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公開番号
2024165598
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081924
出願日
2023-05-17
発明の名称
宝飾品
出願人
株式会社Atumist
代理人
弁理士法人ドライト国際特許事務所
主分類
A44C
17/02 20060101AFI20241121BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約
【課題】糸切れを心配することなく長期にわたって1列に並んだ球状宝飾体を披露することができる宝飾品を提供する。
【解決手段】宝飾品11は、基準軸12に並列に線形に延びる第1フレーム14aと、第1フレーム14aに並列に線形に延びて、第1フレーム14aとの間に、軸方向に1列に並ぶ球状宝飾体13を収容する大きさを有し基準軸12に同軸の円筒空間15を区画する第2フレーム14bと、第1フレーム14aおよび第2フレーム14bの少なくともいずれかに固定されて、円筒空間15の下端を区画する規制体14cとを備え、第1フレーム14aおよび第2フレーム14bは、球状宝飾体13の列にわたって円筒空間15の周方向に球状宝飾体13の外径よりも小さい間隔SPを維持する剛性に形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基準軸に並列に線形に延びる第1フレームと、
前記第1フレームに並列に線形に延びて、前記第1フレームとの間に、軸方向に1列に並ぶ球状宝飾体を収容する大きさを有し前記基準軸に同軸の円筒空間を区画する第2フレームと、
前記第1フレームおよび前記第2フレームの少なくともいずれかに固定されて、前記円筒空間の下端を区画する規制体とを備え、
前記第1フレームおよび前記第2フレームは、前記1列にわたって前記円筒空間の周方向に前記球状宝飾体の外径よりも小さい間隔を維持する剛性に形成されることを特徴とする宝飾品。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の宝飾品において、前記円筒空間の上端に接続される貫通孔に刻まれる雌ねじにかみ合う雄ねじと、前記雄ねじに結合される摘まみとを有するキャップをさらに備えることを特徴とする宝飾品。
【請求項3】
請求項2に記載の宝飾品において、前記貫通孔には、前記円筒空間の上端および前記雌ねじの間で、軸方向に線形に変位自在に前記雄ねじを受け入れる遊び空間が区画されることを特徴とする宝飾品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、1列に並んだ球状宝飾体を披露する宝飾品に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば非特許文献1に示されるように、真珠やビーズ(beads)のネックレスやブレスレットは一般に知られる。ネックレスやブレスレットではビーズ(球状宝飾体)は1本の糸で1列に繋げられる。ネックレスやブレスレットの購入者は1列に並んだビーズの鑑賞を楽しむことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7249604号公報
特表2013-540552号公報
【非特許文献】
【0004】
株式会社ミキモト,[online],[令和5年5月6日検索],インターネット<https://www.mikimoto.com/jp_jp/jewellery/categories/pearl-necklaces>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ネックレスやブレスレットの糸はいつ切れるかわからない。その結果、ネックレスやブレスレットの購入者は頻繁に糸の交換を強いられる。糸が切れると、ビーズはばらばらに散ってしまう。拾い集めるだけでも困ってしまう。購入者は常に糸切れを心配しながらネックレスやブレスレットを身につける。しかも、こうしたネックレスやブレスレットでは修理以外でビーズの交換は想定されていない。
【0006】
本発明は、糸切れを心配することなく長期にわたって1列に並んだ球状宝飾体を披露することができる宝飾品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態によれば、基準軸に並列に線形に延びる第1フレームと、前記第1フレームに並列に線形に延びて、前記第1フレームとの間に、軸方向に1列に並ぶ球状宝飾体を収容する大きさを有し前記基準軸に同軸の円筒空間を区画する第2フレームと、前記第1フレームおよび前記第2フレームの少なくともいずれかに固定されて、前記円筒空間の下端を区画する規制体とを備え、前記第1フレームおよび前記第2フレームは、前記1列にわたって前記円筒空間の周方向に前記球状宝飾体の外径よりも小さい間隔を維持する剛性に形成される宝飾品は提供される。
【0008】
第1フレームおよび第2フレームは円筒空間内に1列に並ぶ球状宝飾体を保持する。円筒空間では均一な円形断面が連続することから、球状宝飾体は確実に円筒空間の下端まで行き着くことができる。第1フレームおよび第2フレームは良好に1列に球状宝飾体を並べることができる。このとき、球状宝飾体のすべてにわたって間隔は延びることから、球状宝飾体のすべては良好に視認されることができる。すべての球状宝飾体は漏れなく宝飾品の美観に寄与することができる。とはいえ、第1フレームおよび第2フレームは、球状宝飾体の外径よりも小さい間隔で離れて配置されることから、確実に円筒空間から球状宝飾体の落下を防止することができる。球状宝飾体は円筒空間内に収容されるだけなので、簡単に入れ替えられることができる。球状宝飾体には、例えば真珠のほか、球状にカットされたダイヤモンドその他の宝石や、球状にカットされたガラス体が含まれることができる。
【0009】
宝飾品は、前記円筒空間の上端に接続される貫通孔に刻まれる雌ねじにかみ合う雄ねじと、前記雄ねじに結合される摘まみとを有するキャップをさらに備えてもよい。雄ねじは円筒空間の上端を塞ぐことができる。キャップは円筒空間内に球状宝飾体を保持することができる。宝飾品の利用者は摘まみを摘まんで雌ねじおよび雄ねじの結合および分離を実現することができる。こうして利用者は手軽に円筒空間内の球状宝飾体を交換することができる。例えば、紫外線や汗で劣化した球状宝飾体は新しい球状宝飾体に刷新されることができる。その他、利用者は様々な種類の球状宝飾体で宝飾品のデザインを楽しむことができる。
【0010】
前記貫通孔には、前記円筒空間の上端および前記雌ねじの間で、軸方向に線形に変位自在に前記雄ねじを受け入れる遊び空間が区画されてもよい。雄ねじがねじ込まれて雌ねじを通過すると、雄ねじは雌ねじから離脱して遊び空間内に受け入れられる。雄ねじと雌ねじとのかみ合いは妨げられる。キャップの離脱は制止されることができる。ただし、雌ねじに対して意図的に雄ねじが位置合わせされれば、雄ねじは遊び空間から雌ねじにかみ合うことができる。かみ合った時点でキャップが操作されれば、キャップは取り外されて円筒空間は開放されることができる。キャップの操作にあたって宝飾品の利用者は摘まみを摘まめばよい。雄ねじのかみ合わせにあたってキャップは引き上げられると同時に基準軸回りに駆動されればよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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