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公開番号
2024169164
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086400
出願日
2023-05-25
発明の名称
解体材の集積装置
出願人
大成建設株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
B65F
5/00 20060101AFI20241128BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】解体材の排出量の管理を行えるとともに、各フロアでの解体材の搬送効率が良好な解体材の集積装置を提供する。
【解決手段】既存建物の解体材を集積する解体材の集積装置1であって、解体材を下層階へ落下させるダストシュート2と、ダストシュート2の下方に設置される解体材集積庫10と、を備えている。解体材集積庫10は、フロア上に設置される支持体11と、支持体11の上部に設置される集積ホッパー21と、を含んで構成されている。集積ホッパー21には下端部に蓋体27が設けられ、蓋体27を回動することで開口部が形成され、開口部から解体材が落下する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
既存建物の解体材を集積する解体材の集積装置であって、
解体材を下層階へ落下させるダストシュートと、前記ダストシュートの下方に設置される解体材集積庫と、を備え、
前記解体材集積庫は、フロア上に設置される支持体と、前記支持体の上部に設置される集積ホッパーと、を含んで構成され、
前記集積ホッパーには下端部に蓋体が設けられ、当該蓋体を回動することで開口部が形成され、前記開口部から解体材が落下する
ことを特徴とする解体材の集積装置。
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【請求項2】
前記支持体は、縦材と横材を直方体形状に組み合わせて形成されたフレームユニットを有し、
前記前記フレームユニットの下端部には、前記横材がコ字状に設置されて搬送用通路が設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の解体材の集積装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、既存建物の解体材を集積する解体材の集積装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリート系ガラ、鉄くずやボードくず等の既存建物の解体材を集積するための集積装置としては、種々の装置が知られている(例えば特許文献1または2参照)。特許文献1の集積装置は、各フロアに形成された貫通孔に据付固定される廃材投入用シュートと、廃材投入用シュートの分岐管部に接続される分別収集機と、各フロアの廃材投入用シュートを接続する接続用シュートとを備えている。特許文献2の集積装置は、外部足場に取り付けられたダストステージとダストシュートとを備えた投入装置であって、地上階に設置したダスト収納車にダストを落下させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-321462号公報
実開平9-209557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1または特許文献2の集積装置では、シュートの下方に設けられたダスト収納車に解体材を落下させて収容するようになっており、投入された解体材は順次ダスト収納車に落下する。そのため、解体材の排出量の管理が困難である問題があった。
また、ダストシュートの位置は固定されているので、各フロアで発生した解体材をダストシュートまで搬送する距離が長くなり搬送効率が悪いという問題もあった。
このような観点から、本発明は、解体材の排出量の管理を行えるとともに、各フロアでの解体材の搬送効率が良好な解体材の集積装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような課題を解決するための本発明は、既存建物の解体材を集積する解体材の集積装置であって、解体材を下層階へ落下させるダストシュートと、前記ダストシュートの下方に設置される解体材集積庫と、を備えている。前記解体材集積庫は、フロア上に設置される支持体と、前記支持体の上部に設置される集積ホッパーと、を含んで構成され、前記集積ホッパーには下端部に蓋体が設けられ、当該蓋体を回動することで開口部が形成され、前記開口部から解体材が落下することを特徴とする。よって、開口部は、蓋体が回動して、集積ホッパーの下端部に形成される開口部分である。
本発明の解体材の集積装置によれば、ダスト排出部の下端部の開口部を蓋体で塞ぐことで、解体材を一旦、集積ホッパーで受け止めることができる。一定量の解体材が収容される度に蓋体を回動させて解体材を落下させれば、解体材の排出量の管理を行うことができる。また、解体材集積庫は、ダストシュートの下方に設けられ、フロア上に載置されているので、容易に移設できる。ダストシュートを複数設ければ、解体材集積庫を移動させることで、解体材の投入口を各フロアの複数の個所に設置できる。したがって、各フロアでの解体材の搬送距離が短くなり搬送効率が良好となる。
【0006】
また、本発明の解体材の集積装置においては、前記支持体は、縦材と横材を直方体形状に組み合わせて形成されたフレームユニットを有し、前記フレームユニットの下端部には、横材がコ字状に設置されて搬送用通路が設けられる。
この発明によれば、解体材集積庫を構成する支持体が縦材と横材を直方体形状に組み合わせたフレームユニットで形成され、フレームユニットの下端部では横材がコ字状に設置されている。よって、フレームユニットを構成する横材が障害となることなく、フレームユニットの下方、中央部側に解体材を運搬するための搬送用通路を設置でき、運搬車を支持体の内側に進入させ易くなる。その結果、解体材の搬送効率を高めることができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の解体材の集積装置によれば、解体材の排出量の管理を行えるとともに、各フロアでの解体材の搬送効率を良好にできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る解体材の集積装置の解体材集積庫を示した斜視図である。
本発明の実施形態に係る解体材の集積装置の解体材集積庫を示した図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。
本発明の実施形態に係る解体材の集積装置を示した断面図である。
本発明の実施形態に係る解体材の集積装置の解体材集積庫の支持体を示した平面図である。
本発明の実施形態に係る解体材の集積装置の解体材集積庫のダスト排出部を開放した状態を示した正面図である。
本発明の実施形態に係る解体材の集積装置の解体材集積庫を構築する手順を示した図であって、(a)はシュート部を支持体に設置する状態を示した斜視図、(b)はシュート部にダスト排出部を設置する状態を示した斜視図である。
変形例に係る蓋体を示した図であって、(a)は閉塞状態を示した正面図、(b)は開放状態を示した正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、既存建物の解体材を集積する解体材の集積装置である。具体的には、解体材の集積装置は、解体材を下層階へ落下させるダストシュートと、前記ダストシュートの下方に設置される、フロア上に設置する支持体の上部に設置する集積ホッパーを含む解体材集積庫と、で構成される。解体材の集積方法としては、集積ホッパーには下端部に蓋体が設けられ、当該蓋体を回動させることで開口部が形成され、前記開口部から解体材を落下させる方法である。
本発明の実施形態に係る解体材の集積装置について、添付した図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る解体材の集積装置の解体材集積庫を示した斜視図、図2は、解体材の集積装置の解体材集積庫を示した図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、図3は、解体材の集積装置を示した断面図、図4は、解体材の集積装置の解体材集積庫の支持体を示した平面図、図5は、解体材の集積装置の解体材集積庫のダスト排出部を開放した状態を示した正面図である。
【0010】
図1乃至図3に示すように、本実施形態に係る解体材の集積装置1は、既存建物を解体する際に発生する解体材を集積する装置である。集積装置1は、ダストシュート2(図3参照)と、解体材集積庫10と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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