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公開番号
2024167632
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023083842
出願日
2023-05-22
発明の名称
画像形成装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20241127BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】従来、本体に対して開閉可能なカバー部材を有する画像形成装置が知られているが、カバー部材の開閉において、更なる操作性の向上が求められている。
【解決手段】スタッカカバー35と、カムプレート112と、ステー111と、引張バネ113とを備え、ステー111は、カムプレート112のカム部と当接するカムフォロア115を有し、カム部は、スタッカカバー35が、カムフォロア115と、開閉角23°までの回動で当接するカム領域R1と、開閉角35°までの回動で、カム領域R1以外で当接するカム領域R2と、開閉角45°までの回動で、カム領域R1及びカム領域R2以外で当接するカム領域R3とを有し、カムフォロア115が受ける力が、カム領域R1又はカム領域R3と当接する際にはステー111に対して開方向に作用し、カム領域R2と当接する際にはステー111に対して閉方向に作用する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
本体と、
前記本体に対して、開位置と閉位置との間で開閉自在なカバー部材と、
前記本体に設けられ、前記カバー部材の開閉に伴って移動可能に設けられたカム部材と、
前記本体に対して、第1の回動軸を中心に回動自在に設けられ、前記カバー部材を支持する支持部材と、
前記カム部材を付勢する第1の付勢部材と
を備え、
前記支持部材は、
前記第1の付勢部材の付勢力によって、前記カム部材のカム部と当接する当接部材を有し、
前記カム部は、
前記カバー部材が前記閉位置にある状態から第1の角度まで回動した場合に、前記当接部材と当接する第1のカム部と、
前記カバー部材が前記閉位置にある状態から前記第1の角度より大きい第2の角度まで回動した場合に、前記第1のカム部以外で前記当接部材と当接する第2のカム部と、
前記カバー部材が前記閉位置にある状態から前記第2の角度より大きい第3の角度まで回動した場合に、前記第1のカム部及び前記第2のカム部以外で前記当接部材と当接する第3のカム部とを有し、
前記カバー部材が開く際に、前記支持部材が回動する方向を開方向とし、該開方向と反対の方向を閉方向とすると、
前記当接部材が、前記第1のカム部又は前記第3のカム部と当接する際に、前記当接部材に付与される力が前記支持部材に対して前記開方向に作用し、
前記当接部材が、前記第2のカム部と当接する際に、前記当接部材に付与される力が前記支持部材に対して前記閉方向に作用することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記カム部材は、第2の回動軸を中心に回動自在に設けられ、
前記第3のカム部は、前記第1のカム部及び/又は前記第2のカム部よりも前記第2の回動軸に近いことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記本体に対して、前記カバー部材を開く方向に付勢する第2の付勢部材を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記カバー部材が前記閉位置にあるとき、前記本体に設けられた被係合部と前記カバー部材に設けられた係合部とが係合することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記カム部は、
前記カム部材に孔が設けられることによって形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記カム部材において、前記第1の付勢部材による付勢力を受ける力点から前記第2の回動軸までの距離は、前記カム部から前記第2の回動軸までの距離より長いことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記カム部材は、前記第1の回動軸が嵌入し、且つ前記カバー部材が所定の回動範囲で回動する際に前記第1の回動軸が当接しない回避孔を設けたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関し、特にカバーの開閉機構に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置本体に対して開閉可能なカバー部材を有する画像形成装置が知られている。
