TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024166080
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024039215,2023579859
出願日
2024-03-13,2023-05-16
発明の名称
電極シート及び2次電池
出願人
TeraWatt Technology株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
4/02 20060101AFI20241121BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】リチウム2次電池の有用性を向上させる技術を提供する。
【解決手段】電極シート1は、長手方向と短手方向とを有し、短手方向を軸方向として巻回されることにより2次電池2の電極を構成する電極シート1であって、樹脂層10と、当該樹脂層10の両面のそれぞれに設けられた第1集電層12a及び第2集電層12bとを備える集電体3と、第1集電層12aの、樹脂層10とは反対側の面に設けられた第1活物質層16aと、第1集電層12aの短手方向の一端に接合され、当該接合により長手方向に沿って第1接合痕24aが形成されている第1金属シート20aであって、第1集電層12aよりも短手方向に延出する第1延出部40aを有する、第1金属シート20aと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
長手方向と短手方向とを有し、前記短手方向を軸方向として巻回されることにより2次電池の電極を構成する電極シートであって、
樹脂層と、当該樹脂層の両面のそれぞれに設けられた第1集電層及び第2集電層とを備える集電体と、
前記第1集電層の、前記樹脂層とは反対側の面に設けられた第1活物質層と、
前記第1集電層の前記短手方向の一端に接合され、当該接合により前記長手方向に沿って第1接合痕が形成されている第1金属シートであって、前記第1集電層よりも前記短手方向に延出する第1延出部を有する、第1金属シートと、
を備える、電極シート。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記第1延出部には、一以上の切り込みが設けられている、請求項1に記載の電極シート。
【請求項3】
前記一以上の切り込みは、前記短手方向に沿って設けられている、請求項2に記載の電極シート。
【請求項4】
前記第1延出部には、前記短手方向に窪む凹部が前記長手方向に沿って複数設けられている、請求項1に記載の電極シート。
【請求項5】
前記複数の凹部は、互いに一定間隔離間して設けられている、請求項4に記載の電極シート。
【請求項6】
前記凹部は、矩形状である、請求項4に記載の電極シート。
【請求項7】
前記第1接合痕は、溶接痕である、請求項1に記載の電極シート。
【請求項8】
前記第1接合痕は、前記第1金属シートから前記第1集電層にわたって形成されている、請求項7に記載の電極シート。
【請求項9】
前記第1接合痕は、前記長手方向に沿って、線状又は複数の点状に形成されている、請求項8に記載の電極シート。
【請求項10】
前記第1接合痕は、前記第1金属シートから前記第2集電層にわたって形成されている、請求項7に記載の電極シート。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の例示的実施形態は、電極シート及び2次電池に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、太陽光又は風力等の自然エネルギーを電気エネルギーに変換する技術が注目されている。これに伴い、安全性が高く、かつ多くの電気エネルギーを蓄えることができる蓄電デバイスとして、様々な2次電池が開発されている。
【0003】
その中でも、正極及び負極の間をリチウムイオンが移動することで充放電を行うリチウム2次電池は、高電圧及び高エネルギー密度を示すことが知られている。典型的なリチウム2次電池として、正極及び負極がリチウム元素を保持するための活物質を有するリチウムイオン2次電池(LIB)が知られている。リチウムイオン2次電池では、正極活物質及び負極活物質の間でリチウムイオンが授受されることで充放電が行われる。
【0004】
また、リチウムイオン2次電池の安全性を高めることを目的とする集電体が開発されている。例えば、特許文献1には、電気抵抗は従来と同等レベルを維持しつつ、過充電時や高温下で発生する異常発熱の際に発火を防止する正・負極構成を提供することを目的とするリチウムイオン2次電池が開示されている。
【0005】
また、発熱を抑制することを目的として、オーム抵抗が小さい2次電池が開発されている。例えば、特許文献2には、電極集電体と缶内面との間により均一な電気的接触を提供するエネルギー貯蔵デバイスのセルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平11-102711号公報
特表2022-512776号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示は、2次電池の有用性を向上させる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一つの例示的実施形態において、長手方向と短手方向とを有し、短手方向を軸方向として巻回されることにより2次電池の電極を構成する電極シートであって、樹脂層と、当該樹脂層の両面のそれぞれに設けられた第1集電層及び第2集電層とを備える集電体と、第1集電層の、樹脂層とは反対側の面に設けられた第1活物質層と、第1集電層の短手方向の一端に接合され、当該接合により長手方向に沿って第1接合痕が形成されている第1金属シートであって、第1集電層よりも短手方向に延出する第1延出部を有する、第1金属シートと、を備える2次電池が提供される。
【0009】
本開示の他の一つの例示的実施形態において、それぞれが長手方向と短手方向とを有する正極シート及び負極シートにセパレータを挟んだ積層シートを、短手方向を軸方向として巻回することにより構成される2次電池であって、正極シートは、正極側樹脂層と、当該正極側樹脂層の両面のそれぞれに設けられた第1集電層及び第2集電層とを備える正極側集電体と、第1集電層の、正極側樹脂層とは反対側の面に設けられた正極活物質層と、第1集電層の短手方向の一端に接合され、当該接合により長手方向に沿って第1接合痕が形成されている第1金属シートであって、第1集電層よりも短手方向に延出する第1延出部を有する、第1金属シートと、を備え、負極シート5は、負極側樹脂層と、当該負極側樹脂層の両面のそれぞれに設けられた第3集電層及び第4集電層とを備える負極側集電体と、第3集電層の、負極側樹脂層とは反対側の面に設けられた負極活物質層と、第3集電層の短手方向の他端に接合され、当該接合により長手方向に沿って第3接合痕が形成されている第3金属シートであって、第3集電層よりも短手方向に延出する第3延出部を有する、第3金属シートと、を備え、セパレータは、正極活物質層及び負極活物質層に接する2次電池が提供される。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一つの例示的実施形態によれば、2次電池の有用性を向上させる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
タワー式増設端子台
今日
個人
接触式電気的導通端子
20日前
日星電気株式会社
同軸ケーブル
27日前
オムロン株式会社
電磁継電器
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
12日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
26日前
日本バイリーン株式会社
電極支持体
28日前
株式会社ADEKA
全固体二次電池
12日前
桑野工業株式会社
同軸プラグ
5日前
個人
安全プラグ安全ソケット
22日前
マクセル株式会社
配列用マスク
26日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
12日前
マクセル株式会社
配列用マスク
26日前
株式会社ダイヘン
開閉器
26日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
26日前
三菱電機株式会社
アンテナ装置
6日前
ホシデン株式会社
多方向入力装置
26日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
13日前
ヒューグル開発株式会社
拡張装置
26日前
日本無線株式会社
レーダアンテナ
1か月前
三菱電機株式会社
端子構造
26日前
ローム株式会社
半導体装置
26日前
ローム株式会社
半導体装置
20日前
アスザック株式会社
搬送用ハンド
20日前
ソニーグループ株式会社
発光素子
今日
トヨタ自動車株式会社
電池パック
6日前
株式会社ミクニ
電磁アクチュエータ
13日前
株式会社ヨコオ
アンテナ装置
28日前
マクセル株式会社
全固体電池
6日前
日本圧着端子製造株式会社
コネクタ
6日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
今日
トヨタ自動車株式会社
電池及び電極
6日前
オムロン株式会社
電磁継電器
1か月前
オムロン株式会社
電磁継電器
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
5日前
株式会社ミクニ
電磁アクチュエータ
13日前
続きを見る
他の特許を見る