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公開番号
2024167664
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023083889
出願日
2023-05-22
発明の名称
工程管理システム、工程管理方法および工程管理プログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/08 20120101AFI20241127BHJP(計算;計数)
要約
【課題】作業の是正指示を適切なタイミングで出力することができる工程管理システム等を提供する。
【解決手段】
工程管理システム10は、是正指示取得部102と、決定部106と、出力部108を備える。是正指示取得部102は、工程管理の対象である作業の是正指示を取得する。決定部106は、是正指示に基づいて行われる作業の緊急度に基づいて、是正指示を出力するタイミングを決定する。出力部108は、決定したタイミングに基づいて、是正指示を出力する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
工程管理の対象である作業の是正指示を取得する是正指示取得手段と、
前記是正指示に基づいて行われる作業の緊急度に基づいて、前記是正指示を出力するタイミングを決定する決定手段と、
決定したタイミングに基づいて、前記是正指示を出力する出力手段と
を備える工程管理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
作業の開始報告および作業の終了報告を取得する作業報告取得手段をさらに備え、
前記決定手段は、前記開始報告を取得した作業の作業中に取得された前記是正指示の前記緊急度が所定の基準未満の場合に、前記終了報告を取得した後に前記是正指示を出力することを決定する、
請求項1に記載の工程管理システム。
【請求項3】
前記決定手段は、前記緊急度が所定の基準よりも高い場合に、前記終了報告を取得するよりも前に是正指示を出力することを決定する、
請求項2に記載の工程管理システム。
【請求項4】
複数の作業者それぞれの属性および作業の進捗状況の少なくとも一方に基づいて、前記是正指示に基づく作業を行う作業者を決定する作業者決定手段をさらに備え、
前記出力手段は、前記作業者および前記作業者を管理する管理者の少なくとも一方が利用する端末装置に、前記是正指示を出力する、
請求項1に記載の工程管理システム。
【請求項5】
前記作業者決定手段は、前記是正指示の対象となる作業を行った作業者とは異なる作業者を前記是正指示に基づく作業を行う作業者として決定する、
請求項4に記載の工程管理システム。
【請求項6】
前記作業者決定手段は、前記是正指示の対象となる作業を行った作業者よりもスキルが高い作業者を前記是正指示に基づく作業を行う作業者として決定する、
請求項4に記載の工程管理システム。
【請求項7】
前記作業者決定手段は、前記是正指示の対象となる作業の完了期限に応じた数の作業者を前記是正指示に基づく作業を行う作業者として決定する、
請求項4に記載の工程管理システム。
【請求項8】
前記是正指示に基づく作業を行う作業者を管理する管理者による前記是正指示の承認結果を取得する承認取得手段をさらに備え、
前記決定手段は、前記是正指示を承認することを示す承認結果が取得されている場合に、前記是正指示を出力するタイミングを決定する、
請求項1に記載の工程管理システム。
【請求項9】
工程管理の対象である作業の是正指示を取得し、
前記是正指示に基づいて行われる作業の優先度に基づいて、前記是正指示を出力するタイミングを決定し、
決定したタイミングに基づいて、前記是正指示を出力する、
工程管理方法。
【請求項10】
工程管理の対象である作業の是正指示を取得する処理と、
前記是正指示に基づいて行われる作業の優先度に基づいて、前記是正指示を出力するタイミングを決定する処理と、
決定したタイミングに基づいて、前記是正指示を出力する処理と
をコンピュータに実行させる工程管理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、工程管理システム等に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
建設現場では、例えば、工程の進捗を管理する工程管理が行われる。また、建設現場の監督者は、例えば、作業者によって行われた作業の仕上がり状態を確認する。作業の仕上がり状態に何らかの不具合があった場合に、監督者は、例えば、作業のやり直しまたは修正を実施する指示を是正指示として行う。また、建設現場における工程管理および是正指示は、情報処理システムを介して行われることがある。
【0003】
特許文献1の工事管理サーバは、作業の確認結果に基づいて、工事の管理者によって入力される作業の是正指示を取得する。そして、特許文献1の工事管理サーバは、作業者が所持している携帯電話に、是正指示を送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-265766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された技術では、作業の是正指示を行うタイミングを判断することが難しい場合がある。
【0006】
本開示は、上記の課題を解決するため、作業の是正指示を適切なタイミングで出力することができる工程管理システム等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本開示の工程管理システムは、工程管理の対象である作業の是正指示を取得する是正指示取得手段と、是正指示に基づいて行われる作業の緊急度に基づいて、是正指示を出力するタイミングを決定する決定手段と、決定したタイミングに基づいて、是正指示を出力する出力手段とを備える。
【0008】
本開示の工程管理方法は、工程管理の対象である作業の是正指示を取得し、是正指示に基づいて行われる作業の優先度に基づいて、是正指示を出力するタイミングを決定し、決定したタイミングに基づいて、是正指示を出力する。
【0009】
本開示の工程管理プログラムは、工程管理の対象である作業の是正指示を取得する処理と、是正指示に基づいて行われる作業の優先度に基づいて、是正指示を出力するタイミングを決定する処理と、決定したタイミングに基づいて、是正指示を出力する処理とをコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によると、作業の是正指示を適切なタイミングで出力することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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