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公開番号
2024173254
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091561
出願日
2023-06-02
発明の名称
収納箱およびシート
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
主分類
B65D
5/54 20060101AFI20241205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】収納物を容易に取り出し可能にすることに貢献する収納箱およびシートを提供する。
【解決手段】第一壁4および第二壁5と、周壁6とを有し、収納物が配置される箱本体2を備え、第一壁は、雌フラップ層42Aと、雄フラップ層41Aと、中間フラップ層46とを含み、雌フラップ42には、雌本体部429と、差込口421とが設けられ、雄フラップ41には、雄本体部419と、差込口に差し込まれる第一差込部とが設けられ、雌フラップ層、中間フラップ層、および雄フラップ層の少なくとも一つには、空間に配置された収納物を箱本体から取り出すための第一ミシン目411、412が設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第一方向と交差するように延び且つ前記第一方向において互いに並んで配置される第一壁および第二壁と、前記第一壁の周縁から前記第二壁の周縁まで延びる周壁とを有し、前記第一壁と前記第二壁と前記周壁とで囲まれた空間に収納物が配置される箱本体を備え、
前記周壁は、前記第一方向に直交する第二方向と交差するように延び且つ前記第二方向において互いに並んで配置される第三壁および第四壁と、前記第一方向と前記第二方向とに直交する第三方向と交差するように延び且つ前記第三方向において互いに並んで配置される第五壁および第六壁とを含み、
前記第一壁は、
前記第一方向のうち前記第二壁から前記第一壁に向かう第一特定方向における前記第三壁の端に接続する雌フラップで構成される雌フラップ層と、
前記第四壁における前記第一特定方向の端に接続する雄フラップで構成される雄フラップ層と、
前記第五壁における前記第一特定方向の端に接続する第一フラップ、および前記第六壁における前記第一特定方向の端に接続する第二フラップによって構成される中間フラップ層とを含み、
前記雌フラップ層、前記中間フラップ層、および前記雄フラップ層が、前記第一特定方向に向かって、前記雌フラップ層、前記中間フラップ層、前記雄フラップ層の順に積層されることで構成され、
前記雌フラップには、
前記第三壁における前記第一特定方向の端から、前記第二方向のうち前記第三壁から前記第四壁に向かう第二特定方向に延びる雌本体部と、
前記雌本体部に形成される差込口とが設けられ、
前記雄フラップには、
前記第四壁における前記第一特定方向の端から、前記第二特定方向とは反対の第二反対方向に延びる雄本体部と、
前記雄本体部における前記第二反対方向の端から、前記第二反対方向に延び、且つ前記差込口に差し込まれる第一差込部とが設けられ、
前記雌フラップ層、前記中間フラップ層、および前記雄フラップ層の少なくとも一つには、前記空間に配置された前記収納物を前記箱本体から取り出すための第一ミシン目が設けられる
ことを特徴とする収納箱。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第一ミシン目は、前記第一壁の周縁から延び、
前記周壁には、前記空間に配置された前記収納物を前記箱本体から取り出すための第二ミシン目が設けられ、
前記第二ミシン目は、前記第一壁の周縁にある前記第一ミシン目の端に接続し且つ前記第一特定方向とは反対の第一反対方向に膨らむ
ことを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
【請求項3】
前記第一ミシン目は、前記雄フラップ層および前記雌フラップ層の少なくとも一方に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
【請求項4】
前記第一壁における前記第二方向の長さは、前記第二壁における前記第三方向の長さよりも短く、
前記第一ミシン目は、前記第二方向に延びる
ことを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
【請求項5】
前記中間フラップ層には、前記差込口に差し込まれる第二差込部が設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
【請求項6】
前記雌フラップは、前記差込口を規定する差込口縁を含み、
前記差込口縁は、前記雌本体部の内側で環状に閉じている
ことを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
【請求項7】
前記雌フラップは、前記第三壁における前記第一特定方向の端から、前記第二特定方向に延び、
前記雌フラップは、前記差込口を規定する差込口縁を含み、
前記差込口縁は、前記第二特定方向に開いており、
前記差込口縁の一端および他端は、前記雌本体部の前記第二特定方向の端に位置する
ことを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
【請求項8】
前記雌フラップは、前記差込口を規定する差込口縁を含み、
前記差込口縁の一端および他端は、前記雌本体部の内側に位置し、
前記差込口縁は、前記第三方向に延びる
ことを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
【請求項9】
前記第二壁は、前記周壁における前記第一特定方向とは反対の第一反対方向の端に接続する第三フラップと、前記第三フラップと係合する係合部とを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
【請求項10】
印刷に用いられる消耗品である前記収納物を備えた
ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の収納箱。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収納箱およびシートに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の組み立て式梱包箱は、本体部および閉鎖部を備える。本体部は、4枚の薄板により構成される角筒状である。閉鎖部は、4枚の薄板により規定される開口を閉じる。閉鎖部は、4枚のフラップを有する。各フラップには、突出部が設けられる。閉鎖部は、4つのフラップが組み合わされ、各フラップの突出部が所定の順番で係合されることにより構成される、いわゆる地獄底(アメリカンロック)である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-181067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記組み立て式梱包箱では、本体部に収納された収納物の重みで各フラップが互いに分離し難いように、閉鎖部が地獄底で構成される。このため、ユーザは閉鎖部を容易に分離させることができない。よって、組み立て式梱包箱において、ユーザは閉鎖部を分離して本体部から収納物を取り出すことが困難である。
【0005】
本発明の目的は、収納物を容易に取り出し可能にすることに貢献する収納箱およびシートを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、例えば以下の態様を開示する。
【0007】
本発明の第一態様に係る収納箱は、第一方向と交差するように延び且つ前記第一方向において互いに並んで配置される第一壁および第二壁と、前記第一壁の周縁から前記第二壁の周縁まで延びる周壁とを有し、前記第一壁と前記第二壁と前記周壁とで囲まれた空間に収納物が配置される箱本体を備え、前記周壁は、前記第一方向に直交する第二方向と交差するように延び且つ前記第二方向において互いに並んで配置される第三壁および第四壁と、前記第一方向と前記第二方向とに直交する第三方向と交差するように延び且つ前記第三方向において互いに並んで配置される第五壁および第六壁とを含み、前記第一壁は、前記第一方向のうち前記第二壁から前記第一壁に向かう第一特定方向における前記第三壁の端に接続する雌フラップで構成される雌フラップ層と、前記第四壁における前記第一特定方向の端に接続する雄フラップで構成される雄フラップ層と、前記第五壁における前記第一特定方向の端に接続する第一フラップ、および前記第六壁における前記第一特定方向の端に接続する第二フラップによって構成される中間フラップ層とを含み、前記雌フラップ層、前記中間フラップ層、および前記雄フラップ層が、前記第一特定方向に向かって、前記雌フラップ層、前記中間フラップ層、前記雄フラップ層の順に積層されることで構成され、前記雌フラップには、前記第三壁における前記第一特定方向の端から、前記第二方向のうち前記第三壁から前記第四壁に向かう第二特定方向に延びる雌本体部と、前記雌本体部に形成される差込口とが設けられ、前記雄フラップには、前記第四壁における前記第一特定方向の端から、前記第二特定方向とは反対の第二反対方向に延びる雄本体部と、前記雄本体部における前記第二反対方向の端から、前記第二反対方向に延び、且つ前記差込口に差し込まれる第一差込部とが設けられ、前記雌フラップ層、前記中間フラップ層、および前記雄フラップ層の少なくとも一つには、前記空間に配置された前記収納物を前記箱本体から取り出すための第一ミシン目が設けられることを特徴とする。
【0008】
第一態様によれば、第一ミシン目が裂かれることで、収納箱は箱本体から収納物を取り出し可能な状態となる。よって、収納箱は収納物を容易に取り出し可能にすることに貢献する。
【0009】
本発明の第二態様に係るシートは、組み付けられることで収納箱が形成されるように構成されるシートであって、前記収納箱は、第一方向と交差するように延び且つ前記第一方向において互いに並んで配置される第一壁および第二壁と、前記第一壁の周縁から前記第二壁の周縁まで延びる周壁とを有し、前記第一壁と前記第二壁と前記周壁とで囲まれた空間に収納物が配置される箱本体を備え、前記周壁は、前記第一方向に直交する第二方向と交差するように延び且つ前記第二方向において互いに並んで配置される第三壁および第四壁と、前記第一方向と前記第二方向とに直交する第三方向と交差するように延び且つ前記第三方向において互いに並んで配置される第五壁および第六壁とを含み、前記第一壁は、前記第一方向のうち前記第二壁から前記第一壁に向かう第一特定方向における前記第三壁の端に接続する雌フラップで構成される雌フラップ層と、前記第四壁における前記第一特定方向の端に接続する雄フラップで構成される雄フラップ層と、前記第五壁における前記第一特定方向の端に接続する第一フラップ、および前記第六壁における前記第一特定方向の端に接続する第二フラップによって構成される中間フラップ層とを含み、前記雌フラップ層、前記中間フラップ層、および前記雄フラップ層が、前記第一特定方向に向かって、前記雌フラップ層、前記中間フラップ層、前記雄フラップ層の順に積層されることで構成され、前記雌フラップには、前記第三壁における前記第一特定方向の端から、前記第二方向のうち前記第三壁から前記第四壁に向かう第二特定方向に延びる雌本体部と、前記雌本体部に形成される差込口とが設けられ、前記雄フラップには、前記第四壁における前記第一特定方向の端から、前記第二特定方向とは反対の第二反対方向に延びる雄本体部と、前記雄本体部における前記第二反対方向の端から、前記第二反対方向に延び、且つ前記差込口に差し込まれる第一差込部とが設けられ、前記雌フラップ、前記中間フラップ層、および前記雄フラップの少なくとも一つには、前記空間に配置された前記収納物を前記箱本体から取り出すための第一ミシン目が設けられることを特徴とする。
【0010】
第二態様は第一態様と同様に、組み付けられることで形成された収納箱において、収納箱に収納された収納物を容易に取り出し可能にすることに貢献する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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