアクリルなどでコーティングしてなるハードコート、土からなるクレーコート、天然芝からなるグラスコート、人工芝の上に砂を敷いた人工芝コート(所謂オムニコート)、室内型のカーペットコートなどが知られているが、日本国内においては人工芝コートが主流となってきている。
【0003】
人工芝コートでプレーすると、走ったり足を滑らしたときに砂が舞い上がり、靴の中に大量の砂が入り込んで履き心地が悪くなったり、靴下の繊維に砂が入り込むことで、靴を脱いで室内を歩いたときに床に砂が散乱したり洗濯が大変になるといった問題があった。
【0004】
この種の問題を解決する方法として、例えば、略円錐台形状をなす筒状の布製のカバー体を、上縁部に設けられた締め付け部を足首に巻き付けるように固定することで履き口を覆うとともに、カバー体の前裏に取付けたフックを靴紐に引っ掛けて靴に固定することで砂の進入を防止するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、メッシュ生地からなる円弧状のカバー体を、上縁部に設けられた布製の締結ベルトを足首に巻き付け、両端を面ファスナーにて取付けて固定することで履き口を覆うとともに、カバー体に取付けた面ファスナーを靴のかかとに取付けた面ファスナーに係合するとともに、カバー体に取付けたフックを靴紐に引っ掛けて靴に固定することで砂の進入を防止するものがある(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3237325号公報
特許第5486119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記特許文献1、2に記載のカバー体は、カバー体の上縁部を足首に巻き付けて固定するための固定具と、カバー体の下縁部を靴に固定するための固定具とが別個に必要であるとともに、靴を履いてからカバー体を足首及び靴の双方に固定する必要があるため、装着に手間がかかり使用性が悪いという問題があった。
【0008】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、靴を履きつつカバー体を足首及び靴の双方に容易に固定することができる砂進入防止用カバー体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本発明の砂進入防止用カバー体は、
靴の履き口を覆うように装着される砂進入防止用カバー体であって、
靴紐を挿通可能な一対の孔部を両端側に備え、
足首に後側から巻き付け、紐孔から引き出した靴紐の両端を前記一対の孔部に挿通することで装着されることを特徴としている。
この特徴によれば、一対の孔部に靴紐の両端を挿通して該靴紐を締めることで、足首に後側から巻き付けられた砂進入防止用カバー体の両端側が前方に引っ張られた状態で靴に固定されるとともに、両端側が互いに近接することで足首に巻き付くように固定されることで、靴を履きつつ、砂進入防止用カバー体を足首及び靴の双方に容易に固定することができるため使用性が向上する。
【0010】
前記砂進入防止用カバー体の上縁部の少なくとも一部は伸縮性を有することを特徴としている。
この特徴によれば、砂進入防止用カバー体の上縁部が足首によりフィットするため、砂の進入がより効果的に防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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