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公開番号
2024164858
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023080521
出願日
2023-05-16
発明の名称
電池及び電極
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
10/0585 20100101AFI20241121BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電池性能の低下を抑制可能な電池及び電極を提供すること。
【解決手段】本開示の一態様に係る電池は、溝構造Gを有する電極層と、溝構造を有する電極層を、少なくとも一方の面上に有する集電体Cと、を備える。集電体Cは、2つの板状部材C1及び支柱C2を備える。板状部材C1は、一方の面が電極層を有し、他方の面が互いに対向する。支柱C2は、溝構造Gに沿った位置に配置され、2つの板状部材C1の他方の面同士を接続する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
溝構造を有する電極層と、
前記溝構造を有する電極層を、少なくとも一方の面上に有する集電体と、を備え、
前記集電体は、
一方の面が電極層を有し、他方の面が互いに対向する2つの板状部材と、
前記溝構造に沿った位置に配置され、前記2つの板状部材の前記他方の面同士を接続する支柱と、を有する、
電池。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記板状部材が弾性体である、
請求項1に記載の電池。
【請求項3】
前記支柱の幅が、前記溝構造の幅よりも短い、
請求項1又は2に記載の電池。
【請求項4】
前記集電体内部に冷却液が流れる、
請求項1又は2に記載の電池。
【請求項5】
溝構造を有する電極層と、
前記溝構造を有する電極層を、少なくとも一方の面上に有する集電体と、を備え、
前記集電体は、
一方の面が電極層を有し、他方の面が互いに対向する2つの板状部材と、
前記溝構造に沿った位置に配置され、前記2つの板状部材の前記他方の面同士を接続する支柱と、を有する、
電極。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池及び電極に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バイポーラ電極を積層した蓄電モジュールと、蓄電モジュールを積層方向に拘束する拘束板と、蓄電モジュールと拘束板との間に配置される弾性体とを備える、蓄電装置が記載されている。
特許文献1に記載の蓄電装置は、蓄電モジュールと拘束板との間に弾性体を配置する構成により、蓄電モジュールに掛かる面圧を均一化している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-021513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載されたようなバイポーラ電極においては、製造時に発生するガスを排出するために、正極層が溝構造を有する場合がある。
この場合、正極層は、溝構造近傍における積層方向の厚みが、その他の位置における厚みよりも薄くなる傾向があった。
【0005】
正極層において、積層方向の高さが位置によって異なる場合、正極層に対して不均一な面圧が掛かる。正極層に対して不均一な面圧が掛かっている場合、面圧が低い位置に製造時に発生するガスが溜まり、電池性能の低下の原因となる場合があった。
特許文献1には、上記のような課題を解決可能な技術は開示されていない。
【0006】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであって、電池性能の低下を抑制可能な電池及び電極を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る電池は、
溝構造を有する電極層と、
前記溝構造を有する電極層を、少なくとも一方の面上に有する集電体と、を備え、
前記集電体は、
一方の面が電極層を有し、他方の面が互いに対向する2つの板状部材と、
前記溝構造に沿った位置に配置され、前記2つの板状部材の前記他方の面同士を接続する支柱と、を有する、
電池である。
【0008】
このような構成によると、電極層の厚みが薄くなる溝構造近傍においても、集電体が電極層に対して掛ける面圧が維持されるため、本開示の一態様に係る電池は、ガス溜まりの発生を抑制できる。
その結果として、本開示の一態様に係る電池は、電池性能の低下を抑制できる。
【0009】
本開示の一態様に係る電池は、前記板状部材が弾性体であってもよい。
このような構成によると、電極層と集電体との当接面の面圧が増加するため、本開示の一態様に係る電池は、よりガス溜まりの発生を抑制できる。
【0010】
本開示の一態様に係る電池は、前記支柱の幅が、前記溝構造の幅よりも短くてもよい。
このような構成によると、電極層と集電体との当接面の面圧が増加するため、本開示の一態様に係る電池は、よりガス溜まりの発生を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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