TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024164401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-27
出願番号2023079849
出願日2023-05-15
発明の名称光伝送システム
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04B 10/071 20130101AFI20241120BHJP(電気通信技術)
要約【課題】光ファイバを介して通信信号を伝送しつつ、光ファイバの状態をセンシングすることが可能な光伝送システムを提供する。
【解決手段】光伝送システム10は、光ファイバを介して光通信を行い、光ファイバの状態をセンシングする光伝送システム10である。光伝送システム10は、発光素子210で発光された光を伝送する第1光ファイバ200と、第1光ファイバ200から出力された光を屈折させる第1レンズ120と、を備える。また、光伝送システム10は、通信信号310及びセンシング信号311として出力する音響光学素子100と、通信信号310及びセンシング信号311を屈折させて出力する第2レンズ130と、を備える。さらに、光伝送システム10は、通信信号310及びセンシング信号311を伝送する第2光ファイバ300と、第2光ファイバ300におけるセンシング信号311の後方散乱光312を受光する受光素子220と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光ファイバを介して光通信を行い、前記光ファイバの状態をセンシングする光伝送システムであって、
光を出力する発光素子と、
前記発光素子で出力された前記光を伝送する第1光ファイバと、
前記第1光ファイバから出力された前記光を所定の方向に屈折させる第1レンズと、
前記第1レンズを介して屈折された光信号を回折し、通信信号及びセンシング信号として出力する音響光学素子と、
前記通信信号及び前記センシング信号を屈折させて出力する第2レンズと、
前記第2レンズから出力された前記通信信号及び前記センシング信号を伝送する第2光ファイバと、
前記第2光ファイバにおける前記センシング信号の後方散乱光を、前記第2レンズ、前記音響光学素子、及び前記第1レンズを介して受光する受光素子と、
を備える光伝送システム。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記音響光学素子は、所定の信号に基づいて生成されるタイミングに応じて、前記センシング信号を出力する、請求項1に記載の光伝送システム。
【請求項3】
前記音響光学素子を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記音響光学素子の光路を切り替えることで、前記第2光ファイバに設けられた複数のコアに対して、前記センシング信号を入射する、請求項2に記載の光伝送システム。
【請求項4】
前記第1光ファイバは、シングルコアファイババンドルで構成され、
前記第2光ファイバは、マルチコアファイバで構成される、
請求項1~3のいずれか一項に記載の光伝送システム。
【請求項5】
前記第1光ファイバ及び前記第2光ファイバは、マルチコアファイバで構成される、
請求項1~3のいずれか一項に記載の光伝送システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光伝送システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、光を伝搬するマルチコアファイバの特性を測定する装置が提案されている。特許文献1には、マルチコアファイバの光強度分布測定装置が開示されている。特許文献1に開示された光強度分布測定装置は、光の量を変化させ、コアの一端に光を複数回入射させ、コアの他端から出射される光の画像データを生成し、光の強度分布を測定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-126424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
マルチコアファイバにかかった応力や伝搬損失等の光ファイバの特性を検出するために、特許文献1で開示された光強度分布測定装置を用いる場合、マルチコアファイバのそれぞれのコアに同時に光を入射させる必要がある。そのため、当該光強度分布測定装置では、コアの応力検出のために複数の光源が必要となり、また、同一のパワーになるように入射させる光を正確に分岐させる必要があるため、装置の規模や装置の構成の複雑さが増大する。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、光ファイバを介して通信信号を伝送しつつ、光ファイバの状態をセンシングすることが可能な光伝送システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る光伝送システムは、光ファイバを介して光通信を行い、光ファイバの状態をセンシングする光伝送システムであって、光を出力する発光素子と、発光素子で出力された光を伝送する第1光ファイバと、第1光ファイバから出力された光を所定の方向に屈折させる第1レンズと、第1レンズを介して屈折された光信号を回折し、通信信号及びセンシング信号として出力する音響光学素子と、通信信号及びセンシング信号を屈折させて出力する第2レンズと、第2レンズから出力された通信信号及びセンシング信号を伝送する第2光ファイバと、第2光ファイバにおけるセンシング信号の後方散乱光を、第2レンズ、音響光学素子、及び第1レンズを介して受光する受光素子と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、光ファイバを介して通信信号を伝送しつつ、光ファイバの状態をセンシングすることが可能な光伝送システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る光伝送システムの構成を示す図である。
本実施形態に係る光伝送システムによるセンシングの対象となるマルチコアファイバの構成について説明するための図である。
音響光学素子を用いたFIFOデバイスについて説明するための図である。
音響光学素子を用いた接続コネクタについて説明するための図である。
本実施形態に係る光伝送システムで適用される音響光学素子について説明するための図である。
本実施形態に係る光伝送システムで適用される音響光学素子の制御について説明するための図である。
本実施形態に係る光伝送システムで適用される音響光学素子から入射される光信号について説明するための図である。
光ファイバにおける後方散乱光について説明するための図である。
他の実施形態に係る光伝送システムの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係る光伝送システム10について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0010】
図1は、本実施形態に係る光伝送システム10の構成を示す図である。図1に示すように、光伝送システム10は、発光素子210と、受光素子220と、第1光ファイバ200と、第2光ファイバ300と、を含んで構成される。また、光伝送システム10は、第1レンズ120と、音響光学素子100(AOM:Acousto-Optic Modulator)と、第2レンズ130と、を含んで構成される。また、光伝送システム10は、制御部110を含んで構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

矢崎総業株式会社
端子
1か月前
矢崎総業株式会社
端子
1日前
矢崎総業株式会社
収容箱
1か月前
矢崎総業株式会社
収容箱
1か月前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
1か月前
矢崎総業株式会社
接続端子
8日前
矢崎総業株式会社
接続端子
8日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
20日前
矢崎総業株式会社
保持装置
1日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
20日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
20日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
1か月前
矢崎総業株式会社
伝熱部材
1日前
矢崎総業株式会社
嵌合構造
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
6日前
矢崎総業株式会社
放熱構造
6日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1日前
矢崎総業株式会社
表示装置
1か月前
矢崎総業株式会社
グロメット
1か月前
矢崎総業株式会社
電線ホルダ
28日前
矢崎総業株式会社
プロテクタ
20日前
矢崎総業株式会社
グロメット
29日前
続きを見る