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公開番号2025063239
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2025007968,2023520895
出願日2025-01-20,2022-03-24
発明の名称エアロゾル発生装置の電源ユニット
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類A24F 40/90 20200101AFI20250408BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】電源の状態を高い精度で管理するために有利な技術を提供する。
【解決手段】エアロゾル発生装置の電源ユニットは、電源から供給される電力を使ってエアロゾル源を加熱するためのヒータが接続されるコネクタと、前記電源の正極の電位に応じた電位が供給される端子を有し、前記ヒータへの電力の供給および前記電源の充電を制御する制御部と、前記電源から出力される電流が流れる経路に前記電源の放電を遮断可能に配置されたスイッチと、前記正極の電位が第1レベルを下回ったことに応じて、前記電源の放電が遮断されるように前記スイッチを開く保護回路と、を備え、前記制御部は、前記端子に供給される電位に基づいて検出される前記正極の電位が前記電源の充電によって前記第1レベルより大きい第2レベルを上回ったことに応じて前記電源の充電電流を増加させる。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル発生装置の電源ユニットであって、
電源から供給される電力を使ってエアロゾル源を加熱するためのヒータが接続されるコネクタと、
前記電源の正極の電位に応じた電位が供給される端子を有し、前記ヒータへの電力の供給および前記電源の充電を制御する制御部と、
前記電源から出力される電流が流れる経路に前記電源の放電を遮断可能に配置されたスイッチと、
前記正極の電位が第1レベルを下回ったことに応じて、前記電源の放電が遮断されるように前記スイッチを開く保護回路と、を備え、
前記制御部は、前記端子に供給される電位に基づいて検出される前記正極の電位が前記電源の充電によって前記第1レベルより大きい第2レベルを上回ったことに応じて前記電源の充電電流を増加させる、電源ユニット。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記電源に充電電流を供給可能に前記スイッチに並列に接続された整流素子を更に備える、請求項1に記載の電源ユニット。
【請求項3】
前記整流素子は、前記スイッチに付随するボディダイオードである、請求項2に記載の電源ユニット。
【請求項4】
前記保護回路には、前記スイッチの状態とは無関係に前記電源の出力電圧が供給される、請求項2又は3に記載の電源ユニット。
【請求項5】
前記スイッチが開かれることによって前記制御部に対する電力の供給が遮断される、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の電源ユニット。
【請求項6】
前記第1レベルに対する前記第2レベルの差は、前記整流素子の順方向電圧より大きい、請求項2乃至5のいずれか1項に記載の電源ユニット。
【請求項7】
前記端子には、前記電源の前記正極の電位を分圧した電位が供給される、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電源ユニット。
【請求項8】
前記経路は、前記電源の前記正極に接続された第1導電路と、前記電源の負極に接続された第2導電路とを含み、前記スイッチは、前記第2導電路に配置されている、請求項2乃至7のいずれか1項に記載の電源ユニット。
【請求項9】
外部機器から供給される電圧を使って、前記電源を充電するための第1電圧を前記第1導電路と前記第2導電路との間に供給するとともに、前記制御部を動作させる第2電圧を生成する電圧供給回路を更に備え、
前記制御部は、前記電圧供給回路を制御することによって前記電源の充電を制御する、請求項8に記載の電源ユニット。
【請求項10】
前記電圧供給回路は、前記外部機器から供給される電圧を使って前記第1電圧の他、第3電圧を発生する充電回路と、前記充電回路から出力される前記第3電圧を前記第2電圧に変換する変圧回路と、を含む、請求項9に記載の電源ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル発生装置の電源ユニットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
エアロゾルを生成するエアロゾル発生装置において、エアロゾル源を加熱するヒータおよび各種の電子部品に電力を供給する電源の状態を管理することが重要である。特許文献1には、燃料ゲージ回路を備えるシステムが開示されている。この燃料ゲージ回路は、様々な入力を受信し、電圧、電流、電池容量、電池の動作モード、劣化度(SOH)など、様々な電池特性を監視及び/又は測定するように構成されうる。燃料ゲージ回路はまた、充電及び放電を制御するための制御信号など、受信した入力信号及び/又は電池特性に応じて様々な種類の制御信号を生成しうる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-61361号公報
【発明の概要】
【0004】
明細書および図面に記載された発明の第1乃至第3の側面は、電源の状態を高い精度で管理するために有利な技術を提供する。
【0005】
第1の側面は、第1基板を含む複数の基板を有するエアロゾル発生装置の電源ユニットに係り、前記電源ユニットは、電源から供給される電力を使ってエアロゾル源を加熱するためのヒータへの電力の供給を制御する制御部と、前記電源から出力される電流が流れる経路に配置された抵抗器と、前記抵抗器を使って前記電源の状態を計測する計測回路と、を備え、前記抵抗器および前記計測回路が前記第1基板に配置されている。
【0006】
第1の側面において、前記抵抗器および前記計測回路は、前記第1基板の同一面に配置されてもよい。
【0007】
第1の側面において、前記電源ユニットは、前記電源の正極に接続された第1電源コネクタと、前記電源の負極に接続された第2電源コネクタと、を更に備えてもよく、前記経路は、前記第1電源コネクタに接続された第1導電路と、前記第2電源コネクタに接続された第2導電路と、を含み、前記第2電源コネクタは、前記第1基板に配置され、前記抵抗器は、前記第2導電路に配置されてもよい。
【0008】
第1の側面において、前記電源ユニットは、前記ヒータの正側端子が接続される第1ヒータコネクタと、前記ヒータの負側端子が接続される第2ヒータコネクタとを更に備えてもよく、前記第2ヒータコネクタは、前記第1基板に配置されてもよい。
【0009】
第1の側面において、前記第1ヒータコネクタは、前記第1基板に配置されてもよく、かつ、前記第1ヒータコネクタおよび前記第2ヒータコネクタは、前記第1基板の同一面に配置されてもよい。
【0010】
第1の側面において、前記抵抗器および前記第2ヒータコネクタは、それぞれ前記第1基板の互いに反対側の面に配置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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