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公開番号
2024171714
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023088870
出願日
2023-05-30
発明の名称
アウトレットボックス
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
13/73 20060101AFI20241205BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】車両用電源アウトレットに対して差込プラグを差し込みやすいアウトレットボックスを提供する。
【解決手段】アウトレットボックス13は、車両の取付面128aに取り付けられる取付基部20と、取付基部20における取付面128aと対向する第1面20aとは反対側の第2面20bから凹む凹部30とを備える。凹部30を区画する底壁31は、第1貫通孔が設けられた第1カバー部33と、第2貫通孔が設けられた第2カバー部34とを有する。第1カバー部33及び第2カバー部34はそれぞれ、凹部30の開口面30aに対して傾斜している。第2カバー部34は、第1カバー部33に対して開口面30a側に張り出している。第1カバー部33及び第2カバー部34は、開口面30aに沿い、かつ開口面30aから第1カバー部33への深さd1が変化する方向において当該深さd1が浅い側から深い側に向かってこの順に併設されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
車載バッテリの電力を供給可能な車両用電源アウトレットのアウトレットボックスであって、
車両の取付面に取り付けられる取付基部と、
前記取付基部における前記取付面と対向する第1面とは反対側の第2面から凹む凹部と、
を備え、
前記凹部を区画する底壁は、前記車載バッテリの電力を供給可能な第1コンセント部材の第1端子差込口を前記底壁において開口させるための第1貫通孔が設けられた第1カバー部と、前記車載バッテリの電力を供給可能な第2コンセント部材の第2端子差込口を前記底壁において開口させるための第2貫通孔が設けられた第2カバー部とを有し、
前記第1カバー部及び前記第2カバー部はそれぞれ、前記凹部の開口面に対して傾斜しており、
前記第2カバー部は、前記第1カバー部に対して前記開口面側に張り出しており、
前記第1カバー部及び前記第2カバー部は、前記開口面に沿い、かつ前記開口面から前記第1カバー部への深さが変化する方向において当該深さが浅い側から深い側に向かってこの順に併設されていることを特徴とするアウトレットボックス。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記底壁は、前記第1カバー部と前記第2カバー部との間に位置する段差部を有し、
前記段差部における前記凹部内に臨む内面は、前記第1カバー部から前記第2カバー部に向かうにつれて前記第1カバー部から離れるように前記第1カバー部に対して傾斜している請求項1に記載のアウトレットボックス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アウトレットボックスに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1及び特許文献2には、車両に設けられた車両用電源アウトレットが開示されている。特許文献1では、車両用電源アウトレットは、車両のセンタコンソールボックスに設けられている。特許文献2では、車両用電源アウトレットは、車両の後部荷室のサイドトリムに設けられている。車両用電源アウトレットは、車両に搭載された車載バッテリの電力を供給可能である。
【0003】
車両において車両用電源アウトレットが取り付けられる取付面は、車両の上下方向に対して傾斜していることがある。この場合、車両用電源アウトレットは、例えば、次のように構成される。
【0004】
図7は、車両80の上下方向に対して傾斜した取付面81に取り付けられた車両用電源アウトレット70を上下方向に切った場合の断面図である。
図7に示すように、車両用電源アウトレット70は、コンセント部材71と、アウトレットボックス72とを備えている。コンセント部材71は、車載バッテリの電力を供給可能である。コンセント部材71は、差込プラグの端子が差し込まれる図示しない端子差込口を有している。アウトレットボックス72は、取付面81に取り付けられる取付基部73と、取付基部73における取付面81と対向する第1面73aとは反対側の第2面73bから凹む凹部74とを備えている。凹部74を区画する底壁75には、底壁75においてコンセント部材71の端子差込口を開口させるための図示しない貫通孔が設けられている。
【0005】
アウトレットボックス72における凹部74を区画する部分は、車両80に設けられた取付孔82に挿入されている。取付基部73は、車両80の上下方向に対して傾斜した取付面81に取り付けられている。これにより、アウトレットボックス72は、車両80に取り付けられている。凹部74は、取付面81において開口している。差込プラグの端子は、凹部74の開口側から端子差込口に差し込まれる。
【0006】
底壁75は、凹部74の開口面74aに対して傾斜している。これにより、取付面81が車両80の上下方向に対して傾斜していても、底壁75は、車両80の略上下方向に沿うように配置される。その結果、差込プラグの端子を端子差込口に対して水平方向に差し込むことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平11-54211号公報
特開平9-74666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
図7に示すように、車両用電源アウトレット70は、複数のコンセント部材71を備えることがある。この場合、アウトレットボックス72の底壁75に複数の貫通孔が設けられることにより、複数の端子差込口が底壁75において開口する。このとき、底壁75が凹部74の開口面74aに対して傾斜している構成では、開口面74aから底壁75への深さdに浅い側と深い側が形成される。このため、複数の端子差込口のうち、凹部74の開口面74aから離れた位置、すなわち開口面74aから底壁75への深さdが深い側にある端子差込口(図7において最も下側にあるコンセント部材71の端子差込口)に差込プラグを差し込みにくい。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記問題点を解決するためのアウトレットボックスは、車載バッテリの電力を供給可能な車両用電源アウトレットのアウトレットボックスであって、車両の取付面に取り付けられる取付基部と、前記取付基部における前記取付面と対向する第1面とは反対側の第2面から凹む凹部と、を備え、前記凹部を区画する底壁は、前記車載バッテリの電力を供給可能な第1コンセント部材の第1端子差込口を前記底壁において開口させるための第1貫通孔が設けられた第1カバー部と、前記車載バッテリの電力を供給可能な第2コンセント部材の第2端子差込口を前記底壁において開口させるための第2貫通孔が設けられた第2カバー部とを有し、前記第1カバー部及び前記第2カバー部はそれぞれ、前記凹部の開口面に対して傾斜しており、前記第2カバー部は、前記第1カバー部に対して前記開口面側に張り出しており、前記第1カバー部及び前記第2カバー部は、前記開口面に沿い、かつ前記開口面から前記第1カバー部への深さが変化する方向において当該深さが浅い側から深い側に向かってこの順に併設されていることを要旨とする。
【0010】
上記構成によれば、第2カバー部は、第1カバー部に対して凹部の開口面側に張り出している。このため、第2カバー部が第1カバー部に対して開口面側に張り出しておらず、第2カバー部が第1カバー部と同じ平面に設けられている場合と比較して、凹部の開口面から第2カバー部までの距離が短くなる。したがって、差込プラグの端子を第2コンセント部材の第2端子差込口に差し込みやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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