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公開番号2025023809
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-17
出願番号2024085855,2023127725
出願日2024-05-27,2023-08-04
発明の名称木材利用方法
出願人株式会社タカフジ
代理人個人,個人
主分類B09B 3/80 20220101AFI20250207BHJP(固体廃棄物の処理;汚染土壌の再生)
要約【課題】未利用間伐材や枝葉を無駄なく有効活用することができ、枝葉に含まれる固形成分及び流体成分の両方を利用することができ、廃棄物の低減を図ることもできる木材利用方法を提供する。
【解決手段】木材利用方法は、間伐作業などにより発生する間伐材及び枝葉を回収する回収工程60と、回収された未利用間伐材61をチップに加工してバイオマス発電所62に供給する工程と、回収された枝葉63を低温真空乾燥抽出装置100に投入して処理する工程と、低温真空乾燥抽出装置100により乾燥処理された処理後の枝葉64をバイオマス発電所62に供給する工程と、低温真空乾燥抽出装置100により抽出された抽出物65を回収する工程と、回収された抽出物65から芳香剤71、抗菌剤72、抗真菌剤73、鎮静剤74、抗ストレス剤75、抗ウイルス剤76、抗炎症剤77、マイオカイン分泌促進剤78などを製造する工程と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
間伐作業、間引き作業あるいは枝打ち作業により発生する間伐材及び枝葉を回収する工程と、
回収された未利用間伐材をチップに加工してバイオマス発電所に供給する工程と、
回収された枝葉を低温真空乾燥抽出装置に投入して処理する工程と、
前記低温真空乾燥抽出装置により乾燥処理された枝葉をバイオマス発電所に供給する工程と、
前記低温真空乾燥抽出装置により抽出された抽出物を回収する工程と、
回収された前記抽出物から芳香剤、抗菌剤、抗真菌剤、鎮静剤、抗ストレス剤、抗ウイルス剤、抗炎症剤、マイオカイン分泌促進剤のうちの1以上を製造する工程と、を備えた木材利用方法。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記低温真空乾燥抽出装置により乾燥処理された枝葉を炭化装置で炭化処理する工程を備えた請求項1記載の木材利用方法。
【請求項3】
前記低温真空乾燥抽出装置が、回収された枝葉を収容可能な気密性の処理タンクと、
前記処理タンク内の温度を上昇させるタンク加熱手段と、
前記処理タンク内と連通する真空吸引経路を経由して前記処理タンク内の流体を吸引する真空ポンプと、
前記枝葉から発生し前記真空吸引経路を流動する流体に含まれる真空抽出物を液化する凝縮手段と、液化された真空抽出液化エキスを真空抽出油性エキスと真空抽出水分エキスとに分離する油水分離手段と、
前記処理タンク内と連通する流体吸引経路を経由して前記処理タンク内の流体を吸引する循環ファンと、前記循環ファンで吸引した流体を前記処理タンク内に還流させる流体帰還経路と、前記流体帰還経路を流動する流体を加熱する流体加熱手段と、前記枝葉から発生し前記流体吸引経路を流動する流体中に含まれる加熱抽出物を液化する液化手段と、
前記処理タンク内の温度を計測する温度計と、前記処理タンク内の湿度を計測する湿度計と、前記処理タンク内の気圧を計測する連成計と、
前記処理タンク内に収容された枝葉の温度を計測する対象物温度計と、を備えたものである請求項1または2記載の木材利用方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、森林における間伐作業、間引き作業あるいは枝打ち作業により発生する間伐材や枝葉を利用する方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
森林を健康に保つには、森林内に適度に太陽光が射し込み、下草などの下層植生を繁茂させることが必要であるため、林業者は間伐作業、間引き作業あるいは枝打ち作業を行っている。このような作業で発生する間伐材は、建材やバイオマス燃料として活用されているが、枝葉は収集に多大な労力と時間を要し、運搬費用が嵩むため、山林に放置されているのが実状である。
【0003】
