TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025039815
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2025004778,2021063173
出願日2025-01-14,2020-07-09
発明の名称エアロゾル生成装置の電源ユニット
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類A24F 40/40 20200101AFI20250313BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】エアロゾル生成装置の電源ユニットに設けられた電源が過放電状態となった場合にも、電源ユニットのコントローラに対して外部電源からの電力を供給可能とすること。
【解決手段】エアロゾル吸引器1の電源ユニット10は、エアロゾル源を加熱する負荷21へ電力を供給可能な電源12と、外部電源に接続されたプラグから電源12を充電する電力を受け付ける充電端子43と、充電端子43が受け付けた電力による電源12の充電を制御する充電IC55と、MCU50と、を備える。充電端子43と電源12は充電IC55に対して並列接続され、充電IC55は充電端子43と電源12のそれぞれからの電力を、充電IC55を介してMCU50へ供給可能に構成される。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル源を加熱するヒータへ電力を供給可能な電源と、
外部電源に接続されたプラグから、前記電源を充電する電力を受け付けるレセプタクルと、
前記レセプタクルが受け付けた電力による前記電源の充電を制御するように構成される充電器と、
コントローラと、
を備えるエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記レセプタクルと前記電源は、前記充電器に対して並列接続され、
前記充電器は、前記レセプタクルと前記電源のそれぞれからの電力を、前記充電器を介して前記コントローラへ供給可能に構成される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記レセプタクルと前記充電器の間へ接続される保護ICを備え、
前記電源は、前記保護ICと前記充電器の間へ接続される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記充電器と前記コントローラの間へ接続され、且つ、起動端子を有するレギュレータを備え、
前記レギュレータは、前記起動端子へのハイレベル信号の入力に応じて、前記充電器から供給される電力を、前記コントローラを機能させる電力へ変換し、
正極側が前記起動端子と前記充電器の出力側とに接続されるコンデンサをさらに備える、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記充電器は、前記レセプタクルが受け付け且つ前記電源を充電しない電力と、前記電源から供給される電力と、を合わせて出力可能な出力端子を備える、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
供給される電力を消費して機能する負荷を備え、
前記充電器は、前記レセプタクルが受け付けた電力を、前記負荷と前記電源とへ同時に出力可能に構成される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記コントローラは、前記レセプタクルが受け付け且つ前記電源を充電しない電力を前記ヒータへ供給しないよう制御するように構成される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項7】
請求項6に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記ヒータを接続可能なコネクタと、
前記電源と、前記レセプタクルと、前記充電器と、前記コントローラと、前記コネクタと、前記コネクタに接続された前記ヒータと、を収容するケースと、
を備える、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項8】
請求項6又は7に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記ヒータへ接続可能なコネクタと、
前記コネクタと前記充電器の間へ接続されるDC/DCコンバータと、
を備える、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項9】
請求項1~3のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記充電器は、前記コントローラが機能するための電力を前記電源が供給できない過放電状態にある場合に、停止状態にある前記コントローラを前記レセプタクルが受け付けた電力によって再起動するように構成される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項10】
請求項9に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記充電器は、前記過放電状態が発生してから前記コントローラが再起動するまで、前記過放電状態にある前記電源へ電力を供給しない、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル生成装置の電源ユニットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、二次装置へ電力を供給する一次装置と、エアロゾル発生物品を加熱する二次装置と、を備える喫煙システムにおいて、一次装置の電源から二次装置の負荷(エアロゾル発生物品を加熱する加熱素子)への給電を行うようにした直接加熱モードが開示されている。
【0003】
特許文献2には、タバコのカートリッジが有する加熱素子に充電器からの電力が供給されるようにした技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/167817号
特表2015-500647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の従来技術にあっては、エアロゾル生成装置の電源ユニットに設けられた電源(例えばリチウム電池等の二次電池)が過放電状態となると、電源ユニットを外部電源に接続したとしても電源ユニットのコントローラに対して電力を供給できず、コントローラを起動させることができなくなる虞があった。このため、電源が過放電状態となると、電源ユニットを外部電源に接続したとしても電源の充電などのコント―ラによって少なくてもその一部が制御される機能を実行することができず、エアロゾル生成装置を利用することができなくなる虞があった。
