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公開番号2024165018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023080823
出願日2023-05-16
発明の名称表示システム
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約【課題】コンテンツを識別する識別情報が印刷された印刷物を保存しておくことに新たな価値を付与し、当該印刷物を捨てられ難くする。
【解決手段】表示システム2Aは、管理装置30Aと、通信網NWを介して管理装置30Aと通信する端末装置40Aとを含む。管理装置30Aは、第1コンテンツに対応付けて第1コンテンツを一意に示す識別情報M4を記憶する。端末装置40Aは、識別情報M4の一部が印刷されたチラシP2と識別情報M4の他の部分が印刷されたチラシP3とに同時に翳された場合に、チラシP2とチラシP3とから識別情報M4を読み取り、当該識別情報M4に対応する第1コンテンツを管理装置30Aから取得する。そして、端末装置40Aは、取得した第1コンテンツを表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1コンテンツに対応付けて前記第1コンテンツを一意に示す第1識別情報を記憶する管理装置と、表示装置を備えるとともに前記管理装置と通信する端末装置とを含み、
前記端末装置は、
前記第1識別情報の一部が印刷された第1印刷物と前記第1識別情報の他の部分が印刷された第2印刷物とに同時に翳された場合に、前記第1印刷物と前記第2印刷物とから前記第1識別情報を読み取る読み取り部と、
前記管理装置と通信することによって、前記読み取り部により読み取った前記第1識別情報に対応するコンテンツを取得する取得部と、
前記取得部により取得したコンテンツを表示する表示制御部と、を備える、
表示システム。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記管理装置は、
前記第1識別情報を前記端末装置から受信した場合に前記第1コンテンツを前記端末装置へ送信する送信部を備え、
前記端末装置における前記取得部は、前記読み取り部により読み取った識別情報を前記管理装置へ送信し、前記管理装置から送信されるコンテンツを受信することにより、前記読み取り部により読み取った識別情報に対応するコンテンツを取得する、
請求項1に記載の表示システム。
【請求項3】
前記管理装置は、
第2コンテンツに対応付けて前記第2コンテンツを一意に示す第2識別情報を記憶するとともに、
前記第1識別情報及び前記第1コンテンツと前記第2識別情報と前記第2コンテンツとを、前記端末装置からの要求に応じて前記端末装置へ送信する送信部を備え、
前記取得部は、前記読み取り部により識別情報が読み取られた場合に、前記要求を前記管理装置へ送信することにより、前記読み取り部により読み取った識別情報に対応するコンテンツを含むコンテンツ群と各コンテンツに対応する識別情報とを取得し、
前記端末装置は、
前記取得部により前記管理装置から取得したコンテンツと識別情報との組を互いに対応付けて記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された識別情報と前記読み取り部により読み取った識別情報とに基づいて、前記読み取り部により読み取った識別情報に対応するコンテンツを選択する選択部と、を備え、
前記表示制御部は、前記選択部により選択されたコンテンツを前記表示装置に表示する、
請求項1に記載の表示システム。
【請求項4】
前記取得部は、前記読み取り部により読み取った識別情報に対応するコンテンツが前記記憶部に記憶されていない場合に、前記要求を前記管理装置へ送信する、
請求項3に記載の表示システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端末装置にコンテンツを表示させる表示システムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
写真、絵、又は動画等の各種コンテンツに二次元コード等の識別情報を予め対応付けておき、当該識別情報が印刷された印刷物を配布することが一般に行われている。そして、スマートフォン等の端末装置に当該印刷物から識別情報を読み取らせ、当該識別情報に対応するコンテンツを当該端末装置に表示させることが提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2018/230626号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年では、広告等の大衆伝達を目的としたチラシ、ビラ、フライヤー又はリーフレット等の印刷物に、各種コンテンツに対応する識別情報を印刷しておくことが提案されている。以下では、広告等の大衆伝達を目的とした印刷物は、ビラ、フライヤー及びリーフレットを含めてチラシと称される。