TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024157488
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-07
出願番号2023071902
出願日2023-04-25
発明の名称画像形成システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B65H 5/00 20060101AFI20241030BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 画像形成システムの内部に滞留したシートに対して、ユーザーが適切な処理を行うことを容易にする。
【解決手段】 画像形成システム1は、シートに画像を形成する画像形成装置300と、シートを除電する除電装置500と、情報を表示するディスプレイ100aと、を備える。CPU351は、ジョブが中断した場合に、シートが滞留している滞留位置に基づいて、シートの帯電状態に関する情報をディスプレイ100aに表示する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置により画像形成されたシートを除電する除電部を有する除電装置と、
情報を表示する表示部と、
ジョブが中断した場合に、シートが滞留している滞留位置に基づいて、シートの帯電状態に関する情報を前記表示部に表示する制御部と、
を備える、
ことを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、ジョブが中断した場合に、シートの前記滞留位置を前記表示部に表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記除電部よりも上流の位置で滞留したシートに対応するマークを第1の色で表示し、前記除電部よりも下流の位置で滞留したシートに対応するマークを第1の色とは異なる第2の色で表示する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記制御部は、ジョブが中断した場合に、滞留しているシートの除電方法を前記表示部に表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記制御部は、ジョブが中断した際に、前記除電部よりも上流の位置に滞留したシートがある場合は、シートの帯電状態に関する前記情報を前記表示部に表示し、前記除電部よりも上流の位置に滞留したシートがない場合は、シートの帯電状態に関する前記情報を前記表示部に表示しない、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記除電部は、シートに対して接触した状態でシートを除電する除電ローラ対と、シートに対して非接触の状態でシートを除電する非接触除電部と、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記画像形成装置は、シートにトナー像を転写する転写部を有し、
前記除電部は、シートに対して接触した状態でシートを除電する除電ローラ対を有し、
前記制御部は、シート搬送方向において、前記転写部と前記除電ローラ対との間の位置に滞留しているシートがある場合に、シートの帯電状態に関する前記情報を前記表示部に表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項8】
シートに画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置により画像形成されたシートを除電する除電部を有する除電装置と、
情報を表示する表示部と、
ジョブが中断した場合に、滞留しているシートの種類に基づいて、シートの帯電状態に関する情報を前記表示部に表示する制御部と、
を備える、
ことを特徴とする画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
シートに画像を形成する画像形成システムは、画像形成部により画像形成されたシートを排出トレイに積載する。このような画像形成システムにおいては、画像形成時にシートが帯電することによって、排出されたシート同士が貼り付いて積載不良が発生する場合がある。そこで、特許文献1は、画像形成されたシートに蓄積された電荷を除去する除電装置を備えた画像形成システムを開示している。特許文献1に記載されている画像形成システムは、画像形成装置と除電装置の間に搬送速度を変化させる中継装置を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-161568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、画像形成システムにおいて紙詰まり(シートジャム)等のエラーによってジョブが中断された場合、画像形成システムの内部に複数のシートが滞留した状態となる。そのため、ユーザーは画像形成システムの内部から滞留したシート(以下、滞留シートとも呼ぶ。)を取り除く必要がある。そして、ユーザーが滞留シートを取り除く際、除電装置による除電処理が実行されていないシートについては、ユーザーがそのシートに対して除電処理を行ってから取り除くことが好ましい。しかしながら、シートが帯電しているか否かはシートの外観からはわかりにくいため、ユーザーが画像形成システム内に滞留したシートに対して適切な処理を行うことが難しいという課題があった。
【0005】
そこで、本発明は、画像形成システムの内部に滞留したシートに対して、ユーザーが適切な処理を行うことを容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置により画像形成されたシートを除電する除電部を有する除電装置と、情報を表示する表示部と、ジョブが中断した場合に、シートが滞留している滞留位置に基づいて、シートの帯電状態に関する情報を前記表示部に表示する制御部と、を備える、ことを特徴とする画像形成システムである。
【0007】
また、本発明の別の一態様は、シートに画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置により画像形成されたシートを除電する除電部を有する除電装置と、情報を表示する表示部と、ジョブが中断した場合に、滞留しているシートの種類に基づいて、シートの帯電状態に関する情報を前記表示部に表示する制御部と、を備える、ことを特徴とする画像形成システムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、画像形成システムの内部に滞留したシートに対して、ユーザーが適切な処理を行うことを容易にすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成システムの構成図。
画像形成システムの制御構成図。
ディスプレイに表示されるジャム処理画面。
ジャムが発生した際の制御を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、本技術の適用範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
印刷装置
3日前
キヤノン株式会社
電子機器
3日前
キヤノン株式会社
測距装置
10日前
キヤノン株式会社
現像装置
3日前
キヤノン株式会社
測距装置
3日前
キヤノン株式会社
通信装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
定着装置
11日前
キヤノン株式会社
光学機器
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
キヤノン株式会社
乾燥装置
10日前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
3日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
4日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
10日前
キヤノン株式会社
画像記録方法
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
冊子作製装置
11日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
11日前
キヤノン株式会社
放射線撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
放射線検出装置
3日前
キヤノン株式会社
シート給送装置
10日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド
3日前
キヤノン株式会社
画像形成システム
10日前
キヤノン株式会社
構造体および筐体
10日前
キヤノン株式会社
ガルバノスキャナ
10日前
キヤノン株式会社
測距装置および機器
3日前
キヤノン株式会社
演算装置、演算方法
3日前
キヤノン株式会社
樹脂微粒子の製造方法
3日前
キヤノン株式会社
記録装置及び吐出方法
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置および制御方法
3日前
キヤノン株式会社
電源装置及び画像形成装置
10日前
続きを見る