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公開番号
2024171044
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023087902
出願日
2023-05-29
発明の名称
浄化システム
出願人
大成建設株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
B09C
1/10 20060101AFI20241204BHJP(固体廃棄物の処理;汚染土壌の再生)
要約
【課題】本発明は、注入管内の好気性細菌によって分解される液状浄化材の量を抑制することができる浄化システムを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係る浄化システムSは、汚染された環境に対して液状浄化材Tを供給する浄化システムSであって、液状浄化材Tを貯留する供給槽1と、前記供給槽1の液状浄化材Tを前記環境に注入する注入管4と、を備え、前記注入管4には、液状浄化材Tを前記環境に流出させる孔hが設けられており、前記注入管4の内部には、前記孔hから流出しない大きさの充填材Fが充填されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
汚染された環境に対して液状浄化材を供給する浄化システムであって、
液状浄化材を貯留する供給槽と、
前記供給槽の液状浄化材を前記環境に注入する注入管と、を備え、
前記注入管には、液状浄化材を前記環境に流出させる孔が設けられており、
前記注入管の内部には、前記孔から流出しない大きさの充填材が充填されていることを特徴とする浄化システム。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記充填材は、生分解性樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の浄化システム。
【請求項3】
前記充填材の比重は、1.0~1.2であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浄化システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、浄化システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
有機塩素化合物や硝酸性窒素などの汚染物質によって汚染された環境を浄化する技術として、バイオレメディエーションが挙げられる。
このバイオレメディエーションは、液状の浄化材(液状浄化材)を浄化対象となる環境に供給することで微生物を活性化させ、この微生物によって当該環境に存在する汚染物質を分解除去する技術である。
そして、バイオレメディエーションは、比較的容易かつ低コストで実施できる浄化技術であるため、これまでにも様々な関連技術が報告されている。
【0003】
例えば、特許文献1では、バイオレメディエーションで使用する液状浄化材を気体透過性膜に通過させて溶存水素濃度を上昇させる浄化方法が報告されている。
また、特許文献2では、バイオレメディエーションで使用する物質であって、浄化期間を短縮できるビール酵母エキスが報告されている。
また、非特許文献1では、列状に配置された複数の注入管を介して、液状浄化材を浄化対象となる環境に供給することによって、汚染物質の拡散を防止できるバイオバリアを設ける技術が報告されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5417070号公報
特許第5841001号公報
【非特許文献】
【0005】
根岸昌範、高畑陽「汚染地下水拡散防止技術の変遷と現状」大成建設技術センター報第54号(2021)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1、2や非特許文献1に報告されているバイオレメディエーションでは、注入管を介して液状浄化材を汚染された環境に供給する。
本発明者らは、バイオレメディエーションの注入管内で発生する事象を鋭意検討した結果、以下の問題の発生を確認した。
注入管は上部が開口しているため、注入管内に滞留する地下水が空気を取り込み、地下水の酸素濃度が上昇する。その結果、注入管内の地下水に溶け込んだ酸素を利用できる好気性細菌が活性化し、好気性細菌が注入管に供給した液状浄化材を分解(消費)してしまう。そのため、汚染された環境に対して適切な量の液状浄化材を供給するためには、注入管内において好気性細菌が分解してしまう液状浄化材の量を加味し、液状浄化材の供給量を多く設定する必要があった。
【0007】
このような観点から、本発明は、注入管内の好気性細菌によって分解される液状浄化材の量を抑制することができる浄化システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題は、以下の手段により解決することができる。
本発明に係る浄化システムは、汚染された環境に対して液状浄化材を供給する浄化システムであって、液状浄化材を貯留する供給槽と、前記供給槽の液状浄化材を前記環境に注入する注入管と、を備え、前記注入管には、液状浄化材を前記環境に流出させる孔が設けられており、前記注入管の内部には、前記孔から流出しない大きさの充填材が充填されている。
本発明によれば、注入管の内部に充填材が充填されていることから、注入管内の空隙の容積が減少する。すなわち、本発明によれば、注入管内に滞留する地下水が少なくなるとともに地下水の酸素濃度の上昇も抑制される。その結果、好気性細菌の活性化が抑えられ、注入管内の好気性細菌によって分解される液状浄化材の量が抑制されることとなる。
加えて、本発明によれば、注入管内の充填材が管外に流出することはなく、また、液体は充填材の隙間を自由に流動できるため、注入管から液状浄化材が流出するのを充填材が妨げることもない。
本発明に係る浄化システムは、前記充填材が生分解性樹脂からなる。
本発明によれば、充填材が崩壊することなく長期的に安定した形状を維持できるとともに、注入管内に滞留する地下水の酸素濃度を低下させることもできる。
本発明に係る浄化システムは、前記充填材の比重が1.0~1.2である。
本発明によれば、注入管内の充填材をエアリフトなどで容易に取り出すことができるため、注入管の清掃が容易に実施できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る浄化システムによれば、注入管内の好気性細菌によって分解される液状浄化材の量を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る浄化システムの全体の模式図である。
充填材を充填した状態の注入管の模式図である。
図2Aの点線円箇所Eの拡大模式図であって、充填材と注入管の孔との関係を明らかにするために、注入管の孔を表した図である。
充填材を回収する作業を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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