チラシは一度目を通されると再度見直されることは少なく、捨てられることが多かった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の好適な態様に係る表示システムは、管理装置と、表示装置を備えるとともに前記管理装置と通信する端末装置とを含む。前記管理装置は、第1コンテンツに対応付けて前記第1コンテンツを一意に示す第1識別情報を記憶する。前記端末装置は、読み取り部と、取得部と、表示制御部と、を備える。読み取り部は、前記第1識別情報の一部が印刷された第1印刷物と前記第1識別情報の他の部分が印刷された第2印刷物とに同時に翳された場合に、前記第1印刷物と前記第2印刷物とから前記第1識別情報を読み取る。前記取得部は、前記管理装置と通信することによって、前記読み取り部により読み取った前記第1識別情報に対応するコンテンツを取得する。前記表示制御部は、前記取得部により取得したコンテンツを表示する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、コンテンツに対応する識別情報が印刷された印刷物を保存しておくことに新たな価値を付与することができ、当該印刷物が捨てられ難くなる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の第1実施形態による表示システム2Aの構成例を示す図である。
チラシP2、及びチラシP3の一例を示す図である。
管理装置30Aの構成例を示す図である。
管理装置30Aの記憶装置320に記憶されている管理テーブルTBL2の格納内容の一例を示す図である。
管理装置30Aの処理装置330がプログラムPRC1に従って実行する送信方法における処理の流れを示すフローチャートである。
端末装置40Aの構成例を示す図である。
チラシP2に端末装置40Aが翳された場合のコンテンツの表示例を示す図である。
チラシP2及びチラシP3に同時に端末装置40Aが翳された場合のコンテンツの表示例を示す図である。
端末装置40Aの処理装置430がプログラムPRD1に従って実行する表示方法における処理の流れを示すフローチャートである。
本開示の第2実施形態による表示システム2Bの構成例を示す図である。
管理装置30Bの構成例を示す図である。
管理装置30Bの処理装置330がプログラムPRC2に従って実行する送信方法における処理の流れを示すフローチャートである。
端末装置40Bの構成例を示す図である。
端末装置40Bの処理装置430がプログラムPRD2に従って実行する表示方法における処理の流れを示すフローチャートである。
変形例(2)の管理テーブルTBL2の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(A:第1実施形態)
図1は、本開示の一実施形態による表示システム2Aの構成例を示す図である。図1に示されるように、表示システム2Aは、管理装置30Aと、通信網NWを介して管理装置30Aと通信する端末装置40Aとを含む。図1では、端末装置40Aが1つだけ図示されているが、複数の端末装置40Aが表示システム2Aに含まれてもよい。
【0009】
管理装置30Aには、チラシP2に印刷される二次元コード等の識別情報M1に対応付けて当該識別情報M1に対応するコンテンツを表すコンテンツデータが予め記憶されている。端末装置40Aは、例えばスマートフォン又はタブレット端末等の情報処理装置である。端末装置40Aは、チラシP2に翳された場合に、チラシP2に印刷された識別情報M2を読み取り、読み取った識別情報M2に対応するコンテンツを表示する。また、端末装置40Aは、識別情報M3が印刷されたチラシP3に翳された場合、識別情報M3を読み取り、読み取った識別情報M3に対応するコンテンツを表示する。なお、識別情報に対応するコンテンツがARコンテンツである場合、端末装置40Aは、当該識別情報が印刷されたチラシの画像に重ねて当該ARコンテンツを表示する。
【0010】
図2は、本実施形態におけるチラシP2及びチラシP3を説明するための図である。チラシP2は、例えば北海道にある野球場BP1の入場口にて第1の日付に来場した観客に配布される。チラシP3は、例えば野球場BP1の入場口にて、第1の日付よりも後の第2の日付に来場した観客に配布される。端末装置40Aのユーザは、観客として野球場BP1に入場することでチラシP2及びチラシP3を入手する。本実施形態において、チラシP2に印刷された識別情報M2は、野球場BP1内に設けられた第1の飲食店にて利用可能な仮想クーポン券Uに対応する。端末装置40Aのユーザは、識別情報M2に基づいて仮想クーポン券Uを端末装置40Aに表示させ、仮想クーポン券Uを表示させた状態の端末装置40Aを第1の飲食店の店員に見せることで、仮想クーポン券Uに対応する所定の商品を受け取ることができる。以下では、仮想クーポン券に対する商品を受け取ることは、仮想クーポン券の使用と称される。
(【0011】以降は省略されています)

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