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公開番号
2024163628
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079405
出願日
2023-05-12
発明の名称
情報処理システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20241115BHJP(計算;計数)
要約
【課題】3次元空間上での操作において他のユーザの指示位置の把握しやすさと視認性低下防止の両立が可能な技術を提供する。
【解決手段】情報処理システムが、複数のユーザによって共有される仮想的な3次元空間について、第1のユーザの視点からの視野を表す第1の画像を生成し、各ユーザが前記3次元空間内の点を指し示すために用いる指示UIを前記第1の画像に合成する、画像生成部と、第2のユーザが前記指示UIによって指し示す前記3次元空間内の点である、前記第2のユーザの指示位置を、前記第1のユーザの視点から見た場合の視認性を判定する判定部と、前記判定部による判定結果に応じて、前記第1の画像における前記第2のユーザの指示UIの表示方法を切り替えるUI表示制御部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のユーザによって共有される仮想的な3次元空間について、第1のユーザの視点からの視野を表す第1の画像を生成し、各ユーザが前記3次元空間内の点を指し示すために用いる指示UI(ユーザインターフェイス)を前記第1の画像に合成する、画像生成部と、
第2のユーザが前記指示UIによって指し示す前記3次元空間内の点である、前記第2のユーザの指示位置を、前記第1のユーザの視点から見た場合の視認性を判定する判定部と、
前記判定部による判定結果に応じて、前記第1の画像における前記第2のユーザの指示UIの表示方法を切り替えるUI表示制御部と、
を有する情報処理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記第2のユーザの指示位置が前記第1のユーザの視点から見える位置にある場合に前記第2のユーザの指示位置の視認性が良いと判定し、前記第2のユーザの指示位置が前記第1のユーザの視点から見えない位置にある場合に前記第2のユーザの指示位置の視認性が悪いと判定する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記判定部による判定結果が変化した後、同じ判定結果が所定時間続いた時点で、前記UI表示制御部は、第1の画像における前記第2のユーザの指示UIの表示方法を切り替える、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記判定部は、前記第1の画像に含まれる物体の奥行き情報を用いて、前記第2のユーザの指示位置が前記物体の手前側にある場合に前記第2のユーザの指示位置の視認性が良いと判定し、前記第2のユーザの指示位置が前記物体の奥側にある場合に前記第2のユーザの指示位置の視認性が悪いと判定する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記指示UIは、ユーザが指し示す前記3次元空間内の点である指示位置を表すポインタと、ユーザが指し示す方向である指示方向を表すレイと、を含み、
前記UI表示制御部は、
前記判定部によって前記第2のユーザの指示位置の視認性が悪いと判定された場合は、前記第2のユーザのレイを表示し、
前記判定部によって前記第2のユーザの指示位置の視認性が良いと判定された場合は、前記第2のユーザのレイを非表示にする、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記指示UIは、ユーザが指し示す前記3次元空間内の点である指示位置を表すポインタと、ユーザが指し示す方向である指示方向を表すレイと、を含み、
前記UI表示制御部は、
前記判定部によって前記第2のユーザの指示位置の視認性が悪いと判定された場合は、前記第2のユーザのポインタの表示方法を変更し、
前記判定部によって前記第2のユーザの指示位置の視認性が良いと判定された場合は、前記第2のユーザのレイを非表示にする、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記UI表示制御部は、前記第1のユーザが所定の操作をしているときのみ前記第2のユーザの指示UIを表示するように制御する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記UI表示制御部は、複数のユーザの指示UIが前記第1の画像上で互いに重なる場合に、互いに重なる前記指示UIの表示方法を変更する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記判定部は、前記第1のユーザの視点と前記第2のユーザの指示位置のあいだの距離が閾値以上である場合に前記第2のユーザの指示位置の視認性が悪いと判定し、前記距離が前記閾値未満である場合に前記第2のユーザの指示位置の視認性が良いと判定する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記閾値は、前記第2のユーザの視点と前記第2のユーザの指示位置のあいだの距離に基づいて決定される、
請求項9に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、LAN(Local Area Network)などを介してコンピュータ同士を接続し、複数人で参加可能なオンライン会議を行うことができるシステムがある。このオンライン会議の一つの機能として、複数人の参加者が同じ表示画面を共有しリアルタイムかつ同時に操作ができるようにした、画面共有機能が知られている。例えば特許文献1では、画面共有機能において、それぞれのユーザが指し示している位置(指示位置)をポインタで表示し、それぞれのユーザの指示位置を視覚的に容易に区別することが可能な技術が提案されている。
【0003】
近年は、VR(Virtual Reality)やMR(Mixed Reality)のような技術を利用し、複数のユーザが仮想的な3次元空間を共有する空間共有システムも登場している。3次元空間では奥行き方向の情報も含まれることから、あるユーザの指示位置が、別のユーザから見たときに物体の奥側(死角)に存在するといった状況が発生する。それゆえ、特許文献1の技術を3次元空間にそのまま適用しても、他のユーザのポインタが視認できず、他のユーザがどこを指し示しているのか知覚できない可能性がある。
【0004】
この問題を解決する方法の一つとして、VRやMRにおける表示画面に、ユーザの位置(例えば手の位置や視点位置)からユーザの指示位置に向かう光線(レイ)を表示する方法がある。他のユーザの指示位置が物体の陰で見えなかったとしても、他のユーザから伸びるレイの表示によってその人が指し示しているところを概ね認識することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平3-119478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、レイは空間に占める割合がポインタに比べて大きいため、複数人での作業時にすべてのレイを表示してしまうと他のユーザのレイが邪魔になって視認性が悪くなることがあるという課題がある。
【0007】
また、VRやMRでは車や大型機械などの大きなものをCG(Computer Graphics)として表示する用途で用いられることもあり、指示位置が他のユーザから離れた箇所になることがある。そのような場合にポインタが小さくて他のユーザからは指示位置がわかりにくい状況が生じる可能性がある。とはいえ、遠くのユーザからも見えるようにポインタを大きくしてしまうと指示位置の近くにいる人はポインタが邪魔になりCGが見にくくなるという課題がある。
【0008】
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであり、3次元空間上での操作においても他のユーザの指示位置の把握しやすさと視認性低下防止の両立が可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、複数のユーザによって共有される仮想的な3次元空間について、第1のユーザの視点からの視野を表す第1の画像を生成し、各ユーザが前記3次元空間内の点を指し示すために用いる指示UI(ユーザインターフェイス)を前記第1の画像に合成する、画像生成部と、第2のユーザが前記指示UIによって指し示す前記3次元空間内の点である、前記第2のユーザの指示位置を、前記第1のユーザの視点から見た場合の視認性を判定する判定部と、前記判定部による判定結果に応じて、前記第1の画像における前記第2のユーザの指示UIの表示方法を切り替えるUI表示制御部と、を有する情報処理システムを含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、3次元空間上での操作において他のユーザの指示位置の把握しやすさと視認性低下防止の両立が可能な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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