【0006】
本発明は、エアロゾル生成装置の電源ユニットに設けられた電源が過放電状態となった場合にも、電源ユニットのコントローラに対して外部電源からの電力を供給可能とするエアロゾル生成装置の電源ユニットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
エアロゾル源を加熱するヒータへ電力を供給可能な電源と、
外部電源に接続されたプラグから、前記電源を充電する電力を受け付けるレセプタクルと、
前記レセプタクルが受け付けた電力による前記電源の充電を制御するように構成される充電器と、
コントローラと、
を備えるエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記レセプタクルと前記電源は、前記充電器に対して並列接続され、
前記充電器は、前記レセプタクルと前記電源のそれぞれからの電力を、前記充電器を介して前記コントローラへ供給可能に構成される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、エアロゾル生成装置の電源ユニットに設けられた電源が過放電状態となった場合にも、電源ユニットのコントローラに対して外部電源からの電力を供給可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態のエアロゾル吸引器の斜視図である。
図1のエアロゾル吸引器の分解斜視図である。
図1のエアロゾル吸引器の断面図である。
図1のエアロゾル吸引器における電源ユニットの回路構成を示す図である。
図1のエアロゾル吸引器における電源ユニットが備える各系統を示す図である。
図1のエアロゾル吸引器における電源ユニットのMCUの構成を示すブロック図である。
過放電状態の一例を示す図である。
電力供給制御の一例を示す図(その1)である。
電力供給制御の一例を示す図(その2)である。
電力供給制御の一例を示す図(その3)である。
電力供給制御の一例を示す図(その4)である。
電力供給制御の一例を示す図(その5)である。
図1のエアロゾル吸引器における回路基板の第1面を右側から見た回路構成の要部を示す概略図である。
図1のエアロゾル吸引器における回路基板のグランド層を右側から見た回路構成の要部を示す概略図である。
図1のエアロゾル吸引器における回路基板の電源層を右側から見た回路構成の要部を示す概略図である。
図1のエアロゾル吸引器における回路基板の第2面を右側から見た回路構成の要部を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態であるエアロゾル生成装置の電源ユニットについて説明する。先ず、本実施形態の電源ユニットを備えるエアロゾル生成装置の一例であるエアロゾル吸引器について、図1~図3を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社ルック
携帯用灰皿
2日前
日本たばこ産業株式会社
たばこ材料
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香料組成物
1か月前
ニチコン株式会社
エアロゾル発生装置およびその製造方法
4か月前
深ゼン市華誠達精密工業有限公司
霧化装置及びその霧化コア
15日前
ミクロ株式会社
加熱式タバコ引き抜きツール
3か月前
日本たばこ産業株式会社
たばこ幹原料を含有するたばこ材料
1か月前
日本たばこ産業株式会社
口腔用組成物および口腔用パウチ製品
1か月前
Future Technology株式会社
エアロゾル形成基体の充填物とその製造方法
2か月前
日本たばこ産業株式会社
口腔用組成物および口腔用パウチ製品
1か月前
深ゼン市華誠達精密工業有限公司
電子エアロゾル生成装置及びそのアトマイザー
15日前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジ用のエアロゾル形成部材
2日前
株式会社しょうざん
シーシャマウスピース
3か月前
個人
タバコ製品のフィルターのリサイクル方法及びそのリサイクル装置
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器
1か月前
日本たばこ産業株式会社
テルペノイド化合物を含有する香味吸引物品用のセグメント
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
4か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
3か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
2か月前
日本たばこ産業株式会社
たばこスラリー、たばこ製品、及びたばこスラリーの保管方法
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
4か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
2日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
2か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引装置
1か月前
Future Technology株式会社
喫煙用カートリッジ
9日前
日本たばこ産業株式会社
たばこスラリー及びその製造方法、並びにたばこ製品の製造方法
1か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
4か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
3か月前
日本たばこ産業株式会社
喫煙物品用シート
2か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
2か月前
ケーティー アンド ジー コーポレイション
エアロゾル生成装置及びその動作方法
1か月前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置
4か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
4か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
4か月前
続きを見る