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公開番号2024167832
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023084187
出願日2023-05-22
発明の名称コネクタ
出願人日本航空電子工業株式会社
代理人個人
主分類H01R 13/648 20060101AFI20241127BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】製造コストを抑制しつつ、シールド特性を向上させた、2重シールド構造のコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ100は、コンタクト600と、内部ハウジング200と、内部シェル400と、外部シェル500とを備えている。内部シェル400は、内側天板部410と、2つの内側側板部と、内側底板部430と、内側背板部460と、開口部470とを有している。内側天板部410と、2つの内側側板部の上側部と、内側底板部430とは、筒状部450を構成している。外部シェル500は、外側天板部510と、2つの外側側板部と、外側底板部530と、遮蔽部540とを備えている。遮蔽部540は、外側底板部530の一部から垂直方向における上方に延びている。遮蔽部540は、開口部470の垂直方向と直交する前後方向における前方に位置しており、少なくとも部分的に開口部470を塞いでいる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
コンタクトと、内部ハウジングと、内部シェルと、外部シェルとを備えるコネクタであって、
前記コンタクトは、水平部と、垂直部とを有しており、
前記水平部は、前後方向に延びており、
前記水平部は、前記前後方向において後端を有しており、
前記垂直部は、前記水平部の前記後端から前記前後方向と直交する垂直方向における下方に延びており、
前記内部ハウジングは、前記コンタクトを保持しており、
前記内部シェルは、内側天板部と、2つの内側側板部と、内側底板部と、内側背板部と、開口部とを有しており、
前記内側側板部の夫々は、上側部と、下側部とを有しており、
前記上側部は、前記前後方向及び前記垂直方向の双方と直交する横方向における前記内側天板部の一端から前記垂直方向における下方に延びており、
前記上側部は、前側部分と、後側部分とを有しており、
前記下側部は、前記後側部分から前記垂直方向における下方に延びており、
前記内側底板部は、前記前側部分から前記横方向に延びており、
前記内側天板部と、前記2つの内側側板部の前記上側部と、前記内側底板部とは、筒状部を構成しており、
前記筒状部は、前記コンタクトの前記水平部を取り囲んでおり、
前記内側背板部は、前記コンタクトの前記垂直部の前記前後方向における後側に位置しており、
前記開口部は、前記前後方向において前方に開口しており、
前記開口部は、前記筒状部より前記垂直方向における下方に位置しており、
前記開口部は、前記横方向において前記2つの内側側板部の前記下側部の間に位置しており、
前記外部シェルは、外側天板部と、2つの外側側板部と、外側底板部と、遮蔽部とを備えており、
前記外側天板部は、前記内側天板部の前記垂直方向における上方に位置しており、
前記2つの外側側板部は、前記2つの内側側板部と夫々対応しており、
前記外側側板部の夫々は、前記横方向において対応する前記内側側板部の外側に位置しており、
前記外側底板部は、前記内側底板部の前記垂直方向における下方に位置しており、
前記遮蔽部は、前記外側底板部の一部から前記垂直方向における上方に延びており、
前記遮蔽部は、前記開口部の前記前後方向における前方に位置しており、少なくとも部分的に前記開口部を塞いでいる
コネクタ。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
請求項1記載のコネクタであって、
前記外部シェル及び前記内部シェルの夫々は、金属板を曲げ加工したものである
コネクタ。
【請求項3】
請求項2記載のコネクタであって、
前記内側底板部は、2つの板状部を備えており、
前記2つの板状部は、前記2つの内側側板部に夫々対応しており、
前記板状部の夫々は、対応する前記内側側板部の前記上側部の前記前側部分から前記横方向において内側に延びている
コネクタ。
【請求項4】
請求項1記載のコネクタであって、
前記内部ハウジングは、第1部位と、第2部位とを有しており、
前記第1部位は、前記コンタクトの前記水平部に対応しており、
前記第2部位は、前記コンタクトの前記垂直部に対応しており、
前記第2部位は、前記開口部内に位置しており、
前記遮蔽部は、前記第2部位よりも前記前後方向における前方に位置している
コネクタ。
【請求項5】
請求項4記載のコネクタであって、
前記コネクタは、使用時に対象物に固定されるものであり、
前記コンタクトは、SMT部を更に有しており、
前記SMT部は、前記コネクタの使用時に前記対象物に固定され、
前記内部ハウジングは、第3部位を更に有しており、
前記第3部位は、前記第2部位から前記前後方向における前方に延びており、
前記第3部位は、前記外側底板部の前記垂直方向における下方に位置しており、
前記第3部位は、前記コネクタの使用時に前記対象物に搭載される
コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内部シェルと、外部シェルとを備えるコネクタに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1及び特許文献2には、このタイプのコネクタ900,950が開示されている。
【0003】
図24及び図25を参照すると、特許文献1のシールドコネクタ(コネクタ)900は、端子(コンタクト)910と、インナーハウジング(内部ハウジング)920と、インナーシェル(内部シェル)930と、アウターシェル(外部シェル)940とを備えている。コンタクト910は、電気接触部(水平部)912と、垂直部914とを有している。内部ハウジング920は、コンタクト910を保持している。内部シェル930は、コンタクト910の水平部912を取り囲んでいる。なお、特許文献1のコネクタ900においては、コンタクト910の垂直部914の+X側は、内部シェル930で遮蔽されていない。
【0004】
図26及び図27を参照すると、特許文献2のシールド型コネクタ(コネクタ)950は、コンタクト960と、内部ハウジング970と、内シェル(内部シェル)980と、外シェル(外部シェル)990とを備えている。コンタクト960は、水平部962と、垂直部964とを有している。内部ハウジング970は、コンタクト960を保持している。内部シェル980は、フロントシェル982と、バックシェル984とで構成されている。フロントシェル982は、コンタクト960の水平部962を取り囲んでいる。フロントシェル982及びバックシェル984は、コンタクト960の垂直部964を取り囲んでいる。
【0005】
上述したように、特許文献1のコネクタ900においては、コンタクト910の垂直部914の+X側は遮蔽されていない。それに対して、特許文献2のコネクタ950では、フロントシェル982及びバックシェル984がコンタクト960の垂直部964を取り囲んでいる。これにより、特許文献2のコネクタ950は、特許文献1のコネクタ900よりもシールド特性が優れている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-058357号公報
特開2005-038725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献2のコネクタ950のフロントシェル982は、絞り加工などで形成されているため、製造コストが嵩むこととなる。
【0008】
そこで、本発明は、製造コストを抑制しつつ、シールド特性を向上させた、2重シールド構造のコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、第1のコネクタとして、
コンタクトと、内部ハウジングと、内部シェルと、外部シェルとを備えるコネクタであって、
前記コンタクトは、水平部と、垂直部とを有しており、
前記水平部は、前後方向に延びており、
前記水平部は、前記前後方向において後端を有しており、
前記垂直部は、前記水平部の前記後端から前記前後方向と直交する垂直方向における下方に延びており、
前記内部ハウジングは、前記コンタクトを保持しており、
前記内部シェルは、内側天板部と、2つの内側側板部と、内側底板部と、内側背板部と、開口部とを有しており、
前記内側側板部の夫々は、上側部と、下側部とを有しており、
前記上側部は、前記前後方向及び前記垂直方向の双方と直交する横方向における前記内側天板部の一端から前記垂直方向における下方に延びており、
前記上側部は、前側部分と、後側部分とを有しており、
前記下側部は、前記後側部分から前記垂直方向における下方に延びており、
前記内側底板部は、前記前側部分から前記横方向に延びており、
前記内側天板部と、前記2つの内側側板部の前記上側部と、前記内側底板部とは、筒状部を構成しており、
前記筒状部は、前記コンタクトの前記水平部を取り囲んでおり、
前記内側背板部は、前記コンタクトの前記垂直部の前記前後方向における後側に位置しており、
前記開口部は、前記前後方向において前方に開口しており、
前記開口部は、前記筒状部より前記垂直方向における下方に位置しており、
前記開口部は、前記横方向において前記2つの内側側板部の前記下側部の間に位置しており、
前記外部シェルは、外側天板部と、2つの外側側板部と、外側底板部と、遮蔽部とを備えており、
前記外側天板部は、前記内側天板部の前記垂直方向における上方に位置しており、
前記2つの外側側板部は、前記2つの内側側板部と夫々対応しており、
前記外側側板部の夫々は、前記横方向において対応する前記内側側板部の外側に位置しており、
前記外側底板部は、前記内側底板部の前記垂直方向における下方に位置しており、
前記遮蔽部は、前記外側底板部の一部から前記垂直方向における上方に延びており、
前記遮蔽部は、前記開口部の前記前後方向における前方に位置しており、少なくとも部分的に前記開口部を塞いでいる
コネクタを提供する。
【0010】
本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記外部シェル及び前記内部シェルの夫々は、金属板を曲げ加工したものである
コネクタを提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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