(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-168505号公報(第6頁、図4)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、画像形成装置本体に対するカバー部材の開閉において、更なる操作性の向上が求められている。本発明は、カバー部材の操作性を向上させた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明による画像形成装置は、本体と、前記本体に対して、開位置と閉位置との間で開閉自在なカバー部材と、前記本体に設けられ、前記カバー部材の開閉に伴って移動可能に設けられたカム部材と、前記本体に対して、第1の回動軸を中心に回動自在に設けられ、前記カバー部材を支持する支持部材と、前記カム部材を付勢する第1の付勢部材とを備え、
前記支持部材は、前記第1の付勢部材の付勢力によって、前記カム部材のカム部と当接する当接部材を有し、
前記カム部は、前記カバー部材が前記閉位置にある状態から第1の角度まで回動した場合に、前記当接部材と当接する第1のカム部と、前記カバー部材が前記閉位置にある状態から前記第1の角度より大きい第2の角度まで回動した場合に、前記第1のカム部以外で前記当接部材と当接する第2のカム部と、前記カバー部材が前記閉位置にある状態から前記第2の角度より大きい第3の角度まで回動した場合に、前記第1のカム部及び前記第2のカム部以外で前記当接部材と当接する第3のカム部とを有し、
前記カバー部材が開く際に、前記支持部材が回動する方向を開方向とし、該開方向と反対の方向を閉方向とすると、
前記当接部材が、前記第1のカム部又は前記第3のカム部と当接する際に、前記当接部材に付与される力が前記支持部材に対して前記開方向に作用し、前記当接部材が、前記第2のカム部と当接する際に、前記当接部材に付与される力が前記支持部材に対して前記閉方向に作用することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の画像形成装置によれば、カバー部材の、ホップアップ動作、開位置の維持、更には閉位置と開位置の間の所望の回動位置の維持が比較的単純が構成で可能となるため、操作性の向上、コストの削減に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に基づく実施の形態1の画像形成装置の要部構成を示す要部構成図である。
画像形成装置の外観斜視図であり(a)は、スタッカカバーが閉じた状態を示し、(b)は、スタッカカバーが開いた状態を示している。
図2(b)に示すスタッカカバーが開いた状態の画像形成装置において、画像形成装置本体の左右のサイドカバー、及びスタッカカバーの左右のサイドカバーを取り外した図で、(a)はその外観斜視図であり、(b)は(a)の点線囲み部の部分拡大図である。
スタッカカバーが閉位置にあるときの動作説明に供する図であり、(a)は、左側のスタッカカバー保持部の要部構成図であり、(b)はその部分拡大図である。
スタッカカバーが、回動領域の中間部にあるときの動作説明に供する図であり、(a)は左側のスタッカカバー保持部の要部構成図であり、(b)はその部分拡大図である。
スタッカカバーが開位置近傍にあるときの動作説明に供する図であり、(a)は、左側のスタッカカバー保持部の要部構成図であり、(b)はその部分拡大図である。
自重モーメントMt、補助モーメントMb、及びこれらの各モーメントを合成した合成モーメントMsと開閉角θとの関係を示すグラフである。
ロック手段の基本的な動作の説明に供する図であり、(a)は、スタッカカバーが閉位置にある状態を示し、(b)は、スタッカカバーが開位置にある状態を示し、(c)は、スタッカカバーが閉位置に至る直前の状態を示し、(d)は、スタッカカバーが閉位置に至った状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施の形態1.
図1は、本発明に基づく実施の形態1の画像形成装置1の要部構成を示す要部構成図である。
【0009】
同図に示すように、画像形成装置1は、例えばタンデム型カラー電子写真式プリンタとしての構成を備え、給紙カセット10は、内部に記録用紙が積載され、画像形成装置1に着脱自在に装着される。ピックアップローラ21は、接触した状態で対に配置された給紙ローラ22及び分離ローラ23と共に給紙部20を構成している。ピックアップローラ21及び給紙ローラ22は、図示しない回転駆動手段によって回転駆動され、分離ローラ23は、図示しないトルク発生手段によって、反回転方向にトルクを発生している。
【0010】
従って、ピックアップローラ21は、給紙カセット10内から当接した最上部の記録用紙を引き出し、給紙ローラ22及び分離ローラ23は、例えば、記録用紙が複数同時に引き出されたような場合にも、一枚ずつこの記録用紙を順次搬送路に繰り出す。
(【0011】以降は省略されています)
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