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公開番号
2024166723
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083026
出願日
2023-05-19
発明の名称
バイオマス乾燥システム
出願人
極東開発工業株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
F26B
9/06 20060101AFI20241122BHJP(乾燥)
要約
【課題】設置現場におけるシステム構築を効率化することができるバイオマス乾燥システムを提供する。
【解決手段】バイオマスからなる乾燥対象物を乾燥するために用いられ、筐体2と、筐体2の内部に設けられ、バイオマスからなる燃料を貯留する燃料庫6と、筐体2の内部に設けられ、燃料庫6から供給された燃料を燃焼するボイラ7と、筐体2の内部に設けられ、ボイラ7の燃焼により生じた熱を、貯留した水に蓄積する第1水タンク8,9と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バイオマスからなる乾燥対象物を乾燥するために用いられ、
筐体と、
前記筐体の内部に設けられ、バイオマスからなる燃料を貯留する燃料庫と、
前記筐体の内部に設けられ、前記燃料庫から供給された前記燃料を燃焼するボイラと、
前記筐体の内部に設けられ、前記ボイラの燃焼により生じた熱を、貯留した水に蓄積する第1水タンクと、
を備えたバイオマス乾燥システム。
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【請求項2】
前記第1水タンクで蓄熱した熱エネルギを空気に伝達する熱交換器を備え、
前記熱交換器が有する空気取り入れ口は、前記筐体の内部に開口している、請求項1に記載のバイオマス乾燥システム。
【請求項3】
前記熱交換器で暖められた空気を、前記乾燥対象物を前記乾燥させるための温風とする送風機を備える、請求項2に記載のバイオマス乾燥システム。
【請求項4】
前記乾燥対象物は、複数の乾燥コンテナに収容されており、前記温風の経路は複数の前記乾燥コンテナに接続されており、
前記送風機は、複数の前記乾燥コンテナの各々に対して温風を送るよう設けられており、
前記熱交換器と前記送風機との間での前記温風の経路に、前記温風が向かう対象の前記乾燥コンテナを切り替えることのできる切り替え弁を備える、請求項3に記載のバイオマス乾燥システム。
【請求項5】
前記燃料庫は、平面視で四角形状とされており、
前記燃料庫は、内部の前記燃料を撹拌する撹拌装置を備え、
前記撹拌装置は、上下方向に延びる回転軸周りで、前記燃料庫の底面に対して沿う位置で、前記四角形の対角寸法よりも小さい直径で回転する、請求項1に記載のバイオマス乾燥システム。
【請求項6】
前記第1水タンクで蓄熱した熱エネルギを空気に対して連続的に伝達する、請求項2または3に記載のバイオマス乾燥システム。
【請求項7】
運送時において、システム運用時に前記筐体の内部に配置される各部品に加え、システム運用時に少なくとも一部が前記筐体の外部に配置される各部品が、前記筐体の内部に収容される、請求項1に記載のバイオマス乾燥システム。
【請求項8】
前記筐体とは異なる副筐体が用いられ、
前記副筐体の内部には、前記第1水タンクと並列的に設けられ、前記ボイラの燃焼により生じた熱により生成した温水を蓄積する第2水タンクが設けられる、請求項7に記載のバイオマス乾燥システム。
【請求項9】
燃焼時の前記ボイラで生じた焼却灰を前記筐体の外部に排出する焼却灰処理装置を備える、請求項1に記載のバイオマス乾燥システム。
【請求項10】
前記筐体の上面にソーラーパネルを備える、請求項1に記載のバイオマス乾燥システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バイオマスからなる乾燥対象物を乾燥するために用いるバイオマス乾燥システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、移動体の荷台にコンテナを設け、そのコンテナの内部に、移動体の外部に設けられたバイオマス原料を内部に搬送するための原料供給ユニットと、原料供給ユニットで搬送されたバイオマス原料が投入されて発電を行うエネルギ生成ユニットと、を備えた発電システムが公知である(例えば、特許文献1)。
【0003】
上記特許文献1の構成では、コンテナへ供給するバイオマス原料を保管するための保管庫がコンテナ内に設けられていないため、保管庫を設置現場で組み立てる必要がある。そのため、システムの運用を開始するまでに多くの時間がかかり、設置現場におけるシステム構築の効率化を図ることができないという不都合が発生していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-155519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで本発明は、設置現場におけるシステム構築を効率化することができるバイオマス乾燥システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のバイオマス乾燥システムは、バイオマスからなる乾燥対象物を乾燥するために用いられ、筐体と、前記筐体の内部に設けられ、バイオマスからなる燃料を貯留する燃料庫と、前記筐体の内部に設けられ、前記燃料庫から供給された前記燃料を燃焼するボイラと、前記筐体の内部に設けられ、前記ボイラの燃焼により生じた熱を、貯留した水に蓄積する第1水タンクと、を備えている。
【0007】
上記構成により、筐体の内部で燃料の保管及び燃焼並びに燃焼により生じた熱の蓄熱が可能となるため、設置現場において筐体を設置することで、各要素を別々に組み立てることに比べるとシステム構築にかかる時間を短縮できる。
【0008】
また、本発明のバイオマス乾燥システムは、前記第1水タンクで蓄熱した熱エネルギを空気に伝達する熱交換器を備え、前記熱交換器が有する空気取り入れ口は、前記筐体の内部に開口していてもよい。
【0009】
上記構成により、ボイラの燃焼に伴い温められている筐体内の空気を利用して、熱交換器における熱交換の効率を上げられる。
【0010】
また、本発明のバイオマス乾燥システムは、前記熱交換器で暖められた空気を、前記乾燥対象物を前記乾燥させるための温風とする送風機を備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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