山林に放置された枝葉は土地の養分になるが、森林が吸収できる量は、枝打ち作業などで発生した枝葉の30%程度である。従って、残りの枝葉は山林に残存したままとなり、再造林の妨げとなるだけでなく、残存した枝葉が台風や大雨の際に道路や河川に流れ込み、道路が封鎖されたり、橋の欄干やダムに溜まって洪水の発生原因となったりしている。
【0004】
このような問題を解決するため、従来、間伐材や枝葉を有効利用する方法が提案されているが、本発明に関連するものとして、例えば、特許文献1に記載された「樹木破砕材の利用方法」、特許文献2に記載された「造成工事に伴う廃棄樹木の利用方法」並びに特許文献3に記載された「樹木抽出液を利用した浴槽設備」などがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-153124号公報
特開平7-1412号公報
特開平8-326110号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1~3に記載された発明は、山林で発生する間伐材や枝葉などを様々な用途に利用することができるのであるが、それぞれの発明は、間伐材や枝葉などを構成する固形成分を利用するか、間伐材や枝葉などに含まれる流体成分を利用するかの何れか一方に限られており、利用しない方の成分は廃棄されることとなるため、間伐材や枝葉の有効利用の観点からは不十分な面がある。よって、前述した問題を解決するためには、以下に示すような仕組み作りが必要といえる。
(1)山林で発生する間伐材や枝葉などの運搬費用を捻出するために、第三者が間伐材や枝葉などを買い取れるような仕組み作り
(2)山林で発生する間伐材や枝葉などの運搬費用を捻出するために、枝葉から得られた抽出液を販売できる仕組み作り
【0007】
そこで、本発明は上記仕組み作りを実現し得るものであり、本発明が解決しようとする課題は、未利用間伐材や枝葉を無駄なく有効活用することができ、枝葉に含まれる固形成分及び流体成分の両方を利用することができ、廃棄物の低減を図ることもできる木材利用方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る木材利用方法は、
間伐作業、間引き作業あるいは枝打ち作業により発生する間伐材及び枝葉を回収する工程と、
回収された未利用間伐材をチップに加工してバイオマス発電所に供給する工程と、
回収された枝葉を低温真空乾燥抽出装置に投入して処理する工程と、
前記低温真空乾燥抽出装置により乾燥処理された枝葉をバイオマス発電所に供給する工程と、
前記低温真空乾燥抽出装置により抽出された抽出物を回収する工程と、
回収された前記抽出物から芳香剤、抗菌剤、抗真菌剤、鎮静剤、抗ストレス剤、抗ウイルス剤、抗炎症剤、マイオカイン分泌促進剤のうちの1以上を製造する工程と、を備えたことを特徴する。
【0009】
前記木材利用方法においては、前記低温真空乾燥抽出装置により乾燥処理された枝葉を炭化装置で炭化処理する工程を備えることができる。
【0010】
前記木材利用方法においては、前記低温真空乾燥抽出装置が、
回収された枝葉を収容可能な気密性の処理タンクと、
前記処理タンク内の温度を上昇させるタンク加熱手段と、
前記処理タンク内と連通する真空吸引経路を経由して前記処理タンク内の流体を吸引する真空ポンプと、
前記枝葉から発生し前記真空吸引経路を流動する流体に含まれる真空抽出物を液化する凝縮手段と、液化された真空抽出液化エキスを真空抽出油性エキスと真空抽出水分エキスとに分離する油水分離手段と、
前記処理タンク内と連通する流体吸引経路を経由して前記処理タンク内の流体を吸引する循環ファンと、前記循環ファンで吸引した流体を前記処理タンク内に還流させる流体帰還経路と、前記流体帰還経路を流動する流体を加熱する流体加熱手段と、前記枝葉から発生し前記流体吸引経路を流動する流体中に含まれる加熱抽出物を液化する液化手段と、
前記処理タンク内の温度を計測する温度計と、前記処理タンク内の湿度を計測する湿度計と、前記処理タンク内の気圧を計測する連成計と、
前記処理タンク内に収容された枝葉の温度を計測する対象物温度計と、を備えたものであることが望ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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