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公開番号2024170256
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-06
出願番号2023087318
出願日2023-05-26
発明の名称ヒアルロン酸産生促進剤およびその製造方法
出願人辻製油株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61K 8/9761 20170101AFI20241129BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】新規なヒアルロン酸産生促進剤およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ヒアルロン酸産生促進剤は、ヒノキの幹材由来のヒノキ精油を有効成分として含有し、また、ヒノキ精油は、α-ピネン、δ-カジネン、α-カジノールおよびT-ムウロロールを少なくとも含み、GC-MS分析において、α-ピネンのピーク面積率が全体に対して20%以上且つδ-カジネン、α-カジノールおよびT-ムウロロールの各ピーク面積率の合計が全体に対して25%以上である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ヒノキの幹材由来のヒノキ精油を有効成分として含有することを特徴とするヒアルロン酸産生促進剤。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
ヒノキ精油を有効成分として含有し、前記ヒノキ精油は、α-ピネン、δ-カジネン、α-カジノールおよびT-ムウロロールを少なくとも含むことを特徴とするヒアルロン酸産生促進剤。
【請求項3】
前記ヒノキ精油のGC-MS分析において、前記α-ピネンのピーク面積率が全体に対して20%以上且つ前記δ-カジネン、前記α-カジノールおよび前記T-ムウロロールの各ピーク面積率の合計が全体に対して25%以上であることを特徴とする請求項2記載のヒアルロン酸産生促進剤。
【請求項4】
化粧品素材であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のヒアルロン酸産生促進剤。
【請求項5】
請求項1または請求項2記載のヒアルロン酸産生促進剤の製造方法であって、
前記ヒノキ精油は、ヒノキの幹材を水蒸気蒸留することによって得られることを特徴とするヒアルロン酸産生促進剤の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒノキ精油を用いた、ヒアルロン酸産生促進剤およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
ムコ多糖の一種であるヒアルロン酸(hyaluronic acid;HA)は、生体内において、皮膚、関節、眼の硝子体などに分布している。ヒアルロン酸は水分保持能力を有しており、その能力によって皮膚に潤いを与え、乾燥やシワを防ぐ効果が多数報告されている。近年、化粧品業界では、ヒアルロン酸産生促進作用を持つ成分が注目されている。特に、天然素材から得られる機能性成分の需要は高まっており、多くの研究がなされている。
【0003】
例えば、ウリ科植物の種子より得られた抽出物がヒアルロン酸産生促進作用を持つことが報告されている(特許文献1)。また、カンラン科ボスウェリア属フランキンセンスや、ビャクダン科ビャクダン属ビャクダンより得られる植物エッセンスなどがヒアルロン酸産生促進作用を持つことも報告されている(特許文献2)。
【0004】
ところで、ヒノキは、日本に多く生育する針葉樹であり、その木材は、建築材、パルプ、紙製品などとして広く用いられている。一方で、間伐材や、製品として使用できない部分などのヒノキの未利用材も多く発生している。近年では、未利用材の有効活用が行われており、例えば、ヒノキ精油は爽やかな香りがする香料として流通している。
【0005】
しかしながら、現状ヒノキ精油は、主に香料としての活用に留まっており、機能性に関する報告は、ほとんどなされていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-273815号公報
特開2013-23437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、新規なヒアルロン酸産生促進剤およびその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のヒアルロン酸産生促進剤は、ヒノキの幹材由来のヒノキ精油を有効成分として含有することを特徴とする。
【0009】
本発明のヒアルロン酸産生促進剤は、ヒノキ精油を有効成分として含有し、上記ヒノキ精油は、α-ピネン、δ-カジネン、α-カジノールおよびT-ムウロロールを少なくとも含むことを特徴とする。
【0010】
上記ヒノキ精油のGC-MS分析(ガスクロマトグラフィー-質量分析)において、上記α-ピネンのピーク面積率が全体に対して20%以上且つ上記δ-カジネン、上記α-カジノールおよび上記T-ムウロロールの各ピーク面積率の合計が全体に対して25%以上であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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