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公開番号
2025016637
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024191199
出願日
2024-10-12
発明の名称
メタンガス発生装置
出願人
有限会社ジャパンガスセパレーション
代理人
主分類
B09B
3/60 20220101AFI20250128BHJP(固体廃棄物の処理;汚染土壌の再生)
要約
【課題】生ごみと屎尿及び下水汚泥物の混合体を効率良くメタン発酵させる小型・高性能のメタン発酵装置を提供する。
【解決手段】小型で生ごみの貯槽を地上に設置、生ごみの量を基準に適切な屎尿・下水汚泥物との混合体をメタン発酵させる高性能のメタン発酵装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上部が四角形又は円筒形で底部の形状がそれぞれに上部形状に合うように細く絞られタンク頂部の内部の監視用カメラおよびタンクの側面に複数の加振機を設け地上に設地された生ごみ貯留槽を有し更に機械的に可動する複数のベルトコンベア、破砕機や選別機を有するごみ、屎尿及び下水汚泥を原料としてメタン発酵後の残渣を脱水・乾燥後炭化しボイラ燃料として利用するとするメタンガス発生装置。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
請求項1の生ごみの量とメタン発酵に最適な量の屎尿及び下水汚泥の量、および水を混合槽内で機械的に充分攪拌した後に、これ等をメタン発酵槽に供給することを特徴とするメタンガス発生装置。
【請求項3】
請願項1の区分毎のコンベア及び粉砕機、選別機を各複数台設置することを特長とする請求項1乃至請求項2のメタンガス発生装置。
【請求項4】
請求項1、2、3を満足するメタンガス発生装置の設地先を既設の下水場等に併設とするメタンガス発生装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は都市の施設で生ごみに屎尿及び下水汚泥の量を添加してメタン発酵を行う方法に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、我が国の家庭、一般廃棄物の大部分はごみ焼却施設で焼却されて多量の地球温暖化ガスを排出おり1992年”地球サミットに於いて地球温暖化防止ために温室化ガスの発散防止が地球規模で取組む国際条約が締結されて、生ごみを焼却することなくメタン発酵させて燃料利用して温暖化ガスの発散防止を図ることが求められ国の指導の下で主に地方都市で生ごみ利用のバイオプラントが事業化されている。この方法は広大な土地と資金を要し大都市圏の小都市には装置設地の土地の確保や資金の問題で実行が困難な面もある。
【0003】
従来から使用されている地下ピット式のごみ貯留槽はサイズが大で高価であり、特許文献1のごみ貯留槽は地上設地タイプでは新規性が有るが、槽内部に複数のゴミ拡散装置が設けられる等複雑で低コストされていない。
【0004】
特許文献2の膜分離法はメタン発酵に残る消化液の処理方法として中間処理で、更に膜の目詰まりや、その後なお濃縮液が残り工程が煩雑で適用が困難である。
【先行文献】
【】
【特許文献】
【0005】
特開2018-83716,
特開2019-177332、
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
生ごみは春から夏に増える季節変動や地域によっても生ごみの中身が異なる。量的には生ごみが圧倒的に多く屎尿及び下水汚泥は生ごみより少ないが生ごみだけでは発酵菌の栄養となるものが少なく、ミネラル分が不足で発酵速度が遅くなり適量の屎尿、下水汚泥を加えて発酵を促すことが適切である。ゴミ処理作業は市町村が担当しており迅速で安定したメタン発酵や付随する消化水の排水処理等が要望されている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明はごみ貯留槽を地上に設地して,ごみ貯留槽本体内のごみをこの内部頂部に監視カメラでごみ貯槽槽内を監視してごみ貯留槽の内面への付着、ごみ同士によるブロッキングやブリッジの発生を監視して必要に応じて貯留槽の外板に設けた加振器で板面を加振して生ごみの付着やごみ同士ブリッジ等のトラブルの防止を図り生ごみの貯留量が従来から慣例化している7日分を1~2日分に減らしてごみ貯留槽を小型化した。
【0008】
生ごみ、屎尿及び下水汚泥物の混合物(以降は混合物と称する。)の発酵は生ごみ単体の発酵より以下の点で優れている。
1, 適量の混合物を生ごみに加えるとメタン発酵時間が短縮化して生産性が向上する。
2, 生ごみと混合物、水を混合槽で十分機械的に攪拌後発酵槽に供給することで発酵が安定し発酵時間が短縮出来た。
3, メタン発酵残渣を脱水・乾燥してボイラ燃料として使用し発生した蒸気で発酵槽の加熱源として回収を行い温暖化ガスの発散防止が図れる。
【発明の効果】
【0009】
本発明でごみ貯留槽を地上に設地し破砕機等を複数設地することで大幅に小型化し、更に生ごみに混合物に水を加え混合槽内で機械的に混合後発酵槽内で発酵させ短期の発酵を可能とした。ごみ貯留槽の小型化とメタン発酵の短縮化が小型で高性能のメタン発酵装置を発明した。
【0010】
メタン発酵槽後に残る残渣を脱水、乾燥後ボイラの燃料として使用してメタン発酵槽を加熱することで温暖化ガス発散防止に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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