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公開番号
2024169647
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2024165785,2023104695
出願日
2024-09-25,2019-03-26
発明の名称
現像カートリッジ
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
21/18 20060101AFI20241128BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】現像カートリッジにおいて、部品点数を低減できる構造を提供する。
【解決手段】この現像カートリッジは、現像電極60と第1レバー110を備える。現像電極60は、第1孔67を有する。第1レバー110は、一端部111、他端部112、およびカム面113を有する。一端部111が駆動力を受けた場合、第1レバー110は、カム面113を中心として移動する。そして、第1孔67に挿入された第1レバー110の他端部112が、第1孔67の内面670を押圧する。これにより、現像カートリッジ1を動かすための力を加えることができる。また、現像電極60とは別の部材を押圧する場合よりも、現像カートリッジの部品点数を低減できる。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
現像カートリッジであって、
第1方向に延びる現像ローラシャフトを有する現像ローラと、
現像剤を収容可能なケーシングであって、前記第1方向に対して交差する第2方向の一端に前記現像ローラが位置するケーシングと、
前記現像ローラシャフトと電気的に接続される第1端部と、前記第1端部よりも前記現像ローラシャフトから離れた第2端部とを有し、前記ケーシングおよび前記現像ローラと共に移動可能な現像電極であって、前記第2端部は、前記第1端部よりも、前記ケーシングの前記一端から前記第2方向に離れている現像電極であって、前記第1端部と前記第2端部との間において前記第2方向に延びる第1孔を有する現像電極と、
前記ケーシングに対して、第1位置と第2位置との間で移動可能な第1レバーであって、
前記第1レバーの一端部であり、力点として機能する一端部と、
前記第1レバーの他端部であり、作用点として機能する他端部と、
前記一端部と前記他端部との間に位置するカム面であって、支点として機能するカム面と、
を有する第1レバーと、
を備える現像カートリッジにおいて、
前記一端部が駆動力を受けたことに応じて、前記第1レバーが前記カム面を中心として前記第1位置から前記第2位置へ移動する場合、前記第1孔に挿入された前記他端部が前記第1孔の内面を押圧することを特徴とする、現像カートリッジ。
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【請求項2】
請求項1に記載の現像カートリッジであって、
前記一端部が駆動力を受けたことに応じて、前記第1レバーが前記カム面を中心として前記第1位置から前記第2位置へ移動する場合、前記第1レバーの前記他端部は、前記第1孔の内面を、前記現像ローラから離れる方向へ押圧することを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の現像カートリッジであって、
前記第1レバーの前記他端部は、前記第1孔の内面と連結していることを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項4】
請求項3に記載の現像カートリッジであって、
前記第1レバーの前記他端部は、前記現像電極と共に移動可能であることを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の現像カートリッジであって、
前記第1レバーが前記第1位置の場合、前記第1レバーの前記他端部は、前記第1孔の内面を押圧せず、
前記第1レバーが前記第2位置の場合、前記第1レバーの前記他端部は、前記第1孔の内面を押圧することを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の現像カートリッジであって、
前記現像電極は、導電性樹脂から作られることを特徴とする現像カートリッジ。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の現像カートリッジであって、
前記第1孔は、前記現像電極を貫通することを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の現像カートリッジであって、
前記ケーシングに対して前記第1レバーを移動可能に保持するホルダ
をさらに備えることを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の現像カートリッジであって、
前記現像電極は、前記現像ローラシャフトを挿入可能な挿入孔を有し、
前記現像ローラシャフトは、前記挿入孔に挿入されることを特徴とする、現像カートリッジ。
【請求項10】
請求項9に記載の現像カートリッジであって、
前記現像ローラシャフトが前記挿入孔に挿入された状態で、
前記現像電極は、前記現像ローラシャフトについて回動可能であることを特徴とする、現像カートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、現像カートリッジに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、レーザプリンタ、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置には、現像カートリッジが用いられる。現像カートリッジは、現像剤を供給するための現像ローラを有する。従来の画像形成装置については、例えば、特許文献1に記載されている。
【0003】
特許文献1の現像カートリッジは、ドラムカートリッジに対して装着される。ドラムカートリッジは、感光体ドラムを有する。ドラムカートリッジに現像カートリッジが装着されると、感光体ドラムと現像ローラとが接触する。そして、現像カートリッジが装着されたドラムカートリッジが、画像形成装置に装着される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-54058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現像カートリッジは、感光体ドラムに対して現像ローラを位置決めするための部材を有する。また、現像カートリッジは、現像ローラのシャフトへバイアス電圧を供給するための現像電極を有する。また、現像カートリッジは、感光体ドラムから現像ローラを離間させるときに、押圧力を受ける部材を有する。しかしながら、現像ローラを位置決めするための部材と、現像ローラのシャフトへバイアス電圧を供給する現像電極と、離間時に押圧力を受ける部材とを、別々に設けると、現像カートリッジの部品点数が多くなる。
【0006】
本開示の目的は、現像カートリッジにおいて、部品点数を低減できる構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の第1開示は、現像カートリッジであって、第1方向に延びる現像ローラシャフトを有する現像ローラと、現像剤を収容可能なケーシングであって、前記第1方向に対して交差する第2方向の一端に前記現像ローラが位置するケーシングと、前記現像ローラシャフトと電気的に接続される第1端部と、前記第1端部よりも前記現像ローラシャフトから離れた第2端部とを有し、前記ケーシングおよび前記現像ローラと共に移動可能な現像電極であって、前記第2端部は、前記第1端部よりも、前記ケーシングの前記一端から前記第2方向に離れている現像電極であって、前記第1端部と前記第2端部との間において前記第2方向に延びる第1孔を有する現像電極と、前記ケーシングに対して、第1位置と第2位置との間で移動可能な第1レバーであって、前記第1レバーの一端部であり、力点として機能する一端部と、前記第1レバーの他端部であり、作用点として機能する他端部と、前記一端部と前記他端部との間に位置するカム面であって、支点として機能するカム面と、を有する第1レバーと、を備える現像カートリッジにおいて、前記一端部が駆動力を受けたことに応じて、前記第1レバーが前記カム面を中心として前記第1位置から前記第2位置へ移動する場合、前記第1孔に挿入された前記他端部が前記第1孔の内面を押圧することを特徴とする。
【0008】
本願の第2開示は、第1開示の現像カートリッジであって、前記一端部が駆動力を受けたことに応じて、前記第1レバーが前記カム面を中心として前記第1位置から前記第2位置へ移動する場合、前記第1レバーの前記他端部は、前記第1孔の内面を、前記現像ローラから離れる方向へ押圧することを特徴とする。
【0009】
本願の第3開示は、第1開示または第2開示の現像カートリッジであって、前記第1レバーの前記他端部は、前記第1孔の内面と連結していることを特徴とする。
【0010】
本願の第4開示は、第3開示の現像カートリッジであって、前記第1レバーの前記他端部は、前記現像電極と共に移動可能であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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