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公開番号
2024171901
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023089183
出願日
2023-05-30
発明の名称
多孔質膜
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08J
9/00 20060101AFI20241205BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】濾過時の濁質の固着による濾過効率の低下を抑制できる多孔質膜を提供する。
【解決手段】本開示の一態様に係る多孔質膜は、ポリテトラフルオロエチレンまたは変性ポリテトラフルオロエチレンを主成分とし、表面の算術平均粗さRaが70nm以下であり、イソプロパノールバブルポイントが180kPa以上250kPa以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリテトラフルオロエチレンまたは変性ポリテトラフルオロエチレンを主成分とし、
表面の算術平均粗さRaが70nm以下であり、
イソプロパノールバブルポイントが180kPa以上250kPa以下である多孔質膜。
続きを表示(約 50 文字)
【請求項2】
空孔率が40体積%以上80体積%以下である請求項1に記載の多孔質膜。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、多孔質膜に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ポリテトラフルオロエチレンを用いた多孔質膜は、ポリテトラフルオロエチレンの高い耐熱性、化学的安定性、耐候性、不燃性、高強度、非粘着性、低摩擦係数等の特性と、多孔質による可撓性、低誘電率等の特性とを有する。そのため、ポリテトラフルオロエチレンを主成分とする多孔質膜は、半導体関連分野、液晶関連分野および食品医療関連分野における分散媒および気体の精密濾過フィルタとして多用されている。従来技術においては、濾過フィルタとして、粒子径が0.1μm未満の微粒子を捕捉できるポリテトラフルオロエチレンまたは変性ポリテトラフルオロエチレンを主成分とする多孔質膜を用いた多孔質膜積層体が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-94579号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示の一態様に係る多孔質膜は、ポリテトラフルオロエチレンまたは変性ポリテトラフルオロエチレンを主成分とし、表面の算術平均粗さRaが70nm以下であり、イソプロパノールバブルポイントが180kPa以上250kPa以下である。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1は、本開示の一実施形態に係る多孔質膜を示す模式的部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
[本開示が解決しようとする課題]
多孔質膜は、濾過処理を行うにつれて膜表面に不純物が固着していく。不純物としては、原水中に存在するフミン質のような天然有機化合物などを含む濁質が固着しやすい。濁質が固着すると、目詰まりが生じやすくなりため、本来濾過されるべき液体の濾過効率が低下する原因となる。
【0007】
本開示は、濾過時の濁質の固着による濾過効率の低下を抑制できる多孔質膜を提供することを目的とする。
【0008】
[本開示の効果]
本開示の多孔質膜によれば、濾過時の濁質の固着による濾過効率の低下を抑制できる。
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の一態様に係る多孔質膜は、
(1)ポリテトラフルオロエチレンまたは変性ポリテトラフルオロエチレンを主成分とし、表面の算術平均粗さRaが70nm以下であり、イソプロパノールバブルポイントが180kPa以上250kPa以下である。
(【0011】以降は省略されています)
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