TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024167141
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-02
出願番号
2023083546
出願日
2023-05-20
発明の名称
立体海藻
出願人
株式会社東京久栄
,
国立大学法人 鹿児島大学
代理人
個人
主分類
A01K
61/75 20170101AFI20241125BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】 ガラスエビの生育環境に適した隙間等を、所定ピッチの調節で対応することが可能となり、仮に流速がはやい海域で長期間使用しても芯材が切れ難く、ストレート状のものに比べて芯材から脱落することがなく、脱落が海洋環境に及ぼす影響を低減できる、立体海藻を提供する。
【解決手段】 可撓性を有する3本の組紐(11a、11b、11c)を撚り合わせたものであり、複数本のループ状の紐状体(12)を、該組紐(11a、11b、11c)の長さ方向へ所定ピッチで、それぞれ組み込むことで連結されており、該紐状体(12)が、該組紐(11a、11b、11c)に対して、組紐の周方向へ回転しながら、その長さ方向へ順次螺旋を描くように配されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
可撓性を有する線紐帯体に、
複数本のループ状の紐状体を、該線紐帯体の長さ方向へ、それぞれ連結させたことを特徴とする、立体海藻。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記線紐帯体が、組紐構造によるものであることを特徴とする、請求項1に記載の立体海藻。
【請求項3】
前記紐状体の長さ方向の中間部が、前記線紐帯体にそれぞれ連結されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の立体海藻。
【請求項4】
可撓性を有する線紐帯体に、
複数本の紐状体を、該線紐帯体の長さ方向へ、それぞれ連結されており、
該紐状体が、該線紐帯体に対して、その長さ方向へ順次螺旋を描くように配されていることを特徴とする、立体海藻。
【請求項5】
可撓性を有する線紐帯体に、
複数本の紐状体を、該線紐帯体の長さ方向へ、それぞれ連結されており、
該紐状体が、該線紐帯体に対して、その長さ方向へ順次螺旋を描くように配されているものを複数本用い、
各線紐帯体を、螺旋状に組み合わせたことを特徴とする、立体海藻。
【請求項6】
前記紐状体が、ループ状のものであり、かつ、該各紐状体の長さ方向の中間部が前記線紐帯体にそれぞれ連結されていることを特徴とする、請求項4または5に記載の立体海藻。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、立体海藻に関し、例えば、イセエビ幼生(ガラスエビ)の生息環境を創出する立体海藻に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
イセエビは有用な水産資源で、その卵から孵化したフィロソーマ幼生が、沖合いに移動して約1年間の浮遊生活を過ごした後、沿岸域に回帰し、プエルルス幼生(ガラスエビ)に変態して海藻類に着生する。
現在、日本沿岸では磯焼けなどにより海藻類が減少し、これに伴い、プエルルス幼生の生息場も不足している。
このことから、沿岸に回帰したプエルルス幼生が成長できず、死滅している可能性がある。
【0003】
そこで、例えば特許文献1のように、ガラスエビ等の微生物や小動物、さらに海藻の胞子などの海中浮遊物を効果的に捕捉して、好ましい生育環境を実現する浮き魚礁が存在する。
該特許文献1に記載の浮き魚礁は、所定の長さと幅を有する漁網を束ねて、漁網を構成している線材の間に無数の空隙がある線状としてなる漁網ラインと、この漁網ラインの上端に連結されて漁網ラインを海中に垂直姿勢とするフロートと、上端にフロートを連結している複数の漁網ラインの下部を所定の間隔で海底に固定するアンカーとを備え、アンカーとフロートでもって、複数の漁網ラインを海中に垂直姿勢で配設し、海水に含まれる浮遊物質を漁網ラインで捕捉するようにしたものである。
すなわち、特許文献1に記載の浮き魚礁は、廃棄漁網を利用して、網を構成している線材の間に無数の空隙がある線状としてなる漁網ラインによって、ガラスエビの生育環境を実現するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-43212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の浮き魚礁では、漁網を利用した漁網ラインによってガラスエビの生育環境を実現するものなので、ガラスエビの生育環境に適した隙間等を形成するには限界があった。
【0006】
従って、より適した生育環境を提供することができる、立体海藻が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1に、
可撓性を有する線紐帯体に、
複数本のループ状の紐状体を、該線紐帯体の長さ方向へ所定ピッチで、それぞれ連結させたことを特徴とする、立体海藻。
【0008】
第2に、
前記線紐帯体が、組紐構造によるものであることを特徴とする、前記第1に記載の立体海藻。
【0009】
第3に、
前記紐状体の長さ方向の中間部が、前記線紐帯体にそれぞれ連結されていることを特徴とする、前記第1または第2に記載の立体海藻。
【0010】
第4に、
可撓性を有する組紐構造による線紐帯体に、
複数本の紐状体を、該線紐帯体の長さ方向へ所定ピッチで、それぞれ連結されており、
該紐状体が、該線紐帯体に対して、線紐帯体の周方向へ回転しながら、その長さ方向へ順次螺旋を描くように配されていることを特徴とする、立体海藻。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社東京久栄
立体海藻
今日
個人
除草装置
1か月前
個人
柄杓じょうろ
24日前
個人
ペット用リード
13日前
個人
猫砂ふるいパック
1か月前
井関農機株式会社
作業機
25日前
個人
植物栽培装置
1か月前
個人
動物用トイレ
4日前
個人
引張犬散歩補助ベルト
1か月前
株式会社シマノ
釣竿
4日前
個人
植物の栽培管理システム
24日前
個人
養殖システム
10日前
株式会社ウエ・ルコ
ダニ捕獲器
11日前
株式会社共和
果実回し具
24日前
東都興業株式会社
支持部材
4日前
株式会社大貴
動物用トイレ
11日前
個人
タケノコの多収栽培法
25日前
井関農機株式会社
作業車両
11日前
個人
動物用罠及び罠用装置
1か月前
松山株式会社
農作業機
26日前
株式会社シマノ
両軸受リール
1か月前
日機装株式会社
浄化ユニット
1か月前
個人
魚介類養殖システム
10日前
伊東電機株式会社
植物栽培装置
24日前
個人
水活用による果樹の結実安定化法
1か月前
株式会社猫壱
ペット用食器
1か月前
花王株式会社
殺菌剤組成物
1か月前
マコー株式会社
水生生物育成装置
24日前
いであ株式会社
害鳥獣防除システム
10日前
グローブライド株式会社
釣竿
24日前
株式会社大阪製薬
ダニ捕獲具
4日前
株式会社クボタ
収穫機
1か月前
東都興業株式会社
シート巻取り装置
11日前
株式会社大貴
清掃具及び動物用トイレ
26日前
個人
除菌装置
10日前
株式会社和田電業社
遠隔操作切断装置
11日前
続きを見る
他の特許を見る