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公開番号
2024166773
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083109
出願日
2023-05-19
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
出願人
LINEヤフー株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06Q
30/0242 20230101AFI20241122BHJP(計算;計数)
要約
【課題】広告に関するスコアを適切に算出することができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】本開示の情報処理装置は、取得部と、算出部とを備える。取得部は、ユーザがコンバージョンに至るまでにユーザに提供された複数の広告の情報であって複数の広告のユーザへの提供順序の情報を含む提供広告情報を取得する。算出部は、取得部によって取得された提供広告情報に基づいて、コンバージョンに対する複数の広告の各々の相対貢献度を示すスコアを算出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザがコンバージョンに至るまでに前記ユーザに提供された複数の広告の情報であって前記複数の広告の前記ユーザへの提供順序の情報を含む提供広告情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記提供広告情報に基づいて、前記コンバージョンに対する前記複数の広告の各々の相対貢献度を示すスコアを算出する算出部と、を備える
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記算出部は、
前記ユーザの情報と前記ユーザへの提供順序の情報を含む情報に基づいてコンバージョンを予測するモデルを用いて、前記複数の広告の各々の相対貢献度を示すスコアを算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記算出部は、
前記複数の広告が前記ユーザに提供された場合の前記モデルによって予測されるコンバージョンと、前記複数の広告のうちの一部が前記ユーザに提供された場合の前記モデルによって予測されるコンバージョンとに基づいて、前記複数の広告の各々の相対貢献度を示すスコアを算出する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記算出部は、
前記モデルで用いられるソフトマックス関数の出力値または前記出力値を用いて得られる値を前記複数の広告の各々の相対貢献度を示すスコアとして算出する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記算出部は、
前記ユーザへ前記複数の広告が提供されない場合のコンバージョンであるオーガニックコンバージョンを除外して前記複数の広告の各々の相対貢献度を示すスコアを算出する
ことを特徴とする請求項2~4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記算出部は、
前記オーガニックコンバージョンを推定する推定処理部と、
前記推定処理部によって推定された前記オーガニックコンバージョンを除外したコンバージョンに基づいて前記モデルを生成する生成処理部と、を備える
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記算出部は、
前記オーガニックコンバージョンを推定する推定処理部と、
前記推定処理部によって推定された前記オーガニックコンバージョンに応じた重み付けを前記モデルに追加し、前記重み付けを追加した前記モデルを用いて前記複数の広告の各々の相対貢献度を示すスコアを算出する算出処理部と、を備える
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
ユーザがコンバージョンに至るまでに前記ユーザに提供された複数の広告の情報であって前記複数の広告の前記ユーザへの提供順序の情報を含む提供広告情報を取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得された前記提供広告情報に基づいて、前記コンバージョンに対する前記複数の広告の各々の相対貢献度を示すスコアを算出する算出工程と、を含む
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項9】
ユーザがコンバージョンに至るまでに前記ユーザに提供された複数の広告の情報であって前記複数の広告の前記ユーザへの提供順序の情報を含む提供広告情報を取得する取得手順と、
前記取得手順によって取得された前記提供広告情報に基づいて、前記コンバージョンに対する前記複数の広告の各々の相対貢献度を示すスコアを算出する算出手順と、をコンピュータに実行させる
ことを特徴とする情報処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、インターネットを介した広告配信が盛んに行われている。例えば、ユーザに対して提供(配信)した広告について、ユーザによるコンバージョンへの貢献度を算出する技術が提供されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2017-529587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、広告に関するスコアを適切に算出することができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、広告に対して関連付けられているコンバージョンに対するインタラクションに対して貢献量を割り当てている。したがって、提供した広告の組み合わせが複数ある場合、各広告のコンバージョンに対する貢献量を適切に見積もることが難しい。そのため、提供された広告の組み合わせがある場合であっても適切に各広告の貢献に関する情報を算出することが望まれている。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、広告に関するスコアを適切に算出することができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の情報処理装置は、取得部と、算出部とを備える。取得部は、ユーザがコンバージョンに至るまでにユーザに提供された複数の広告の情報であって複数の広告のユーザへの提供順序の情報を含む提供広告情報を取得する。算出部は、取得部によって取得された提供広告情報に基づいて、コンバージョンに対する複数の広告の各々の相対貢献度を示すスコアを算出する。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、広告に関するスコアを適切に算出することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る情報処理装置のユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報テーブルの一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る情報処理装置の広告情報記憶部に記憶される広告情報テーブルの一例を示す図である。
図6は、実施形態に係る情報処理装置の広告提供履歴記憶部に記憶される広告提供履歴テーブルの一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る情報処理装置の処理部による情報処理の一例を示すフローチャートである。
図8は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
〔1.情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図であり、情報処理装置1によって実行される。
(【0011】以降は省略されています)
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