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公開番号
2025050512
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159349
出願日
2023-09-25
発明の名称
廃基板の前処理方法及び前処理設備
出願人
大口電子株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B09B
3/40 20220101AFI20250328BHJP(固体廃棄物の処理;汚染土壌の再生)
要約
【課題】 熱処理された廃基板を容易に取り扱うことが可能な廃基板の前処理方法を提供する。
【解決手段】 廃基板の前処理方法であって、粉砕した廃基板を焙焼する焙焼工程S3と、該焙焼により得られる基板焙焼物をコンベアで搬送しながら冷却水の散布により所定の温度まで一次冷却する一次冷却工程S6と、前記一次冷却された基板焙焼物を容器内に収容したうえで冷却水の散布により二次冷却した後、該容器を吸引することで該二次冷却により湿潤状態にある基板焙焼物を脱水する冷却/脱水工程S7とを含み、好ましくは該一次冷却された基板焙焼物の温度の測定結果に基づいて、該コンベアで基板焙焼物を搬送しながら散布する冷却水の散布量を調整する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
粉砕した廃基板を焙焼する工程と、該焙焼により得られる基板焙焼物をコンベアで搬送しながら冷却水の散布により所定の温度まで一次冷却する一次冷却工程と、前記一次冷却された基板焙焼物を容器内に収容したうえで冷却水の散布により二次冷却した後、該容器を吸引することで該二次冷却により湿潤状態にある基板焙焼物を脱水する冷却/脱水工程とを含む廃基板の前処理方法。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記一次冷却された基板焙焼物の温度の測定結果に基づいて、前記コンベアで前記基板焙焼物を搬送しながら散布する冷却水の散布量を調整する、請求項1に記載の廃基板の前処理方法。
【請求項3】
粉砕した廃基板を焙焼処理する焙焼炉と、該焙焼処理された基板焙焼物を搬送して容器に収容するコンベアと、該搬送中の基板焙焼物に対して冷却水を散布することにより所定の温度まで一次冷却する冷却装置と、該一次冷却された基板焙焼物が収容された該容器の上方から冷却水を散布することにより該基板焙焼物を二次冷却すると共に、該容器を吸引することで該二次冷却により湿潤状態にある基板焙焼物を脱水する冷却/脱水装置とを含む廃基板の前処理設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、廃基板の前処理方法及び前処理設備に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
家電、パソコン、スマートホン、ネットワーク機器などの各種電子機器類には、金、銀、銅、パラジウム、白金などの有価金属を微量に含有するプリント基板が用いられている。使用を終えて廃棄されたこれら電子機器類からは、使用済みのプリント基板が廃基板(廃電子基板とも称する)として大量に廃棄されており、その廃棄量は年々増加する傾向にある。この廃基板は「都市鉱山」と称されることからも分かるように、鉱山から採掘される鉱石よりも貴金属やレアメタル(以下、特にことわらない限りこれらをまとめて貴金属等と称する)の品位が高い場合が多い。そこで、廃基板の種類や廃棄量に応じて乾式又は湿式で処理することで、該廃基板から貴金属等を回収することが行なわれている。
【0003】
例えば乾式の処理では、乾式銅製錬の熔錬炉において原料の銅精鉱と共に廃基板を処理するか、あるいは該熔錬炉の後段の転炉においてマットと共に廃基板を処理することで、廃基板に含まれる貴金属を粗銅側に分配させることができる。この粗銅を鋳造して得た銅電解アノードを電解精製することで、銅は高純度の電気銅として製品化することができ、銅よりもイオン化傾向の低い貴金属は陽極泥(アノードスライムとも称する)として回収することができる。
【0004】
しかしながら、一般的な廃基板は、ガラスエポキシ基板などの絶縁体からなるプリント配線板にICチップやメモリなどの電子部品がはんだ付けされたプリント回路板由来のものが大半を占めるため、金属成分のほかにガラスエポキシ基板由来のエポキシ樹脂に代表される炭化水素、及び難燃剤由来の有機系の臭素化合物等のハロゲンを含んでいる。これら炭化水素やハロゲンは乾式銅製錬において処理困難ないわゆる忌避成分であるため、前処理によりこれら炭化水素やハロゲンを除去する必要がある。
【0005】
そこで、乾式銅製錬で処理する前に廃基板を高温で熱処理することで上記忌避成分を除去する技術が提案されている。例えば特許文献1には、廃基板の粉砕物に対して、磁力選別及び重力選別を行って磁性物、重量非磁性物、及び軽量非磁性物に分別する前に、前処理として1~10cm角程度に裁断してからボール衝撃型の粉砕機を用いて細かく粉砕し、得られた粉砕物をプレス成型することで得た所定の形状の成型体を300~1000℃で焙焼することで、廃基板に含まれている有機物や臭素化合物をガス化して除去する技術が開示されている。
【0006】
また、特許文献2には、有価金属を含む貴金属スクラップを熱分解してガス化する第1処理炉と、該第1処理炉でガス化した後の残渣であるガス化減容物を更に燃焼処理する第2処理炉と、これら第1処理炉及び第2処理炉からそれぞれ排出される可燃性熱分解ガス及び燃焼排ガスを完全燃焼する第3処理炉とから構成される有価金属の回収処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2001-259603号公報
特開2015-147985号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記の特許文献1や特許文献2に開示されているように、キルンなどの一般的な熱処理炉に廃基板を装入して適切な温度で熱処理することで、炭化水素やハロゲン等の忌避成分を除去することができる。ところで、上記のような廃基板に対して焙焼等の前処理を行なう設備は、乾式銅製錬を行なう製錬工場とは別の場所に設けられることがある。また、該前処理として焙焼を行なう焙焼炉では連続的に廃基板を処理するため、該焙焼炉から排出される基板焙焼物をバッチ式に処理する転炉に装入する場合は、該基板焙焼物を一時的に保管することが必要になる。
【0009】
そのため、焙焼等の熱処理が施された廃基板は、一時的にフレキシブルコンテナに収容して保管したり、フレキシブルコンテナの荷姿で出荷したりすることが必要になる。このフレキシブルコンテナの耐熱温度は一般的に70~80℃であるので、焙焼炉から数百℃の高温で排出される基板焙焼物を冷却することが必要になる。基板焙焼物の冷却法には空冷法や水冷法等を挙げることができるが、基板焙焼物を短時間で効率的に冷却することが可能な水冷法が好ましく、基板焙焼物の上方からスプレー状に冷却水を吹き付けて冷却する水冷法がより好ましい。
【0010】
しかしながら、水冷法を採用すると、水冷後の基板焙焼物は、水分を含水率30%程度含む湿潤状態になるので、後工程において熔錬炉や転炉に装入する際や搬送する際に詰まり等のハンドリング上のトラブルが生じるおそれがある。そのため、熱処理された廃基板を水冷法により冷却する場合は、適切な水分管理が冷却後に求められていた。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、基板焙焼物に代表される熱処理された廃基板を容易に取り扱うことが可能な廃基板の前処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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