TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024162426
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023077918
出願日2023-05-10
発明の名称コネクタ装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 24/66 20110101AFI20241114BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタの嵌合寸法が従来よりも小さいコネクタ装置を提供する。
【解決手段】互いに直交する方向に延在する2本の導線A、Bの各端部に設けられて、互いに嵌合することで2本の導線を電気接続する第1のコネクタ10および第2のコネクタ20を備える。第1のコネクタは、端子保持部材13から一方の導線Aの延在方向と同じ方向に突出した第1の端子11を有し、第2のコネクタ20は、他方の導線Bの延在方向と同じ方向に延在すると共に、第1の端子11の突出方向と直交する第1の端子11の側方から、当該第1の端子11に嵌合する第2の端子21を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
互いに直交する方向に延在する2本の導線の各端部に設けられて、互いに嵌合することで前記2本の導線を電気接続する第1のコネクタおよび第2のコネクタを備え、
前記第1のコネクタは、端子保持部材から一方の前記導線の延在方向と同じ方向に突出した第1の端子を有し、
前記第2のコネクタは、他方の前記導線の延在方向と同じ方向に延在すると共に、前記第1の端子の突出方向と直交する第1の端子の側方から、当該第1の端子に嵌合する第2の端子を有する、
コネクタ装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記第1のコネクタは、前記端子保持部材を含むと共に、前記第1の端子を収容し、前記第1の端子の側方に開口を備える第1のコネクタハウジングを有し、
前記第2のコネクタは、前記第1のコネクタハウジングの前記開口に嵌合し、その嵌合した状態で前記第1の端子を受け入れる開口を備えた第2のコネクタハウジングを有する、
請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項3】
前記第1の端子が棒状に形成され、
前記第2の端子の先端に、前記第1の端子にその側方から嵌合する凹部が設けられている、
請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項4】
前記第1の端子に、その側方に開口を向けた凹部が設けられ、
前記第2の端子の先端に、前記第1の端子の凹部に嵌合する頭部が設けられている、
請求項1に記載のコネクタ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、互いに直交する方向に延在する2本の導線同士を電気接続するためのコネクタ装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、互いに直交する方向に延在する2本の導線同士を電気接続する場合、例えば、図10に示すようなコネクタ装置300が用いられていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図10において、第1の導線301と第2の導線321は、互いに直交する位置関係でそれぞれ延在している。これら第1の導線301と第2の導線321を接続するコネクタ装置300は、パネル302に固定された第1の導線301側の第1のコネクタ305と、第1のコネクタ305に嵌合される第2の導線321側の第2のコネクタ325と、から構成されている。
【0004】
第1のコネクタ305は、第1の導線301の延在方向と同じ方向に延在する第1の端子306と、パネル302に固定されて第1の端子306を保持する第1のコネクタハウジング307と、を有している。また、第2のコネクタ325は、第2の導線321の延在方向と直交する方向に延在する第2の端子326と、第2の端子326を保持する第2のコネクタハウジング327と、を有している。ここで、第2のコネクタ325において、互いに直交する方向に延在する第2の端子326と第2の導線321の接続は、第2の端子326の後端部に設けた導線接続部330において行われている。
【0005】
そして、第1の端子306と第2の端子326は、第1の端子306の延在方向に沿って相対的にスライドすることで、互いに嵌合するように構成されている。同様に、第1のコネクタハウジング307と第2のコネクタハウジング327は、第1の端子306の延在方向に沿って相対的にスライドすることで、互いに嵌合するように構成されている。すなわち、第2のコネクタ325を、第1の端子306の延在方向に沿って第1のコネクタ305に向けてスライドさせることにより、第2のコネクタハウジング327の先端開放の凹部327aが第1のコネクタハウジング307に嵌合する。同時に、第2の端子326が第1の端子306に嵌合して、それにより、第1の端子306と第2の端子326との導通接続が達成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実開昭63-99683号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、図10に示す従来のコネクタ装置300においては、第1の端子306と第2の端子326の嵌合方向が、第1の端子306の延在方向と同じ方向である。そのため、第1の端子306と第2の端子326の嵌合長さL1の範囲(ラップ範囲)の外側に、第2の端子326の延在方向と直交する方向に延在する第2の導線321と、第2の端子326とを接続する導線接続部330を確保する必要があった。つまり、第1の端子306と第2の端子326の嵌合長さL1の範囲の外側に、導線接続部330の長さL2分のスペースの確保が必要であった。その結果、第1のコネクタ305と第2のコネクタ325を嵌合接続した際の、パネル302から第2の導線321までの距離(嵌合距離)L3、つまり、コネクタ装置300を構成する第1のコネクタ305と第2のコネクタ325の嵌合寸法が大きくなるという問題があった。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、互いに直交する位置関係にある導線同士を接続する際のコネクタ装置を構成する2つのコネクタの嵌合寸法を小さくすることができ、それにより、コンパクトなコネクタ接続を可能にするコネクタ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタ装置は、下記を特徴としている。
【0010】
互いに直交する方向に延在する2本の導線の各端部に設けられて、互いに嵌合することで前記2本の導線を電気接続する第1のコネクタおよび第2のコネクタを備え、
前記第1のコネクタは、端子保持部材から前記一方の導線の延在方向と同じ方向に突出した第1の端子を有し、
前記第2のコネクタは、前記他方の導線の延在方向と同じ方向に延在すると共に、前記第1の端子の突出方向と直交する第1の端子の側方から、当該第1の端子に嵌合する第2の端子を有する、
コネクタ装置。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

矢崎総業株式会社
端子
1日前
矢崎総業株式会社
保持装置
1日前
矢崎総業株式会社
接続端子
8日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
20日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
20日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
20日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
6日前
矢崎総業株式会社
放熱構造
6日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
伝熱部材
1日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
接続端子
8日前
矢崎総業株式会社
電流センサ
1か月前
矢崎総業株式会社
電流センサ
1か月前
矢崎総業株式会社
グロメット
29日前
矢崎総業株式会社
電線ホルダ
28日前
矢崎総業株式会社
プロテクタ
20日前
矢崎総業株式会社
グロメット
1か月前
矢崎総業株式会社
端子ユニット
8日前
矢崎総業株式会社
電線保護部材
22日前
矢崎総業株式会社
電線固定構造
1か月前
矢崎総業株式会社
電線冷却装置
1か月前
矢崎総業株式会社
電源制御装置
1日前
矢崎総業株式会社
端子圧着装置
1か月前
続きを見る