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公開番号
2024172766
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090720
出願日
2023-06-01
発明の名称
コネクタ、接続端子及びワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01R
13/46 20060101AFI20241205BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】端子付き電線を円滑にハウジングに組み付けることができるコネクタ、接続端子及びワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、端子4を電線5に取り付けた端子付き電線3と、端子付き電線3を収容可能な内部空間2A、端子付き電線3における端子4を相手方コネクタとの嵌合方向に向けて収容して保持する収容部221、及び、筒状を呈し端子付き電線3における電線5を内部空間2Aから嵌合方向と交差する方向に引き出させる電線挿通部214を形成しているハウジング2と、を備え、端子4は、電線5の端部に取り付けられる電線接続部41と、電線接続部41に対し回動可能に取り付けられ相手方コネクタと電気的に接続される電気接続部42とを有し、電気接続部42は、少なくとも電線5の延在方向に向いた第一回動位置P1から延在方向と交差する方向に向いた第二回動位置P2まで回動可能とされるように構成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
端子を電線に取り付けた端子付き電線と、
前記端子付き電線を収容可能な内部空間、前記端子付き電線における前記端子を相手方コネクタとの嵌合方向に向けて収容して保持する収容部、及び、筒状を呈し前記端子付き電線における前記電線を前記内部空間から前記嵌合方向と交差する方向に引き出させる電線挿通部を形成しているハウジングと、を備え、
前記端子は、前記電線の端部に取り付けられる電線接続部と、前記電線接続部に対し回動可能に取り付けられ前記相手方コネクタと電気的に接続される電気接続部とを有し、
前記電気接続部は、少なくとも前記電線の延在方向に向いた第一回動位置から前記延在方向と交差する方向に向いた第二回動位置まで回動可能とされる、
コネクタ。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
電線の端部に取り付けられる電線接続部と、
前記電線接続部に対し回動可能に取り付けられ、他の端子と電気的に接続される電気接続部と、
前記電気接続部は、少なくとも前記電線の延在方向に向いた第一回動位置から前記延在方向と交差する方向に向いた第二回動位置まで回動可能とする、
接続端子。
【請求項3】
電線と、
前記電線を挿通させて保持するハウジングを有し、相手方コネクタに接続可能なコネクタと、を備え、
前記電線は、端子を取り付けた端子付き電線を構成し、
前記ハウジングは、
前記端子付き電線を収容可能な内部空間と、
前記端子付き電線における前記端子を前記相手方コネクタとの嵌合方向に向けて収容して保持する収容部と、
筒状を呈し前記端子付き電線における前記電線を前記内部空間から前記嵌合方向と交差する方向に引き出させる電線挿通部と、を形成し、
前記端子は、前記電線の端部に取り付けられる電線接続部と、前記電線接続部に対し回動可能に取り付けられ前記相手方コネクタと電気的に接続される電気接続部とを有し、
前記電気接続部は、少なくとも前記電線の延在方向に向いた第一回動位置から前記延在方向と交差する方向に向いた第二回動位置まで回動可能とされる、
ワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ、接続端子及びワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コネクタ、接続端子及びワイヤハーネスに関するものとして、例えば、特許文献1に記載されるように、複数の端子付き電線をハウジングで保持するコネクタが知られている。このコネクタは、端子を相手方コネクタの嵌合方向に向けて配置し、嵌合方向と交差する方向へ電線を外側へ引き出している。すなわち、端子付き電線は、電線と端子が屈曲した状態でハウジングに収容され保持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-002194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなコネクタにあっては、ハウジングに対し端子付き電線を組み付けることが難しい点で改善の余地がある。例えば、端子付き電線は、電線と端子が互いに交差する方向に向いており、L字型に屈曲しているため、電線挿入孔を通じてハウジング内へ入れ込むことが困難となる。従って、上述したコネクタは、端子付き電線をハウジングに組み付けることが難しい。
【0005】
そこで、本発明は、ハウジングに対し端子付き電線を円滑に組み付けられるコネクタ、接続端子及びワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るコネクタは、端子を電線に取り付けた端子付き電線と、前記端子付き電線を収容可能な内部空間、前記端子付き電線における前記端子を相手方コネクタとの嵌合方向に向けて収容して保持する収容部、及び、筒状を呈し前記端子付き電線における前記電線を前記内部空間から前記嵌合方向と交差する方向に引き出させる電線挿通部を形成しているハウジングと、を備え、前記端子は、前記電線の端部に取り付けられる電線接続部と、前記電線接続部に対し回動可能に取り付けられ前記相手方コネクタと電気的に接続される電気接続部とを有し、前記電気接続部は、少なくとも前記電線の延在方向に向いた第一回動位置から前記延在方向と交差する方向に向いた第二回動位置まで回動可能とされるように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタ、接続端子及びワイヤハーネスによれば、ハウジングに対し端子付き電線を円滑に組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。
図3は、図1のIII-IIIにおけるコネクタの断面図である。
図4は、実施形態に係るコネクタにおける端子の分解斜視図である。
図5は、実施形態に係るコネクタにおける端子の斜視図である。
図6は、実施形態に係るコネクタの製造方法を示すフローチャートである。
図7は、実施形態に係るコネクタの製造方法における電線挿通工程の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、コネクタ、接続端子及びワイヤハーネスに関する。以下の説明では、互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「接続方向X」といい、第二方向を「幅方向Y」といい、第三方向を「高さ方向Z」という。ここでは、接続方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、相互に直交する。接続方向Xは、コネクタと相手方コネクタの接続方向及び嵌合方向に相当する。幅方向Yと高さ方向Zとは、接続方向Xと交差する交差方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。なお、ここでいう直交は、ほぼ直交を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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