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公開番号2024170837
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023087573
出願日2023-05-29
発明の名称コネクタ、及び、ワイヤハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/639 20060101AFI20241204BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】組み付け性を向上することができるコネクタ、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】コネクタ1は、接続対象Cに設けられる第1コネクタ100と、導電性を有する配索材Wの端末に設けられ、第1コネクタ100と嵌合することで配索材Wと接続対象Cとを電気的に接続する第2コネクタ200とを備える。また、第1コネクタ100、及び、第2コネクタ200は、第2コネクタ200が本固定部F2を介して接続対象Cに本固定されていない状態で、第1コネクタ100に第2コネクタ200を仮保持可能な仮固定部F1を有し、仮固定部F1は、第1コネクタ100に設けられる係止部135と、第2コネクタ200に設けられ、当該係止部135を介して係止可能である被係止部324とを含んで構成されることを特徴とする。
【選択図】図10


特許請求の範囲【請求項1】
接続対象に設けられる第1コネクタと、
導電性を有する配索材の端末に設けられ、前記第1コネクタと嵌合することで前記配索材と前記接続対象とを電気的に接続する第2コネクタとを備え、
前記第2コネクタは、前記接続対象に対して本固定する本固定部を有し、
前記第1コネクタ、及び、前記第2コネクタは、前記第2コネクタが前記本固定部を介して前記接続対象に本固定されていない状態で、前記第1コネクタに前記第2コネクタを仮保持可能な仮固定部を有し、
前記仮固定部は、前記第1コネクタに設けられる係止部と、前記第2コネクタに設けられ、当該係止部を介して係止可能である被係止部とを含んで構成されることを特徴とする、
コネクタ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合状態を検出するインターロック部を有し、
前記インターロック部は、前記第1コネクタに設けられる第1インターロック部と、前記第2コネクタに設けられる第2インターロック部とを含んで構成され、
前記第1コネクタは、前記第2コネクタとの嵌合方向と交差する第1幅方向に沿って、前記接続対象と電気的に接続される第1導電部材が一対で設けられ、かつ、一対の前記第1導電部材の間に前記第1インターロック部が設けられ、
前記第2コネクタは、前記第1幅方向に沿って、前記第1導電部材と電気的に接続される第2導電部材が一対で設けられ、かつ、一対の前記第2導電部材の間に前記第2インターロック部が設けられ、
前記係止部、及び、前記被係止部は、前記第1幅方向と交差する第2幅方向において、前記インターロック部と対向する位置に設けられる、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記係止部は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合方向に沿って片持ち状に延在し、先端部に設けられる爪部を含んで構成され、
前記被係止部は、前記嵌合方向に沿って延在し、当該嵌合方向に開口する開口部と、前記開口部から前記係止部が挿入された状態で当該係止部の前記爪部と対向して位置する引掛部とを含んで構成され、
前記仮固定部は、前記第2コネクタが前記本固定部を介して前記接続対象に本固定されている状態で、前記係止部の前記爪部と前記被係止部の前記引掛部とが離間し、前記係止部と前記被係止部との間の係止関係が解消される、
請求項1または2に記載のコネクタ。
【請求項4】
導電性を有する配索材と、
前記配索材の端末に設けられ、接続対象に設けられる第1コネクタと嵌合することで前記配索材と前記接続対象とを電気的に接続する第2コネクタを備え、
前記第2コネクタは、前記接続対象に対して本固定する本固定部を有し、
前記第1コネクタ、及び、前記第2コネクタは、前記第2コネクタが前記本固定部を介して前記接続対象に本固定されていない状態で、前記第1コネクタに前記第2コネクタを仮保持可能な仮固定部を有し、
前記仮固定部は、前記第1コネクタに設けられる係止部と、前記第2コネクタに設けられ、当該係止部を介して係止可能である被係止部とを含んで構成されることを特徴とする、
ワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ、及び、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、筐体に設けられている固定鍔部がボルトによって固定されることで、接続対象に対して筐体を本固定することができるコネクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-165355号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の特許文献1に記載のコネクタは、下側から上側に向かって組み付けられる。そのため、コネクタが接続対象に本固定されるまでの間は、作業者がコネクタを下側から支えなければならず、片手が塞がった状態で組付作業が行われるために作業者の負担が増大するとともに作業効率が低下する虞があった。したがって、コネクタの組付構造の点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、組み付け性を向上することができるコネクタ、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、接続対象に設けられる第1コネクタと、導電性を有する配索材の端末に設けられ、前記第1コネクタと嵌合することで前記配索材と前記接続対象とを電気的に接続する第2コネクタとを備え、前記第2コネクタは、前記接続対象に対して本固定する本固定部を有し、前記第1コネクタ、及び、前記第2コネクタは、前記第2コネクタが前記本固定部を介して前記接続対象に本固定されていない状態で、前記第1コネクタに前記第2コネクタを仮保持可能な仮固定部を有し、前記仮固定部は、前記第1コネクタに設けられる係止部と、前記第2コネクタに設けられ、当該係止部を介して係止可能である被係止部とを含んで構成されることを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、前記配索材の端末に設けられ、接続対象に設けられる第1コネクタと嵌合することで前記配索材と前記接続対象とを電気的に接続する第2コネクタを備え、前記第2コネクタは、前記接続対象に対して本固定する本固定部を有し、前記第1コネクタ、及び、前記第2コネクタは、前記第2コネクタが前記本固定部を介して前記接続対象に本固定されていない状態で、前記第1コネクタに前記第2コネクタを仮保持可能な仮固定部を有し、前記仮固定部は、前記第1コネクタに設けられる係止部と、前記第2コネクタに設けられ、当該係止部を介して係止可能である被係止部とを含んで構成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るコネクタ、及び、ワイヤハーネスは、組み付け性を向上することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係るコネクタ、及び、ワイヤハーネスの概略構成を表す側面図である。
図2は、実施形態に係るコネクタ、及び、ワイヤハーネスの概略構成を表す分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るコネクタを構成する第1コネクタの概略構成を表す分解斜視図である。
図4は、実施形態に係るコネクタを構成する第1コネクタの概略構成を表す正面図である。
図5は、実施形態に係るコネクタを構成する第1コネクタの概略構成を表す断面図である。
図6は、実施形態に係るコネクタを構成する第2コネクタの概略構成を表す分解斜視図である。
図7は、実施形態に係るコネクタを構成する第2コネクタの概略構成を表す正面図である。
図8は、実施形態に係るコネクタを構成する第2コネクタの概略構成を表す断面図である。
図9は、実施形態に係るコネクタの組み付けについて説明する断面図である。
図10は、実施形態に係るコネクタの組み付けについて説明する断面図である。
図11は、実施形態に係るコネクタの組み付けについて説明する断面図である。
図12は、実施形態に係るコネクタの組み付けについて説明する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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