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公開番号2024167585
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023083763
出願日2023-05-22
発明の名称アップサイクルプラントシステム、アップサイクルプラントシステムのプログラム
出願人株式会社JOYCLE
代理人個人
主分類B09B 3/40 20220101AFI20241127BHJP(固体廃棄物の処理;汚染土壌の再生)
要約【課題】管理者はプラントから離れた遠隔地であってもプラントの温度を管理することができるアップサイクルプラントシステムを提供する。
【解決手段】アップサイクルプラントシステム100は、プラント110と、プラント110に設けられた温度センサーと、プラント110と通信自在なサーバ120とを備え、プラント110の運転中に温度情報が、プラント110からサーバ120へ送信され、サーバ120が、プラント110の運転を制御する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
原料を加熱する加熱手段を有して元の原料より価値のあるものを生成するプラントを制御するアップサイクルプラントシステムであって、
前記プラントと、
前記プラントに設けられた温度センサーと、
前記プラントと通信自在なサーバとを備え、
前記プラントの運転中に温度情報が、前記プラントからサーバへ送信され、
前記サーバが、前記プラントの運転を制御自在な構成であることを特徴とするアップサイクルプラントシステム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記プラントを複数有し、各プラントが識別情報を有し、
前記サーバが、前記識別情報に基づいて各プラントと通信する構成であることを特徴とする請求項1に記載のアップサイクルプラントシステム。
【請求項3】
前記プラントが、重量測定センサーまたは体積測定センサーを有し、
前記重量測定センサーよって得られる重量情報または体積測定センサーよって得られる体積情報が、前記プラントからサーバへ送信される構成であることを特徴とする請求項2に記載のアップサイクルプラントシステム。
【請求項4】
前記プラントが、湿度センサーを有し、
前記湿度センサーによって得られる湿度情報が、前記プラントからサーバへ送信される構成であることを特徴とする請求項3に記載のアップサイクルプラントシステム。
【請求項5】
前記プラントが、振動センサーを有し、
前記振動センサーによって得られる振動レベル情報が、前記プラントからサーバへ送信され、
前記振動レベル情報が所定値以上になったとき、前記サーバが、前記プラントについてのメンテナンス時期と判定し、識別情報および振動レベルが所定値以上である旨を所定の連絡先へ通知する構成であることを特徴とする請求項4に記載のアップサイクルプラントシステム。
【請求項6】
前記プラントが、プラントの投入口前経路に金属探知センサーと、ブザーとを有し、
前記金属探知センサーが金属を検知したとき、ブザーを鳴らすとともに金属を検知した旨の情報をプラントからサーバへ送信する構成であることを特徴とする請求項5に記載のアップサイクルプラントシステム。
【請求項7】
前記プラントが、前記原料の種類選択手段を有し、
前記サーバが、タイマー機能を有し、
前記種類選択手段による種類選択情報および重量測定センサーによる重量情報が、前記プラントからサーバへ送信され、これらに基づいてサーバが加熱時間を決めてプラントの加熱手段を制御する構成であることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1つに記載のアップサイクルプラントシステム。
【請求項8】
前記プラントが、投入前の原料の重量または体積を計測する計測手段を有し、
前記計測手段による計測結果情報が、前記プラントからサーバへ送信され、
前記サーバが、各プラントの運転状況情報、各プラントの処理能力情報および計測結果情報に基づいて処理待ち原料についての待ち時間情報を算出し、予め登録された各プラントの位置情報および算出した各プラントの処理待ち原料についての待ち時間情報に基づいて、待ち時間が長いプラントから待ち時間が短いプラントへ原料の運搬を指示する情報を所定の端末へ送信する構成であることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれか1つに記載のアップサイクルプラントシステム。
【請求項9】
原料を加熱する加熱手段を有して元の原料より価値のあるものを生成するプラントを制御するアップサイクルプラントシステムのプログラムであって、
前記プラントの運転中において、プラントが、プラントに設けられた温度センサーによって得られた温度情報をサーバへ送信する送信ステップと、
前記プラントから受信した温度情報が所定閾値以上か否かを判定する判定ステップと、
前記温度情報が所定閾値以上であると判定したとき、サーバが、前記プラントの運転を停止制御する停止制御ステップとを有していることを特徴とするアップサイクルプラントシステムのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、原料を加熱する加熱手段を有して元の原料より価値のあるものを生成するプラントを制御するアップサイクルプラントシステム、および、そのプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、炉体の一端側部分に、開口部に向かうにつれて内径が縮小するテーパ形状部が形成され、このテーパ形状部の内壁面に、この炉体が正回転するときに被処理物を炉体の開口部から軸方向の内側に向かって送る一方、この炉体が逆回転するときに被処理物を炉体の軸方向の内側から開口部に向かって送るように形成された螺旋羽根を設けた廃棄物処理装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7246839号公報(特に段落0022参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の廃棄物処理装置は、廃棄物処理装置単体で運転操作が行われる構成であったため、廃棄物処理装置のそばで監視する必要があり、廃棄物処理装置から離れた遠隔地で管理することが困難であるという問題があった。
特に、廃棄物処理装置の運転中に温度の異常があったときに対応することが困難であるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、管理者はプラントから離れた遠隔地であってもプラントの温度を管理することができるアップサイクルプラントシステム、および、そのプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本請求項1に係る発明は、原料を加熱する加熱手段を有して元の原料より価値のあるものを生成するプラントを制御するアップサイクルプラントシステムであって、前記プラントと、前記プラントに設けられた温度センサーと、前記プラントと通信自在なサーバとを備え、前記プラントの運転中に温度情報が、前記プラントからサーバへ送信され、前記サーバが、前記プラントの運転を制御自在な構成であることにより、前述した課題を解決するものである。
【0007】
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載されたアップサイクルプラントシステムの構成に加えて、前記プラントを複数有し、各プラントが識別情報を有し、前記サーバが、前記識別情報に基づいて各プラントと通信する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0008】
本請求項3に係る発明は、請求項2に記載されたアップサイクルプラントシステムの構成に加えて、前記プラントが、重量測定センサーまたは体積測定センサーを有し、前記重量測定センサーよって得られる重量情報または体積測定センサーよって得られる体積情報が、前記プラントからサーバへ送信される構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0009】
本請求項4に係る発明は、請求項3に記載されたアップサイクルプラントシステムの構成に加えて、前記プラントが、湿度センサーを有し、前記湿度センサーによって得られる湿度情報が、前記プラントからサーバへ送信される構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
【0010】
本請求項5に係る発明は、請求項4に記載されたアップサイクルプラントシステムの構成に加えて、前記プラントが、振動センサーを有し、前記振動センサーによって得られる振動レベル情報が、前記プラントからサーバへ送信され、前記振動レベル情報が所定値以上になったとき、前記サーバが、前記プラントについてのメンテナンス時期と判定し、識別情報および振動レベルが所定値以上である旨を所定の連絡先へ通知する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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