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公開番号2024173037
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091152
出願日2023-06-01
発明の名称電子機器、その制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/04812 20220101AFI20241205BHJP(計算;計数)
要約【課題】 場合に応じて、ポインタの表示方法を切り換えるとともに、視線位置に表示されている表示アイテムに関する処理を実行する場合は、表示アイテムの表示形態を変更し、ユーザの操作性を向上させる。
【解決手段】 本発明の電子機器は、表示手段を見るユーザの視線位置を検出する検出手段と、撮像手段により撮像されたライブビュー画像が前記表示手段に表示され、かつ、視線位置が、前記ライブビュー画像上で所定の処理が実行される位置である場合、視線位置に第1ポインタを表示し、表示アイテムが前記表示手段に表示され、かつ、視線位置が、前記表示アイテムに関する処理が実行される位置である場合、前記表示アイテムの表示形態を変更し、視線位置が、所定の処理が実行されない位置である場合、視線位置に前記第1ポインタと比べて明示的でない前記第2ポインタを表示するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
表示手段を見るユーザの視線位置を検出する検出手段と、
撮像手段により撮像されたライブビュー画像が前記表示手段に表示され、かつ、前記検出手段により検出された視線位置が、前記ライブビュー画像上で所定の処理が実行される位置である場合、視線位置に第1ポインタを表示するように制御し、
表示アイテムが前記表示手段に表示され、かつ、前記検出手段により検出された視線位置が、前記表示アイテムに関する処理が実行される位置である場合、前記表示アイテムの表示形態を変更するように制御し、
前記検出手段により検出された視線位置が、所定の処理が実行されない位置である場合、視線位置に前記第1ポインタと比べて明示的でない前記第2ポインタを表示するように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記表示アイテムのサイズは、前記第2ポインタのサイズに対して、所定の値以下であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記表示アイテムが前記表示手段に表示され、かつ、前記検出手段により検出された視線位置が、前記表示アイテムに関する処理が実行される位置である場合、前記制御手段が、視線位置に前記第2ポインタを表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記第1ポインタ及び前記第2ポインタが線で表される場合、前記制御手段は、前記第1ポインタ及び前記第2ポインタの前記線の透過率、色、太さ、種類、又は数を変更して表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記ライブビュー画像に前記撮像手段による撮像を補助するための情報が重畳して表示され、かつ、視線位置に前記撮像を補助するための情報が表示されている場合、前記制御手段は、視線位置に前記第1ポインタを表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記撮像を補助するための情報は、前記電子機器の傾きに関する情報、検出された被写体の位置やフォーカス位置を示す情報、前記撮像手段により撮像された画像の明るさに関する情報であることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記表示アイテムの表示形態は、前記表示アイテムの枠の太さ又は色、前記表示アイテムの背景色、前記表示アイテムの表示サイズの少なくとも1つを変更することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
ユーザによる操作を受け付けるための操作手段をさらに有し、
前記操作手段による操作を受け付けた場合、前記制御手段は、視線による操作を中断し、中断時の視線位置の最近傍の表示アイテムを起点として、前記操作手段による操作を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
ユーザによる操作を受け付けるための操作手段をさらに有し、
前記第1ポインタ表示中に前記操作手段によりAF処理を実行するための操作を受け付けた場合、前記制御手段は、撮影待機画面でなければ撮影待機画面への切り替えとAF位置の決定を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
表示手段を見るユーザの視線位置を検出する検出ステップと、
撮像手段により撮像されたライブビュー画像が前記表示手段に表示され、かつ、前記検出手段により検出された視線位置が、前記ライブビュー画像上で所定の処理が実行される位置である場合、視線位置に第1ポインタを表示するように制御し、
表示アイテムが前記表示手段に表示され、かつ、前記検出手段により検出された視線位置が、前記表示アイテムに関する処理が実行される位置である場合、前記表示アイテムの表示形態を変更するように制御し、
前記検出手段により検出された視線位置が、所定の処理が実行されない位置である場合、視線位置に前記第1ポインタと比べて明示的でない前記第2ポインタを表示するように制御する制御ステップとを有することを特徴とする電子機器の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、その制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年デジタルカメラのミラーレス化が進み、手動で十字キーやマルチコントローラー等を操作せずとも、ユーザの視線で操作することができる、「視線入力」の技術を搭載した電子機器が知られている。この「視線入力」の技術において、ユーザが自身の視線位置を把握するために、ユーザの視線位置に視線ポインタを表示することも知られている。
【0003】
特許文献1では、ライブビュー画像上で、ユーザが視線入力を使用して所望の領域を選択する場合に、ユーザの視線位置を示す領域である視線ポインタを表示する。特許文献1では、さらに、視線ポインタの付近に表示される被写体を選択領域として選択することで、スムーズな操作性を実現する撮像装置が開示されている。
【0004】
また、人間の眼球には、固視微動と呼ばれる、ある一点を注視している際にも眼球が細かい運動を起こすという特性がある。特許文献2では、その固視微動の影響を緩和するために視線ポインタをある程度大きい大きさで、所定期間分平均化した位置に基づいて表示することで、不快感を軽減する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-87068号公報
特開2021-108447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の撮像装置では、ユーザが視線入力を使用した所望の領域の選択を行わずに、単に撮像に関する情報を見ている場合、視線位置を示す視線ポインタを表示すると、撮像に関する情報が視認しにくくなってしまう可能性がある。また、特許文献1の撮像装置では、撮像に関する設定画面上などでユーザの視線位置に基づく位置に表示されている表示アイテムを選択する場合、視線位置を示す視線ポインタを表示すると、表示アイテムの視認性が低下してしまう可能性がある。
【0007】
そのため、ライブビュー画像上で所望の領域を選択する場合に表示されるポインタに比べて、ユーザが所望の領域の選択をしない場合に表示されるポインタや、撮像に関する設定画面上などの表示アイテムに表示されるポインタの視認性を低下させる必要がある。
【0008】
しかしながら、特に、撮像に関する設定画面上などで、ユーザの視線位置に基づく位置に表示されている表示アイテムを選択する場合は、視線入力を使用して選択した表示アイテムに関する処理を実行したいというユーザの意図がある。そのため、ポインタの視認性を低くしたとしても、特許文献2に記載のような、表示アイテムと比べて大きいサイズのポインタが表示アイテムに表示されてしまうと、表示アイテムの視認性が低下し、ユーザの操作性が低くなってしまう可能性がある。
【0009】
そこで、本発明では、ユーザの視線位置が、ライブビュー画像上で所定の処理が実行される直前の状態と思われる位置である場合と、所定の処理が実行されない直前の状態と思われる位置である場合とで、ポインタの表示方法を切り換える。本発明では、さらに、ユーザの視線位置が、表示アイテムに関する処理が実行される直前の状態と思われる位置である場合に、表示アイテムの表示形態を変更する。これにより、ユーザの操作性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、表示手段を見るユーザの視線位置を検出する検出手段と、撮像手段により撮像されたライブビュー画像が前記表示手段に表示され、かつ、前記検出手段により検出された視線位置が、前記ライブビュー画像上で所定の処理が実行される位置である場合、視線位置に第1ポインタを表示するように制御し、表示アイテムが前記表示手段に表示され、かつ、前記検出手段により検出された視線位置が、前記表示アイテムに関する処理が実行される位置である場合、前記表示アイテムの表示形態を変更するように制御し、前記検出手段により検出された視線位置が、所定の処理が実行されない位置である場合、視線位置に前記第1ポインタと比べて明示的でない前記第2ポインタを表示するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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