TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024167355
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-03
出願番号2024150193,2023542340
出願日2024-08-30,2022-08-05
発明の名称喫煙具用カートリッジ
出願人Future Technology株式会社
代理人
主分類A24D 1/20 20200101AFI20241126BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】充填物の脱落がなく、電磁波による人体への影響を抑えながら、タバコ充填物を加熱することのできる喫煙システムを提供する。
【解決手段】喫煙具用カートリッジ1は、その端面に蓋と、長手方向に延びて喫煙具本体により誘導加熱されるサセプタ部材13、および発熱したサセプタ部材によって加熱されることによりエアロゾルを発生する充填物を含む円筒状の充填物集積体10と、円筒状の支持部材20と、冷却領域と、吸口部となる円筒状のフィルタ30とが喫煙具用カートリッジの長手方向に沿って配列されて、外周に外側包装部材40で巻かれることで一体化され、支持部材は、充填物集積体の支持部材側への移動を抑制するとともに、充填物集積体で発生したエアロゾルを含む気流をフィルタ側に流通させ、サセプタ部材は幅が1.5mm以上の板形状であり、充填物集積体の中心に一つ設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
喫煙具本体に挿入可能な喫煙具用カートリッジであって、
前記喫煙具用カートリッジの端面に蓋と、
長手方向に延びて前記喫煙具本体により誘導加熱されるサセプタ部材、および発熱した前記サセプタ部材によって加熱されることによりエアロゾルを発生する充填物を含む円筒状の充填物集積体と、
円筒状の支持部材と、冷却領域と、吸口部となる円筒状のフィルタとが前記喫煙具用カートリッジの長手方向に沿って配列されて、外周に外側包装部材で巻かれることで一体化され、
前記支持部材は、前記充填物集積体の支持部材側への移動を抑制するとともに、前記充填物集積体で発生したエアロゾルを含む気流をフィルタ側に流通させ、
前記サセプタ部材は幅が1.5mm以上の板形状であり、前記充填物集積体の中心に一つ設けられている、
ことを特徴とする、喫煙具用カートリッジ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タバコまたは非タバコ植物を材料とする充填物を有する喫煙具用カートリッジ、および喫煙具用カートリッジを含む喫煙システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、タバコの禁煙の傾向に合わせるために、火炎を用いることなく、タバコの成分を含むカートリッジ(喫煙具用カートリッジ)を加熱して、気化したタバコ成分を吸引することで、タバコを楽しむための加熱式タバコ製品が普及し始めている。喫煙具用カートリッジは、喫煙具本体が有するブレード等の加熱体が差し込まれて加熱されるタバコ充填物と、吸口に設けられるフィルタと、を有し、これらが紙等の包装部材で巻かれることで形成される。このような喫煙具用カートリッジとして、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
【0003】
また、特許文献2には、誘導加熱方式により無接触の方法でタバコ充填物を加熱するように、喫煙具用カートリッジ内に誘導加熱によって加熱するサセプタを備えた方式が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3212228号公報
特許第6077145号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、特許文献1の場合、ブレード状の加熱体が喫煙具用カートリッジに差し込まれる際に、わずかにタバコ充填物が脱落する場合がある。これにより、喫煙具本体を適宜清掃する必要があり、ユーザは煩雑に感じる場合がある。特許文献2の場合、プレート形態のサセプタが喫煙具用カートリッジ内に備えられ、誘電加熱によって無接触の方法でタバコ充填物の加熱がされるため、加熱体が差し込まれることがないのでタバコ充填物の脱落が発生しにくい。しかし、タバコ充填物に捲縮したシートの集合体を含んでいるため、このタバコ充填物を加熱するのに適した薄いサセプタを備え、更に薄いサセプタを加熱するのに適した高い周波数1~30MHzを生成する装置を備えなければならず、高い周波数の電磁波の使用によるユーザへの健康の影響が懸念されうる。
【0006】
また、特許文献2の場合、サセプタの形状によっては、充填物が安定して加熱されない場合がある。
【0007】
そこで、本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、充填物の脱落がなく、電磁波による人体への影響を抑えながら、タバコ充填物を加熱することのできる喫煙システムを提供することを目的の一つとする。
【0008】
また、本発明は、充填物の脱落がなく、充填物を安定して加熱可能な喫煙具用カートリッジおよび喫煙システムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態によれば、喫煙具本体と、前記喫煙具本体に挿入可能な喫煙具用カートリッジと、含み、前記喫煙具用カートリッジは、長手方向に延びて前記喫煙具本体により誘導加熱されるサセプタ部材、および発熱した前記サセプタ部材によって加熱されることによりエアロゾルを発生する充填物を含む充填物集積体と、前記エアロゾルを濾過するフィルタと、前記充填物集積体および前記フィルタの外周に巻かれた包装部材と、を含み、前記喫煙具本体は、前記喫煙具用カートリッジが挿入されたときに、前記充填物集積体が配置される部分に対応して設けられたコイルと、前記コイルに印加する交流電流の周波数を制御する制御装置と、を含み、前記周波数は、前記周波数は、1MHz未満である、喫煙システムが提供される。
【0010】
上記喫煙システムにおいて、前記サセプタ部材の長手方向の長さは、前記充填物の長手方向の長さ以上であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本たばこ産業株式会社
たばこ製剤
1か月前
日本たばこ産業株式会社
たばこ用の組成物
1か月前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジ
25日前
日本たばこ産業株式会社
吸引装置
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器
14日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
18日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
非燃焼式吸引器
14日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル吸引器
1か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引成分生成装置
18日前
日本たばこ産業株式会社
吸引成分生成装置
1か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
5日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
今日
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
7日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
7日前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
5日前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
27日前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
7日前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
今日
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ
12日前
Future Technology株式会社
加熱式揮発物吸引カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器及び喫煙システム
1か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引装置、表示方法、及びプログラム
1か月前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
7日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
7日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
7日前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ及び部材
5日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
7日前
日本たばこ産業株式会社
カートリッジ及び非燃焼型香味吸引器
14日前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ及び支持部材
27日前
続きを見る