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公開番号2024165902
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023082486
出願日2023-05-18
発明の名称情報処理装置、その制御方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約【課題】圧縮データの解凍失敗時のユーザの負担を軽減する。
【解決手段】情報処理装置は、印刷装置によって印刷される印刷データの指定をユーザから取得する取得部と、印刷データを圧縮することによって圧縮データを生成する圧縮部と、印刷装置による圧縮データの印刷を要求する要求部と、を備え、要求部は、印刷装置が圧縮データの解凍に失敗した場合に、印刷装置による印刷データの印刷をさらに要求する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項１】
情報処理装置であって、
印刷装置によって印刷される印刷データの指定をユーザから取得する取得手段と、
前記印刷データを圧縮することによって圧縮データを生成する圧縮手段と、
前記印刷装置による前記圧縮データの印刷を要求する要求手段と、を備え、
前記要求手段は、前記印刷装置が前記圧縮データの解凍に失敗した場合に、前記印刷装置による前記印刷データの印刷をさらに要求する、情報処理装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記印刷装置がデータ解凍機能を有するかどうかを判定する判定手段をさらに備え、
前記要求手段は、前記印刷装置が前記データ解凍機能を有すると判定された場合に、前記印刷装置による前記圧縮データの印刷を要求する、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記要求手段は、前記印刷装置が前記データ解凍機能を有すると判定されなかった場合に、前記印刷装置による前記圧縮データの印刷を要求せず、前記印刷装置による前記印刷データの印刷を要求する、請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記印刷装置が前記圧縮データの解凍失敗とは異なる理由で前記印刷データ又は前記圧縮データの印刷に失敗した場合に、前記印刷データの形式を変換することによって第２印刷データを生成する変換手段をさらに備え、
前記要求手段は、前記印刷装置による前記第２印刷データの印刷をさらに要求する、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記印刷装置が前記圧縮データの解凍失敗とは異なる理由で前記印刷データ又は前記圧縮データの印刷に失敗した場合に、前記印刷データの形式を変換することによって第２印刷データを生成する変換手段をさらに備え、
前記圧縮手段は、前記第２印刷データを圧縮することによって第２圧縮データをさらに生成し、
前記要求手段は、前記印刷装置による前記第２圧縮データの印刷をさらに要求する、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記印刷装置が前記圧縮データの解凍に失敗したことは、インターネットプリンティングプロトコル（ＩＰＰ）で規定されるメッセージを用いて通知される、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記要求手段は、前記印刷装置による前記圧縮データの印刷の要求を前記印刷装置へ送信する、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記情報処理装置は、広域ネットワークを通じて印刷サーバと通信可能であり、
前記要求手段は、前記印刷装置による前記圧縮データの印刷の要求を前記印刷サーバへ送信する、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項９】
コンピュータを請求項１乃至８の何れか１項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
【請求項１０】
情報処理装置の制御方法であって、
取得手段が、印刷装置によって印刷される印刷データの指定をユーザから取得する工程と、
圧縮手段が、前記印刷データを圧縮することによって圧縮データを生成する工程と、
要求手段が、前記印刷装置による前記圧縮データの印刷を要求する工程と、
前記要求手段が、前記印刷装置が前記圧縮データの解凍に失敗した場合に、前記印刷装置による前記印刷データの印刷をさらに要求する工程と、を有する、制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
情報処理装置から印刷装置へ印刷データを効率的に送信することが望まれる。特許文献１では、プリンタドライバが印刷データを圧縮し、この圧縮データを印刷装置へ送信する。これによって、データ通信量が低減する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００４－２９１５９５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
印刷装置は、圧縮データの解凍に失敗する場合がある。このような場合に情報処理装置が印刷処理をエラーで終了すると、ユーザは印刷を再び指示することになり、煩わしく感じうる。本願発明の一部の側面は、圧縮データの解凍失敗時のユーザの負担を軽減するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
一部の実施形態によれば、情報処理装置であって、印刷装置によって印刷される印刷データの指定をユーザから取得する取得手段と、前記印刷データを圧縮することによって圧縮データを生成する圧縮手段と、前記印刷装置による前記圧縮データの印刷を要求する要求手段と、を備え、前記要求手段は、前記印刷装置が前記圧縮データの解凍に失敗した場合に、前記印刷装置による前記印刷データの印刷をさらに要求する、情報処理装置が提供される。
【発明の効果】
【０００６】
上記実施形態により、圧縮データの解凍失敗時のユーザの負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
一部の実施形態の印刷システムの構成例を説明する模式図。
一部の実施形態のコンピュータのハードウェア構成例を説明するブロック図。
一部の実施形態の印刷サーバの機能構成例を説明するブロック図。
一部の実施形態の情報処理装置の機能構成例を説明するブロック図。
一部の実施形態の印刷装置のハードウェア構成例を説明するブロック図。
一部の実施形態の印刷装置の機能構成例を説明するブロック図。
一部の実施形態のクラウドプリントの全体的な処理を説明するシーケンス図。
一部の実施形態のプリンタ属性の例を説明する図。
一部の実施形態の情報処理装置の制御方法の例を説明するフロー図。
一部の実施形態のローカルプリントの全体的な処理を説明するシーケンス図。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【０００９】
［印刷システムの構成例］
図１を参照して、一部の実施形態に係る印刷システムの構成例について説明する。印刷システムは、例えば、情報処理装置１１０と、印刷装置１２０Ａ及び１２０Ｂと、印刷サーバ１３０とを含む。印刷システムの各構成要素の個数は図１の例に限られない。例えば、印刷システムは、印刷装置１２０Ａ及び１２０Ｂの一方を含まなくてもよい。また、印刷システムは、図１に示されていない構成要素を有していてもよい。
【００１０】
情報処理装置１１０及び印刷装置１２０Ｂは、同一のローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）１０１に接続されている。ＬＡＮ１０１は、有線ＬＡＮであってもよいし、無線ＬＡＮであってもよいし、両者の組み合わせであってもよい。ＬＡＮ１０１は、ファイアウォール１０２を通じて、広域ネットワーク１０３（例えば、インターネット）に接続されている。広域ネットワーク１０３には、印刷サーバ１３０も接続されている。情報処理装置１１０と印刷装置１２０Ｂとは、ＬＡＮ１０１内で（すなわち、広域ネットワーク１０３を経由せずに）互いに通信可能である。情報処理装置１１０及び印刷装置１２０Ｂは、ＬＡＮ１０１、ファイアウォール１０２及び広域ネットワーク１０３を通じて印刷サーバ１３０と通信可能である。これに代えて又はこれに加えて、情報処理装置１１０及び印刷装置１２０Ｂは、セルラーネットワーク（例えば、第４世代通信規格（４Ｇ）や第５世代通信規格（５Ｇ）に準拠するネットワーク）を通じて広域ネットワーク１０３に接続してもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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