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公開番号
2024168429
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085116
出願日
2023-05-24
発明の名称
硬貨処理装置、プログラム、および現金処理装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G07D
11/18 20190101AFI20241128BHJP(チェック装置)
要約
【課題】硬貨の搬送制御の精度を向上させることを可能とする。
【解決手段】硬貨の搬送路に沿って設けられ、前記硬貨と当接するピンを有し、当該ピンで前記硬貨を押動して搬送する搬送ピンベルトと、前記ピンの通過を監視する監視センサと、前記硬貨を落下させるための開口を開閉可能なブレードを有し、当該ブレードを開閉することにより前記硬貨の搬送先を切り替える切替部と、前記ブレードの開閉を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記監視センサから出力される信号に基づいて前記ピンの通過回数をカウントし、前記ピンの通過回数が所定回数に到達してから更に所定時間経過後に、前記ブレードを開状態に制御して前記開口を開放させる、硬貨処理装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
硬貨の搬送路に沿って設けられ、前記硬貨と当接するピンを有し、当該ピンで前記硬貨を押動して搬送する搬送ピンベルトと、
前記ピンの通過を監視する監視センサと、
前記硬貨を落下させるための開口を開閉可能なブレードを有し、当該ブレードを開閉することにより前記硬貨の搬送先を切り替える切替部と、
前記ブレードの開閉を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記監視センサから出力される信号に基づいて前記ピンの通過回数をカウントし、前記ピンの通過回数が所定回数に到達してから更に所定時間経過後に、前記ブレードを開状態に制御して前記開口を開放させる、硬貨処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記監視センサから出力される信号に基づいて、前記搬送路上の所定位置における前記ピンの通過を監視する、請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項3】
前記硬貨処理装置は、前記硬貨が投入される投入口をさらに備え、
前記制御部は、前記投入口から投入された前記硬貨が前記搬送路に送出されたタイミングで、当該搬送路に前記硬貨が送出された位置を前記所定位置として、前記ピンの通過回数のカウントを開始する、請求項2に記載の硬貨処理装置。
【請求項4】
前記硬貨処理装置は、前記硬貨の金種を鑑別する鑑別部をさらに備え、
前記制御部は、前記硬貨が前記搬送路を前記ピンにより搬送され、前記鑑別部を通過するタイミングで、前記硬貨が前記鑑別部を通過した位置を前記所定位置として、前記ピンの通過回数のカウントを開始する、請求項2に記載の硬貨処理装置。
【請求項5】
前記硬貨処理装置は、前記硬貨を金種別に収納する硬貨収納庫をさらに備え、
前記切替部のブレードは、前記硬貨収納庫へ前記硬貨を落下させるための開口を開閉可能な選別ブレードである、請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記硬貨の搬送先が前記硬貨収納庫の場合、閉状態の前記選別ブレードを開状態に制御する、請求項5に記載の硬貨処理装置。
【請求項7】
前記硬貨処理装置は、前記硬貨をリジェクトするリジェクト口をさらに備え、
前記切替部のブレードは、前記リジェクト口に前記硬貨を搬送するリジェクト搬送路へ前記硬貨を落下させるための開口を開閉可能なリジェクトブレードである、請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記硬貨の搬送先が前記リジェクト口の場合、閉状態の前記リジェクトブレードを開状態に制御する、請求項7に記載の硬貨処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記硬貨の搬送先が前記リジェクト口の場合、開状態の前記リジェクトブレードを開状態で維持するよう制御する、請求項7に記載の硬貨処理装置。
【請求項10】
前記監視センサは、前記ピンの通過と対応してON、OFFの信号を出力する第1の監視センサであり、
前記硬貨処理装置は、前記第1の監視センサの出力信号に対して、前記第1の監視センサより短い間隔でON、OFFの信号を出力する第2の監視センサをさらに備え、
前記制御部は、前記所定時間として前記第2の監視センサからの信号を所定回数カウント後、更に一定時間経過後に前記ブレードを開状態とする、請求項1に記載の硬貨処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、硬貨処理装置、プログラム、および現金処理装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、小売店やスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設に、現金処理装置が設置されている。現金処理装置には、釣銭または売上金として硬貨の入出金を行う硬貨処理装置と、釣銭または売上金として紙幣の入出金を行う紙幣処理装置が搭載されている。
【0003】
硬貨処理装置に関し、例えば特許文献1では、収納庫の中に落下させる硬貨の挙動の乱れを抑制する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-22519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、硬貨処理装置内における硬貨の搬送先の切り替えは、搬送路に設けられるブレードの制御により行われるが、搬送に遅延が発生した場合も考慮した十分な制御は行われていない。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、硬貨の搬送制御の精度を向上させることが可能な、新規かつ改良された硬貨処理装置、プログラム、および現金処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、硬貨の搬送路に沿って設けられ、前記硬貨と当接するピンを有し、当該ピンで前記硬貨を押動して搬送する搬送ピンベルトと、前記ピンの通過を監視する監視センサと、前記硬貨を落下させるための開口を開閉可能なブレードを有し、当該ブレードを開閉することにより前記硬貨の搬送先を切り替える切替部と、前記ブレードの開閉を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記監視センサから出力される信号に基づいて前記ピンの通過回数をカウントし、前記ピンの通過回数が所定回数に到達してから更に所定時間経過後に、前記ブレードを開状態に制御して前記開口を開放させる、硬貨処理装置が提供される。
【0008】
前記制御部は、前記監視センサから出力される信号に基づいて、前記搬送路上の所定位置における前記ピンの通過を監視してもよい。
【0009】
前記硬貨処理装置は、前記硬貨が投入される投入口をさらに備え、前記制御部は、前記投入口から投入された前記硬貨が前記搬送路に送出されたタイミングで、当該搬送路に前記硬貨が送出された位置を前記所定位置として、前記ピンの通過回数のカウントを開始してもよい。
【0010】
前記硬貨処理装置は、前記硬貨の金種を鑑別する鑑別部をさらに備え、前記制御部は、前記硬貨が前記搬送路を前記ピンにより搬送され、前記鑑別部を通過するタイミングで、前記硬貨が前記鑑別部を通過した位置を前記所定位置として、前記ピンの通過回数のカウントを開始してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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