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公開番号
2024166724
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083027
出願日
2023-05-19
発明の名称
バイオマス乾燥システム、及びバイオマス乾燥法方法
出願人
極東開発工業株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
F26B
21/00 20060101AFI20241122BHJP(乾燥)
要約
【課題】熱交換器による熱交換の効率を向上させることで、熱を利用した処理の効率を向上させることができるバイオマス乾燥システムの提供。
【解決手段】バイオマスからなる乾燥対象物を乾燥するために用いられ、バイオマスからなる燃料を貯留する燃料庫と、前記燃料庫から供給された前記燃料を燃焼するボイラと、前記ボイラの燃焼により生じた熱を、貯留した水に蓄積して温水とする水タンクと、前記水タンクの前記温水が有する熱エネルギを空気に伝達する熱交換器4と、前記水タンク内の温水を前記熱交換器に送る経路において、前記温水の流路を開閉する温水弁と、運転開始後、前記水タンクの水温が上昇して所定温度に達した場合に、前記温水弁を開放して前記水タンクから前記熱交換器への前記温水の供給を開始させる制御装置と、を備える、バイオマス乾燥システム1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バイオマスからなる乾燥対象物を乾燥するために用いられ、
バイオマスからなる燃料を貯留する燃料庫と、
前記燃料庫から供給された前記燃料を燃焼するボイラと、
前記ボイラの燃焼により生じた熱を、貯留した水に蓄積して温水とする水タンクと、
前記水タンクの前記温水が有する熱エネルギを空気に伝達する熱交換器と、
前記水タンク内の温水を前記熱交換器に送る経路において、前記温水の流路を開閉する温水弁と、
運転開始後、前記水タンクの水温が上昇して所定温度に達した場合に、前記温水弁を開放して前記水タンクから前記熱交換器への前記温水の供給を開始させる制御装置と、を備える、
バイオマス乾燥システム。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記温水の供給を開始した後、前記水タンクで蓄熱した熱エネルギを前記熱交換器に対して連続的に伝達する、
請求項1に記載のバイオマス乾燥システム。
【請求項3】
バイオマスからなる乾燥対象物を乾燥するために用いられるバイオマス乾燥システムであって、
バイオマスからなる燃料を貯留する燃料庫と、
前記燃料庫から供給された前記燃料を燃焼するボイラと、
前記ボイラの燃焼により生じた熱を、貯留した水に蓄積して温水とする水タンクと、
前記水タンクの前記温水が有する熱エネルギを空気に伝達する熱交換器と、
前記水タンク内の温水を前記熱交換器に送る経路において、前記温水の流路を開閉する温水弁と、を備えたバイオマス乾燥システムに適用され、
運転開始後、前記水タンクの水温が上昇して所定温度に達した場合に、前記温水弁を開放して前記水タンクから前記熱交換器への前記温水の供給を開始させる、
バイオマス乾燥方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バイオマス燃料を燃焼させて生成した熱エネルギを利用してバイオマスを乾燥させるバイオマス乾燥システム、及びバイオマス乾燥法方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、バイオマス燃料を利用するシステムが種々提供されており、例えば、特許文献1には、バイオマス燃料を燃焼させて生成したエネルギを発電に用いる発電システムが開示されている。
【0003】
前記発電システムは、原料供給ユニットによって搬送された木質チップをバイオマス燃料(原料)としてエネルギを生成するエネルギ生成ユニットを備えている。
【0004】
このエネルギ生成ユニットは、バイオマス燃料を不完全燃焼させて可燃性ガスを生成するガス化炉と、ガス化炉で生成した可燃性ガスを燃料として電気エネルギの生成と熱エネルギを生成するガス発電装置と、を有する。
【0005】
ガス発電装置は、可燃性ガスを燃焼させるガスエンジンと、ガスエンジンの駆動力を受けて電気エネルギを発生させる発電装置と、ガスエンジンが可燃性ガスの燃焼時に排出する排ガスを利用して蒸気を発生させる熱交換器によって構成される排熱回収ボイラと、を有する。
【0006】
上記構成の発電システムによれば、発電装置による電気エネルギを生成する過程において排出される排ガスを利用して蒸気を発生させ、この蒸気から熱エネルギを回収できるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2021-155519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、上記従来の発電システムのように熱交換器が用いられるシステムでは、熱交換器に供給される熱媒(排ガス)の温度が低いと、熱交換の効率が下がり、熱を利用した処理の効率も下がることがある。
【0009】
このような、燃料を燃焼させることで生成した熱エネルギの変換効率が低下してしまう問題は、バイオマスからなる乾燥対象物を乾燥させるシステムにおいても同様に起こり得る。
【0010】
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、熱交換器による熱交換の効率を向上させることで、熱を利用した処理の効率を向上させることができるバイオマス乾燥システム、及びバイオマス乾燥法方法の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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