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公開番号
2024164636
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023080262
出願日
2023-05-15
発明の名称
帯電装置、プロセスカートリッジ、および、画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G03G
15/02 20060101AFI20241120BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】簡素な構成により帯電ローラの汚れを抑制し、良好な帯電を行うことができる帯電装置を提供。
【解決手段】像担持体を帯電させる帯電部材と、帯電部材に押圧され、帯電部材の回転に伴って帯電部材の表面に摺擦されるクリーニング部材を有する帯電装置であって、クリーニング部材は、少なくとも、粗し粒子を含有しており帯電部材に当接する第1の層を含み、第1の層は帯電部材の表面よりもマルテンス硬さが高く、粗し粒子は、帯電部材の前記表面に付着するトナーにおける最もモース硬度の高い成分と同等以上のモース硬度を有する帯電装置を用いる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体を帯電させる帯電部材と、
前記帯電部材に押圧され、前記帯電部材の回転に伴って前記帯電部材の表面に摺擦されるクリーニング部材と、
を有する帯電装置であって、
前記クリーニング部材は、少なくとも、粗し粒子を含有しており前記帯電部材に当接する第1の層を含み、
前記第1の層は前記帯電部材の前記表面よりもマルテンス硬さが高く、
前記粗し粒子は、前記帯電部材の前記表面に付着するトナーにおける最もモース硬度の高い成分と同等以上のモース硬度を有する
ことを特徴とする帯電装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記クリーニング部材は、前記第1の層と、前記第1の層を支持する可撓性を有する第2の層と、を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。
【請求項3】
前記第2の層に、接着剤により前記粗し部材が塗布されることにより、前記第1の層が形成される
ことを特徴とする請求項2に記載の帯電装置。
【請求項4】
前記帯電部材の前記表面に付着する前記トナーの成分は、前記トナーの外添剤を含む
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の帯電装置。
【請求項5】
前記粗し粒子は、モース硬度が6以上の材質である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の帯電装置。
【請求項6】
前記粗し粒子は、モース硬度が7以上の材質である
ことを特徴とする請求項5に記載の帯電装置。
【請求項7】
前記粗し粒子は、新モース硬度が7以上の材質である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の帯電装置。
【請求項8】
前記粗し粒子は、新モース硬度が8以上の材質である
ことを特徴とする請求項7に記載の帯電装置。
【請求項9】
前記クリーニング部材の前記第1の層の表面粗さRaは、0.18μm以上、2.41μm以下である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の帯電装置。
【請求項10】
前記粗し粒子の粒度は、0.3μm以上、12μm以下である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の帯電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、帯電装置、プロセスカートリッジ、および、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成装置においては、感光ドラムおよび感光ドラムに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。同様に現像装置をカートリッジ化したものも実用化されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。
【0003】
感光ドラムを一様に帯電させる手段としては、導電性ゴムローラ(以下帯電ローラと称す)を感光ドラムに当接回転させる方法(所謂、接触帯電方式)が一般に知られている。このような帯電ローラによる感光ドラムの帯電方法はコロナ放電による帯電方法に比べ、オゾンの発生が少ないという利点がある。一方、感光ドラム上には転写残トナーをクリーニング手段によって清掃した後にもごく微量のトナー、あるいはトナーに含まれる帯電制御剤や外添剤等が存在している。接触帯電方式においては、それらクリーニング手段によって清掃されなかった感光ドラム上の残留物が帯電ローラに付着してしまう場合がある。この場合、感光ドラムを所望の電位に帯電することができなくなる帯電不良が発生する場合があった。
【0004】
そこで、特許文献1には、帯電ローラのクリーニング部材としてクリーニングローラを用いた構成が開示されている。また、特許文献2には、帯電ローラのクリーニング部材として、ポリイミドフィルム等からなるクリーニングシートを用いた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平5-297690号公報
特許第4856974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1のクリーニングローラを用いた構成においては、クリーニング部材の高コスト化と共に、クリーニング部材を回転可能にするための支持部材等が必要であり、帯電装置の大型化に繋がってしまう。
【0007】
特許文献2のクリーニングシートを用いた構成は、装置の簡素化、小型化を達成することができる。一方で、クリーニング後の感光ドラム上に残留したトナー、あるいはトナーに含まれる帯電制御剤や外添剤等の付着物が多い場合において帯電ローラの汚れを抑制する効果が不十分である場合があった。また、昨今、画像形成装置やプロセスカートリッジの高寿命化に伴い、軽微なクリーニング不良であっても長期的に帯電ローラを汚染することによって画像不良が発生する場合があった。
【0008】
本発明は以上のような点を鑑みてなされたものであり、簡素な構成により帯電ローラの汚れを抑制することができる帯電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、以下の構成を採用する。すなわち、
像担持体を帯電させる帯電部材と、
前記帯電部材に押圧され、前記帯電部材の回転に伴って前記帯電部材の表面に摺擦されるクリーニング部材と、
を有する帯電装置であって、
前記クリーニング部材は、少なくとも、粗し粒子を含有しており前記帯電部材に当接する第1の層を含み、
前記第1の層は前記帯電部材の前記表面よりもマルテンス硬さが高く、
前記粗し粒子は、前記帯電部材の前記表面に付着するトナーにおける最もモース硬度の高い成分と同等以上のモース硬度を有する
ことを特徴とする帯電装置である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、簡素な構成により帯電ローラの汚れを抑制することができる帯電装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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